カテゴリー別アーカイブ: 605Vietnam

No.7260 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Good Hương vị Phở Gà

No.7260はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Good Hương vị Phở Gà。チキン味のフォー。今まで即席フォーといえばノンフライの米粉麺だと信じ込んでいたのだが、この製品を手に持った感覚ではどう考えても小麦粉で出来た油揚げ麺だとしか思えなかった。即席フォーのパッケージは独特の軽さと、麺の破損防止のため空気を多めに充填するので袋がパンパンに張っている場合が多い。(または麺が樹脂トレイに納められている)

実際開封したところ褐色でうどんみたいな幅広の揚げ麺が出現。米粉ではないフォーもあるんだなあ、と認識を新たにしたよ。

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No.7254 Acecook Vietnam (Vietnam) HảoHảo Mì Xào Hương vị Tôm Hành

No.7254はベトナムのAcecook Vietnam、Hảo Hảo Mì Xào Hương vị Tôm Hành。海老とネギ風味の焼そば。Xàoという語があれば焼そばとか汁なし麺という意味で、丼に麺とお湯を入れ三分経ったらお湯を捨て、その後ソースを絡めて混ぜる。

▲作り方説明の図

裏面の作り方説明の挿し絵でも丼を傾けて湯切りするよう指示があるのだが、これでは手が滑って麺をザバーとこぼす悲劇がベトナムの至る所で日々繰り返されているに違いない。私も今回フタと丼のすき間から湯切りをしたが、途中おっとっと!という瞬間があった。洗い物が増える手間はあるが、ザルを使うよう明示的に指示をするほうがいいように思う。

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No.7252 VIFON (Vietnam) Mì Chính Hiệu Hai Tôm

No.7252はベトナムのVietnam Foods Industries、VIFON Mì Chính Hiệu Hai Tôm。二尾の海老の本格的ヌードル。世界中でベトナムにのみ存在するレトロ調パッケージの製品。この製品はおもて面が繰り返しのグラフィックパターンになっており、あたかも適当にカットして封止したように見えるが、裏面を見ると位置決めのためのアイマークが存在し、記載事項も裏面全体を使って書かれている。

また競合のMililetやVị Hươngのレトロ調製品は紙基材の包装なのに対し本製品は樹脂フィルム。古めかしさはあくまで演出なのだろう。とはいえ、他国の人が見れば十分に個性的だね。

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No.7251 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Siukay Hương vị Hải Sản

No.7251はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Siukay Hương vị Hải Sản。同国の即席麺としては珍しい麺を鍋でゆでて作る方式の品。今回の品はさらに汁ありのラーメンとして食べるのと、ゆでた後で湯切りを行ない焼そば風汁なし麺として食べる双方をサポートしている。Hải Sảnはシーフードのことで、イカが火を吹く絵が描かれ、更に炎や唐辛子も添えられている。

パッケージの雰囲気から韓国三養のブルダックポックンミョンを強く意識した製品であることが伺える。ベトナムでブルダックは高値にも関わらず随所で大量に売られており市民権を得ており、そこへぶつけるのは商売としてありそうな話だな。

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No.7249 Vị Hương (Vietnam) Mì Cờ Vị Hương

No.7249はベトナムのThiên Hương Food、Vị Hương Mì Cờ Vị Hương。直訳するとFlavored Flag Noodles。Cờは旗の意味で、旗がはためくような図柄に由来しているのだろう。Vị Hươngが重複しているのは、初めがブランド名、後ろのは「味付け」の意味。

▲挿し絵の人の顔がたまらん。
気分は1950年代だね。
でも説明文の書体(細字)は結構最近のものだな。

しかしこの古風なパッケージには一目見てシビれてしまった。ベトナムは各社が類似のレトロ調即席麺を出しているが、今回の品は無着色の茶色い紙と単色印刷が「らしさ」を強調する。さらに裏面の作り方説明の挿し絵がたまらなくエモい。もうこの袋だけでお腹いっぱい、中身がどんなにひどくても許してしまうよ。

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No.7248 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Doraemon Hương vị Tôm Gà Tỏi Phi

