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No.6332 MAMA (Thailand) Bean Vermicelli Tom Yum Koong Flavour


No.6332はタイのThai President Foods、MAMA Bean Vermicelli Tom Yum Koong Flavour。緑豆の澱粉で作った透明な春雨麺。タイではこの春雨や米粉で作ったビーフンの需要が一定量あるようで、即席麺売り場の一角を占めている。油で揚げた即席麺を好まない人に対する受け皿になっているようであるし、これがノンフライの中華麺がまだ市民権を得にくい要因かもしれない。ただし価格は高めで一般的な即席麺が6.0Bのところを12.0B(約41円)もして、丁度二倍だな。

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No.6331 Domin Mie (Indonesia) Special Fried Noodle with Dumpling


No.6331はインドネシアのABC President、Domin Mie Special Fried Noodle with Dumpling。ABC Presidentは自国で袋麺のフルラインナップを展開しているが、この品はそれとは別ブランドによる輸出専用品らしく、英語とタイ語の説明書きがある一方でインドネシア語は無い。ミーゴレンという表記も取っ払っちゃってフライドヌードルなんて言っているけど、インドネシアの名物料理なんだからもっと自信を持ってMie Gorengと名乗ればいいのに、と思う。

Dumplingとは小麦粉を練って焼いたり茹でたりするもので、今回の品は焼き上げてカリカリした歯ごたえでフレーク状のものが付いている。

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No.6330 Little Cook (Thailand) Spicy Tonkotsu Miso


No.6330はタイのNamchow、Little Cook Spicy Tonkotsu Miso。日本語で「辛みそとんこつ」、ローマ字で「Spicy Tonkotsu Miso」と書かれているけどあくまでタイ国内向けの製品である。

Namchowはタイにおける即席麺の中堅企業で、母体は台湾の南僑集團というコングロマリットの傘下にある。そのためか製品には繁体中文の表示が併記され、台湾でも「小廚師」という名でよく見かける。タイだとMAMA、YumYum、WaiWai、タイ日清に続く五番手争いを、先日紹介したThe Decent Noodles Factoryと争うような位置付けかな(あくまで個人の印象です)。

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No.6329 Peacock (Singapore) Rice Vermicelli Bihun Goreng Spicy Chicken


No.6329はシンガポールのChye Choon Foods、Peacock Singapore Rice Vermicelli Bihun Goreng Spicy Chicken。漢字で星州炒米と書かれている。米粉で作られたビーフン麺で、コレステロールFree、グルテンFree、トランス脂肪酸Freeといいことだらけのようで、なんでもZeroを標榜する発泡酒みたいだな。英語で書くと今回のビーフンも春雨もみんなVermicelliになっちゃうんだ。

Bihun Gorengという名から、インドネシアのミーゴレン風味付けであることが推測できる。まあシンガポールから距離も近いし、食文化もお互い影響を及ぼし合うんだろうな。

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No.6327 Pot Noodle (UK) Original Curry Flavour

No.6327は英国のUnilever、Pot Noodle Original Curry Flavour。さすがに世界一と断言したら悪いけど、世界有数のまずいカップ麺として過去紹介してきたブランドだ。なにしろ紹介する毎に評価点の最低記録を更新し、1.0点、0.5点を付けた後で更にひどいものに遭遇、0.1点というスコアを付けられるようi-ramen.netのデータベースシステムを作り変えたほど。

昔(2001年頃)はThe Pot Noodle Companyという会社から販売されていたのだが、いつからは知らないが2007年に食べた時には英国Unilever扱いに変更されていた。ユニリーバも慈悲深いというか物好きというか・・・

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No.6325 MAMA (Thailand) Non Fried Ramen Spicy Miso Flavour

No.6325はタイのThai President Foods、MAMA Non Fried Ramen Spicy Miso Flavour。MAMAのRamenシリーズはノンフライ麺を使った日本風高級志向ラーメンの製品群で、袋の表面にも日本語で「ラーメン」と書いてある。但し裏面の説明書きはタイ語オンリーで日本を含む外国人を対象とする製品ではない。

過去姉妹品をNo.6301(Original Flavour)、6306(Duck)で紹介して今回の品が最後となる。調べてみたらDuck味のみ英文バージョンが存在して輸出をしているらしいが、きっと規模としては細々としているのだろう。

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No.6324 Nissin Foods (Thailand) Chili Noodles Cup Tom Yum Shrimp Creamy Soup Flavour

No.6324はタイの日清食品、Chili Noodles Cup Tom Yum Shrimp Creamy Soup Flavour。Chili Noodlesシリーズは麺に唐辛子が練り込んである、日本のとうがらし麺テクノロジーをタイへ持ち込んで生産される製品である。今までNo.6300と6314で袋麺版を紹介したが、今回はカップ麺版。カップ版には製品バリエーションは無くこの一品のみである。

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No.6323 Sue Sat (Thailand) Garlic Chicken Flavour

No.6323はタイのThe Decent Noodles Factory、Sue Sat Garlic Chicken Flavour。ブランドネームのSue Satはタイ語の「ซื่อสัตย์(正直、honest)」という言葉の読みをアルファベットに当てはめたもの。

The Decent Noodles Factoryという会社はタイの即席麺業界の中では中堅に当たり、国内よりも海外の方が知名度が高いのではないかと思われる。日本でも業務スーパーで「iMee」ブランドの安い袋麺を見掛けるが、これの製造元だ。そしてiMee(やiDles)といったブランドはベトナム等東南アジアの国々では結構ポピュラーな存在なのだ。んで今回のSue Satはあまり輸出はしていない模様。

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No.6321 WaiWai (Thailand) Instant Rice Vercelli Minced Pork Flavour

No.6321はタイのThai Preserved Food Factory、WaiWai Instant Rice Vercelli Minced Pork Flavour。米粉で作ったビーフン麺に、タイ製品でお馴染みの「Minced Pork」スープを合わせた製品である。

今回の品の味はタイ語表記の読みではムーサブ味と言い、豚挽肉の炒め物料理のことである(รส=味、หมู=Moo=豚、สับ=Sub=炒め)。これがタイにおいてポーク味ラーメンの種類を表す一般名詞として各社で一般的に用いられるようになっているみたいである。なので挽肉であることには大した意味は無いようだ。

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No.6320 Nissin Foods (Thailand) Premium Tonkotsu Ramen Flavour

No.6320はタイ日清、Premium Tonkotsu Ramen Flavour。パッケージには日本語でデカデカと「豚骨 とんこつらーめん」と書かれているが、裏面の説明はタイ語と英語のみで日本語は併記されておらず、日本人をターゲットとした製品ではない。また左脇には出前一丁坊やもおり、流暢なタイ語を話している。

製品名にプレミアムと付けてあるだけあって、タイの一般的袋麺の価格が6.0Bのところ、この製品は10.0B(約34円)で売られている。この差額は豚骨スープの価値(材料だけでなく評判、ブランドを含む)と、出前一丁坊やの出演料かな?

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