No.7397はサンヨー食品、サッポロ一番 札幌ラーメンどさん子監修味噌ラーメン。学生の頃どさん子には時々食べに行ったり、知人がバイトをしていたりで何かと接点があったものだが、ここ三十年以上全く行っていない。当初はどさん「娘」と区別が付いていなかったよ。
サッポロ一番ブランドの味噌ラーメンでパッケージの地色が橙色とくれば、当然定番のみそラーメンをちょいと弄っただけの派生商品だろうと思ったのだが、改めて製品名を見るとみそではなく味噌の漢字表記でありラーメンの書体も違う。ということは定番のサッポロ一番シリーズとは一線を画した企画なのだな。よく見たら「ご当地熱愛麺」というサブブランドも付いているし。
食べてみて、黄色い麺ともやしを炒めたような匂いから学生の頃どさん子へ食べに行った記憶が蘇ってきたよ(これは誉め言葉である)。そして中身は定番のサッポロ一番みそラーメンと全くの別物であり、どちらが好みかと問われれば今回の品だと答える。
揚げ麺で粉末スープと調味油。枯れた技術なので決して高級感や上質さがあるわけではないが、街のラーメン屋さんで漂ってくるような、妙なライブ感があるのが面白い。そしてこれが本製品のかけがえのない個性になっている。願わくば短期間で終売にはせず、長く売り続けてほしいなあ。
麺は幅2.5mmの角断面で、角は丸められている。表面は滑らかでツルツルした舌触り。粘りと弾力がありプルプルした食感。普通のサッポロ一番みそラーメンよりも軽いというか、今風の麺になっている印象。
スープは濁りのある薄めの茶色で、カルシウムというかミルキー感のある甘めの味噌味。確かにもやしを炒めたような匂いがする。反面味噌っぽい香りは軽くて控えめで、ポーク系のうま味が強く出ている。七味は付いないものの軽い唐辛子の刺激がある。黒胡麻の香りが効果的。
もやしやキャベツや豚の挽肉を高温で炒めて合わせると、とてもうまく合いそうだ。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 901734 049395 (5p:049401) |
会社名 | サンヨー食品 |
製品名 | サッポロ一番 札幌ラーメン どさん子監修 味噌ラーメン |
謳い文句 | ご当地熱愛麺 創業昭和三十六年 炒め野菜薫る |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | 内容量99g/麺80g |
熱量 | 468kcal (1959kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.7+3.8g) |
付属品 | 粉末スープ、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 2.5mmで黄色い、ツルツル滑らか、粘りと弾力、普通のサッポロ一番より今風の食感 |
汁・ソース | 味噌濃度は薄め、ミルキー感がある、もやしを炒めた匂い、豚の旨味、唐辛子の刺激 |
具・その他 | 黒胡麻が効果的、炒めた肉野菜を入れたい、袋の地色は近いが普通のポロ一とは別物 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2023/11/17 |
賞味期限 | 2023/12/05 |
入手方法 | 2023/04/25 ライフ |
税込購入価格 | 117 JPY |