No.6654 日清麺Nippon 和歌山特濃豚骨しょうゆ

No.6654は日清食品、日清麺Nippon 和歌山特濃豚骨しょうゆ。え?フタには「行列ができる店の」って書いてあるけど「行列のできる店のラーメン」シリーズじゃないんだ。調べてみたら行列の~シリーズは今やチルド麺専門のブランドになってしまい、今回の和歌山豚骨醤油のみ麺Nipponシリーズに承継されたというか引き取ってもらった形になっているみたい。んで本製品の「行列の~」は製品名ではなくただのキャッチコピーという位置付け。

▲行列の~シリーズにカップ版が追加された
当初の品(No.1512、2000年1月)

元々行列の~シリーズは1996年9月にチルド麺のブランドとして発足し、のちにカップ版と袋版が追加されたけれども、二十年近くを経て結局チルド専門ブランドに回帰したということか。感慨深いなあ。

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No.6653 Knorr (Portugal) Asia Noodles Teriyaki

No.6653はポルトガルのUnilever、Knorr Asia Noodles Teriyaki。ヨーロッパの西端で日本にすら無いような「照り焼き味ラーメン」なんてのが存在すること自体何だか可笑しく思えてしまう。

▲ポルトガルのスーパーにて

販売はポルトガルのUnileverだが、EU製品は原産地を表示しないものが多く本製品も不明(EANコードの国籍項はオランダ)。ポルトガルは即席麺の消費量が欧州圏の中でも少なく、地政学的に他国への輸出に不利で、同国の生産だとは考えにくい。なおKnorrは元来ドイツの企業だが、ドイツとオランダの二本社制であるUnileverに吸収されたもの。関係が複雑である。

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No.6652 Super Noodles (Indonesia) Chicken Flavour(PNG向け)

No.6652はインドネシアのABC President、Super Noodles Chicken Flavour。PNG(パプアニューギニア)向け製品である。ABC Presidnetはサンバルソースやケチャップマニスで有名なABC Central Food(1991年当時。現Heinz ABC)と台湾の統一による合弁会社であり、即席麺のシェアは同国で(たぶん)三位。今回の品はPNG向けであり、輸入業者はKendo社。剣道?日本と関係があるのかな?

▲パプアニューギニアのスーパーにて

袋の商品名ロゴでSUPERの「U」が何かの形を表しているみたいだけど何なんだろう?装飾品のようにも見えるんだけど、調べても判らずじまいでモヤモヤするよ。

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No.6651 Chow (Fiji) Instant Noodles Masala Flavour

No.6651はフィジーのFMF Snax、Chow Instant Noodles Masala Flavour。フィジーは南太平洋にある300以上の島からなる群島国家で、総面積は17万Km2、人口は86万人弱の小さな国。しかしここにはNestlé(Maggi製品)および今回のFMF Snaxという二つの会社の即席麺製造工場(袋麺のみ)がある。10個パックなんてのもよく見掛けられて、この地で多くの需要があるという証だと思われる。

フィジーの即席麺市場は見た感じ袋麺が九割程度を占めていて、袋麺のうち八割程度が自国製品である。FMF SnaxのChowよりもNestléのMaggiが一割ぐらい高価だった。

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