No.7382 小山製麺 三千里 カルビスープラーメン

No.7382は小山製麺、三千里 カルビスープラーメン。岩手県の会社で、三千里は同じ岩手の盛岡にある焼肉・冷麺で有名な実在店。冷麺だけでなくラーメン(温麺)もやっているようだ。

裏面には実際の製造者が略号で書かれており、麺(略号+OHB)が八郎めんであることはすぐに判明したが、液体スープ(略号+OWA)が判らないのでちょっとモヤモヤする。一方でスープの小袋にはこれを280mlの熱湯で割って溶くよう指示があるのに、ラーメン本体の作り方説明には熱湯270mlを加える指示がある。僅か10mlとはいえズレがあるな。このような表記の不一致を見つけると、何故かウキウキしてしまうのだ。

食べてみて、麺もスープも購入価格(税込324円)を納得されるぐらいに質感が高く、かつ個性的な味である。だが甘くて辛く、結構強い癖があるので好き嫌いが分かれそう。繰り返し続けて食べると飽きがきそうでもある。(実際の店舗で食べたことがないので再現性については言及できない)

麺は2mmの角断面で、縮れは弱い。柔らかめで弾力感も結構あるが、細い割にはどっしりした重量感があり、またしぶとい粘りがあるので頼りなさは感じない。一本一本が独立している感じで、強い存在感がある。中華麺らしい匂いが漂ってくる。麺を製造した八郎めんはどんどん進化しているね。

スープは濁った橙色で、とても甘い。結構辛くて、焼肉のタレのような香りと豆板醤の匂いが漂ってくる。派手な味のスープだが、決して大雑把で粗雑なものではなく、質感が高くて丁寧に調整されている印象。ビーフの香りはそう強くはない。

具なしでも退屈はしないが、やはり肉や野菜を入れたくなる。また薬味も欲しいところ。

国名 日本
ジャンル 袋ラーメン
EANコード 4 970122 591167
会社名 小山製麺
製品名 三千里 カルビスープラーメン (麺の製造は八郎めん)
謳い文句 旨辛 岩手・雫石 北は白頭山 南は漢羅山 三千里を歩き海を渡った食文化は今もみちのく岩手で受け継がれています。焼肉・冷麺
調理方法 ゆで5分分離調理
質量 Net132/麺80g
熱量 424kcal (1775kJ)
Na(麺具+汁) ~g(食塩相当量8.1g)
付属品 液体スープ
ノンフライ麺
湯切り
2mmの角断面だが重量感大、弱縮れ、柔らかめでしぶとい粘りもあり頼りなさはない
汁・ソース 濁った橙色、とても甘くて辛い、焼肉のタレのような香りと豆板醤の匂い、派手な味
具・その他 牛の匂いは強くない、麺もスープも質感は高いが癖が強いので好き嫌いが分かれそう
総合評価 ★★★3
試食日 2023/10/22
賞味期限 2023/12/10
入手方法 2023/07/12 道の駅国見SA鬼わさび本舗
税込購入価格 324 JPY