No.7732はネパールのAsian Thai Foods、2pm Noodles Akabaré Chicken。アカバレとはネパールが原産の、ミニトマトみたいに丸っこい激辛唐辛子のこと。
パッケージ裏面には誇らしげに”The Hottest Noodles of Nepal”と書いてある。また付属のチリペーストには25%(の使用)なら笑顔、50%なら熱々、100%だと叫ぶ辛さだとの説明が付いている。
辛さの指標スコヴィル値は8,000SHU(Scoville Heat Units)とのこと。とはいっても私はこの値と実際の体感上の辛さとが全然結びついていないので、いまいちピンとこないのだが。
食べてみて、確実に激辛の領域に入る製品である。だが日本代表としてペヤングの獄激辛やきそばと比べると涙や鼻水の噴出量が少なく、流出に至るまでのタイムラグも大きい。なので獄激辛が完食出来る人ならば何も恐れることはない。
ただ辛さの質が違い、今回の品は重く湿ったような刺激であり、カラッとしてカミソリのようにキレる辛さではない。少し陰気な印象。まあ辛さ耐性が並以下の人は手を出さないのが吉。
あと、豆を発酵させたような中国朝鮮系の○○醬みたいな香りと酸味が出ており、日本の味噌ラーメンに一脈通じるものがあると思った。一方で麺はとても鈍重な食感であり、日本人の嗜好には合わないだろう。
※すみません、しばらくの間本ブログ及びYouTube動画の更新をお休みさせていただきます。
国名 | ネパール |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 9 506000 024073 |
会社名 | Asian Thai Foods |
製品名 | 2pm Noodles Akabare Chicken |
謳い文句 | The Hottest Noodles of Nepal |
調理方法 | ゆで5〜7分 |
質量 | 内容量100g |
熱量 | 436kcal(1,831kJ) |
Na | 1.03g |
付属品 | 粉末スープ、かやく(グリーンピース・人参・キャベツ・ねぎ)、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 麺は幅3mm弱の角断面で、厚みもあり、ボリューム感に富みます。気泡感はなく密度が高い印象で、重量感があります。反面歯応えは鈍重で、麺の香りも沈んだ感じで、活きが悪い印象です。日本人がラーメンに対して期待する要件を満たしていないと感じます。 |
汁・ソース | スープは濃い赤茶色で、ドロッとした舌触りです。豆を発酵させたような、味噌っぽい香りがします。ネパールの丸い唐辛子アカバレAkabareを使っていて、とても辛いです。但し鋭い辛さではなく、鈍く重たい辛さです。うま味は控えめで、嫌味はありません。かやくとして細かな乾燥野菜が入っています。 |
具・その他 | ネパールで一番辛い即席麺と銘打っており、覚悟が必要な製品です。チリペーストの量を調整しながら食べるのがいいでしょう。ただ、辛さ以外は麺もスープもモッサリして鈍く、爽快感に欠けます。 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2025/06/18 |
賞味期限 | 2025/08/17 |
入手方法 | 2025/04/09 Pokhara Bazar |
税込購入価格 | 100 JPY |