No.7789は札幌市の会社の小六(ころく)、北海道限定 うにラーメン。二年前に同社のかにみそラーメン(No.7368)、ほたて醤油ラーメン(No.7390)を紹介している。しかし以前は製造者がマルワ製麺で小六はあくまで販売者だったのが、今回は製造者も小六になっていた。この二年の間に何があったんだろう?
うにを前面に据えた即席麺は少なく、ウチでも過去にカップヌードルリッチと釜石振興開発(袋)の二品しか取り上げていない。そして両者ともうにらしい磯臭さや生臭さを抑えた、なるべく嫌われないように配慮したような味作りだと感じた。もちろん間口を広げることは大切だが、物足りなさを感じたのも事実である。
食べてみて、今まで食べたうにラーメンとは違い、ストレートにうにの存在が感じられる。具なしの製品であり、かつ麺にもうにを練り込んだ形跡はなく、スープだけでうにの存在感を出していることになるが、結構思い切った味のスープだなあと思った。
水に塩を砂糖を混ぜ沸騰させ、そこへ生うにをドバッと投入して軽く煮出したようなうにのうま味が出ている。正直言ってあまり上品だとか丁寧という味ではなく、粗野とか無骨と形容するような荒々しさではあるが、即席麺や加工食品の枠をはみ出すような勢いの良さを感じた。
正直言って万人向けの味ではない。磯臭いうにの香りと塩辛さと甘さを除くとスカスカであり、大企業の製品のような調味料で隙間を埋め尽くしたバランス重視でソツのない味は望めない。
ただ味に引き算はできないが足し算は出来る。叶うならば生うにを添えたいところだが、それが無理なら例えば醤油とか日本酒を足して隙間を埋める、なんて手もあるかもしれない。その一方で脂ぎった味の濃い肉や生卵等の場違いな具は入れない方がいいと思う。
あと製造者の表示が従来のマルワ製麺から小六に変わったことに関係しているかどうかは不明だが、従来の小六の製品よりも麺が力強いというか、無骨な食感になったなあと思った。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | 袋ラーメン |
| EANコード | 4 560101 973727 |
| 会社名 | 小六 |
| 製品名 | 北海道限定 うにラーメン |
| 謳い文句 | うに風味塩スープ 生うにの濃厚な甘みと天然塩が奏でる磯の饗宴 濃厚スープが絡む中太ちぢれ麺 熟成乾燥麺 |
| 調理方法 | ゆで6分分離調理 |
| 質量 | 内容量132g/麺90g |
| 熱量 | 378.0kcal (1,588kJ) |
| Na | 〜g(食塩相当量7.4g) |
| 付属品 | 液体スープ |
| ノンフライ麺 | ○ |
| 湯切り | 要 |
| 麺 | 麺は幅3mmの扁平で、厚みもあり、断面積が大きいです。小麦粉の塊といった感じのゴツゴツした力強い舌触りで、即席らしからぬ存在感があります。硬めで、弾力感も少なく、モチモチとかプリプリとは対極にある食感です。また繊細さも持ち合わせてはいませんが、香りは良いです。 |
| 汁・ソース | スープは濁りのある淡い茶色です。口に含んだ瞬間、まるで塩と砂糖だけを入れたお湯で ウニを煮込んだような、素朴で自然な香りが広がります。逆に大量生産の即席麺のような、調味料をふんだんに使った 隙の無さはありません。味や香りの要素が少ないような、緩い感じです。醤油の香りは殆どしません。また、油っぽさや辛い刺激もありません。 |
| 具・その他 | やはり欲を言えば、具として良質のウニを添えたいです。香り付けに日本酒を垂らすのも、いいかもしれません。下手な小細工をせず、麺とスープの個性をむき出しにしていて、好き嫌いが分れそうですが面白い製品です。 |
| 総合評価 | ★★★3 |
| 試食日 | 2025/09/27 |
| 賞味期限 | 2025/12/01 |
| 入手方法 | 2025/07/03 旭岳ロープウェイ山麓駅 |
| 税込購入価格 | 295 JPY |