No.7248はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Doraemon Hương vị Tôm Gà Tỏi Phi。ドラえもん麺の海老とチキンとニンニク風味。No.7215で姉妹品の牛肉巻きチーズ風味を紹介している。

同社は結構昔から袋とカップでドラえもんの即席麺を販売しているのだが、タイでは日清がドラえもんのカップ麺を売り続けている。エースコックと日清では商売敵と言える関係だが、これって二股をかけてるのか?ドラえもんには倫理感や仁義がないのか?仕事を選ばないのはキティちゃん並みだなあ。

▲(左)タイのドラえもんカップ麺
(右)日清食品チルド ドラえもん 鍋用生ラーメン 2人前
写真はどちらも会社のサイトから拝借

なお日本でも日清が散発的にドラえもんの付いた製品を発売している。昨年はチルド麺で出ていた。

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No.7245 Omachi (Vietnam) Mì Trộn Xốt Spaghetti Gói

No.7245はベトナムのMasan Consumer、Omachi Mì Trộn Xốt Spaghetti Gói。スパゲッティソース付きまぜ麺、てな感じかな?パッケージの調理例写真はまさにミートソースだね。脇にトマトとチーズが添えられており、また左上には緑白赤のトリコローレカラーが配されている。

ベトナムの即席麺市場ではこのスパゲッティが一定の地位を築いており、各社が袋でもカップでも様々な製品を出している。そして製品のどこかにイタリアに関連する何かを表示するのがお約束になっているように見える。このへんはベトナム固有の食事情に深く結びついているんだろうなあ。

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No.7241 Acecook Vietnam (Vietnam) Udon SukiSuki Huong vi Udon Nhật Bản

No.7241はベトナムのAcecook Vietnam、Udon SukiSuki Huong vi Udon Nhật Bản。Nhật Bảnは日本という意味で和風だし。No.7208で同シリーズのテリヤキ味焼うどんを紹介しているが、今回は汁ありのうどん。他に汁ありのカレーうどんも存在する(未購入)。ベトナム人にうどんは馴染みが薄そうだが、同シリーズは殆どのスーパーで置かれていた。パッケージには桜の花や富士山があしらわれており、まさにステレオタイプの日本観だね。

桜といえば今年は咲くのがえらく早く、ウチの近所で毎年月の境目ごろに開花する木がもう結構華やかになっていた。月末まで持たないかな?

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No.7239 Colusa-Miliket (Vietnam) MILIKET Mì Hiệu Hai Tôm, Hương vị Tôm Chua Cay Cao Cấp

No.7239はベトナムのColusa-Miliket、MILIKET Mì Hiệu Hai Tôm, Hương vị Tôm Chua Cay Cao Cấp。酸っぱ辛いハイクラス双頭海老味。ベトナムの固有種ともいえる紙の袋(内側に防湿用の樹脂膜がラミネートされている)に少ない色数の印刷で双頭海老の絵が描かれた製品。

類似の製品は競合のVIFONやVị Hươngブランドにも存在するが、一番よく見かけるのがこのMILIKETブランドである。どの会社が最初にこの形態を作り出したのかは調べ切れていないものの、どうやらベトナム戦争末期~終結後(1975年頃)の混乱期に登場したらしい。

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No.7238 Omachi (Vietnam) 102 Mì Lạnh Xổt Táo

No.7238はベトナムのMasan Consumer、Omachi 102 Mì Lạnh Xổt Táo。リンゴ冷し麺。水色メタリックが基調のパッケージは即席麺売り場でも異彩を放つ存在で、さらにリンゴとアイスキューブが添えられた調理例写真。これはリンゴ酢を使うベトナム風の冷し中華か!?と眼が釘付けになってしまった。裏面の作り方説明にある挿し絵を見ると、麺を鍋で4分ゆでた後に湯切りして、それを水で冷している。

他に類似の製品がないか探したが見当たらず、ベトナム産即席麺においては孤高の製品のようだ。好奇心レーダーが強く反応してきたぞ!その反面ゲテ物である可能性も低くはなさそうだが。

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