カテゴリー別アーカイブ: 60海外の袋麺

No.6612 Nanning GuangXi Hantai Food (China) 康師傅 红烧牛肉面(輸出仕様)

No.6612は中国の南宁广西●●食品(●の部分は判らず)、康師傅 红烧牛肉面。輸出用パッケージであり、英文表記はNanning GuangXi Hantai Food、Kang Shi Fu Artificial Roasted Beef Flavour。

康師傅は世界最大の生産量を誇るブランドであり、殆どを中国で消費するためあまり海外では見掛けない。中国国内向けの康師傅ならば話は簡単だが、珍しい輸出仕様となると関わる会社が随分と複雑になる。今回の品に関しても製造は南宁广西Hantai食品が行い、Executive Producerは香港のHK Izgu Holding Group Ltd.・・・

続きを読む No.6612 Nanning GuangXi Hantai Food (China) 康師傅 红烧牛肉面(輸出仕様)

No.6610 鋒味 (Taiwan) 鋒味拌麵 三杯

No.6610は台湾の鋒味、鋒味拌麵 三杯。英文表記はChef Nic’s Noodles Three-Cup Sauce。パッケージの人物は香港のニコラス・ツェー(謝霆鋒)という俳優で、料理好きが嵩じて食品のプロデュースまでするようになったとのこと。ニコラスさんは厳しい表情をしているが、箸ですくっている麺が現実にはあり得ない図だったり、

随所にクマさんの絵が出てきてきたりで、なんだか可笑しい。

店頭ではいくつか味のバリエーションがあったのだが、「三杯」という名に惹かれてこれを選んだ。まさか、もしや台湾や香港にルーツがあるこの製品で日本の三杯酢がソースとして使われているんじゃないか?という興味があったからね。

続きを読む No.6610 鋒味 (Taiwan) 鋒味拌麵 三杯

No.6609 Gunz (Austria) Asia Gold Huhn-Geschmack

No.6609はオーストリア(オーストリアじゃないよ)のGunz、Asia Gold Huhn-Geschmack。チキン味である。同社のカップ麺は当ブログで過去何度か取り上げている(No.6507など)。

▲今回の品を購入した店
看板の文字に味がある

ギリシャの果物屋で奥の棚に置かれていたものを発掘して購入。長いこと店晒しになっていたらしく袋の表面に埃が付着してザラザラ・ベタベタしていたので濡れタオルでゴシゴシ擦ったら、汚れが取れて綺麗になったのと一緒に賞味期限の印字まで消えてしまったよ。タオルで拭く前に記録しておくべきだった。もう一個味違い(近日紹介予定)があるのだが、こちらも同様に日付が読めなくなった。インキの耐摩耗性が低すぎるなあ。

続きを読む No.6609 Gunz (Austria) Asia Gold Huhn-Geschmack

No.6608 Indomie (Egypt) Chicken Curry Flavour

No.6608はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Chicken Curry Flavour。エジプト版インドゥミーの紹介は今回で七回目、今まではスーパーで購入したものだが、今回の品は街のキオスクというか小さな小屋のような雑貨屋で買ったもの。

▲右にちょっとだけ見える店舗で買った

ここではスーパーのようにはクレジットカードが使えず、かといって手頃なエジプトの通貨も持っていなかったので米ドルでいいか?と聞いたら売ってくれた。でもインドゥミーの袋麺二個で1USDだったから一個当たり55円相当。スーパーで買ったヤツは一個20円以下だったから割高だったなあ。まあコレクションのためなら全然許容範囲なんだけど。

続きを読む No.6608 Indomie (Egypt) Chicken Curry Flavour

No.6606 Chow (Fiji) Tomato Flavour

No.6606はフィジーのFMF Snax、Chow Instant Noodles Tomato Flavour。フィジーで生産された即席麺。フィジーは面積が1.8万km2(四国とほぼ同じ、日本は37万km2)、人口が90万人程度の小さな国というか島の集まり。No.6600で同じフィジー製のNestlé、Maggiの即席麺を紹介している。

この製品およびNestléのMaggiを入手し、共に「Product of Fiji」の記載があることを見てすぐにこんな小さな国、それもあまり即席麺が一般的ではなさそうな地に即席麺の生産工場が二つもあるのは怪しいと思った。ならばどちらかがもう一方に製造委託しているんじゃないか?とも。

続きを読む No.6606 Chow (Fiji) Tomato Flavour

No.6605 Maruchan Ramen (USA) Noodle Soup Chili Flavor

No.6605は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Noodle Soup Chili Flavor。Maruchanはもちろん日本の東洋水産の現地法人、米国の即席麺シェアの七割以上を持つ(2017年資料)。実際米国のスーパーをまわると一番頻繁に見掛けるのがこのMaruchan Ramenだと実感する。

現在米国市場向けに17種類を擁する大ファミリーであり、内訳は
01. Chicken Flavor(No.3915で試食)
02. Chicken Mushroom Flavor(No.1735)
03. Creamy Chicken Flavor(No.5563)
04. Roast Chicken Flavor(No.5297)
05. Picante Chicken Flavor(No.5374)
06. Beef Flavor(No.6261)
07.★Sriracha Chicken Flavor
08.☆Picante Beef Flavor
09. Roast Beef Flavor(No.5065)
10. Shrimp Flavor(No.4454)
11. Lime Chili Shrimp Flavor(No.6274)
12. Chili Flavor(今回遂に試食! No.6605)
13.★Chicken Tortilla Flavour
14. Pork Flavor(No.5450)
15. Soy Sauce Flavor(旧Oriental Flavor No.5255)
16.★25% Less Sodium Chicken Flavor(少し前まで35%だった)
17.★25% Less Sodium Beef Flavor(同上)

★は未試食、☆は購入済み。たまに新製品が出る一方で昔あったものがいつの間にか消えていたでりで、なかなか全種類制覇は難しい。

続きを読む No.6605 Maruchan Ramen (USA) Noodle Soup Chili Flavor

No.6603 WaiWai X-Press (Serbia) Instant Noodles Spinach Flavoured

No.6603はセルビアのCG Foods Europe、WaiWai X-Press Instant Noodles Spinach Flavoured。ほうれん草味。No.6593で姉妹品のTomato Paprika味を紹介している。

ほうれん草といえば、子供の頃に観たテレビアニメのポパイが側面にSpinachと書かれた缶詰を食べた瞬間に♪チャ~チャチャチャチャッチャチャ~と音楽が鳴ってパワーアップする図が印象的なのだけど、幼心にこのシーンには全然リアリティを感じなかった覚えがある。それは(未だにだけど)ほうれん草の缶詰というものを見たことが無いからだろう。八百屋とかスーパーに行けば一束いくらで売っているからね。

続きを読む No.6603 WaiWai X-Press (Serbia) Instant Noodles Spinach Flavoured

No.6600 Maggi (Fiji) 2 Minute Noodles Chicken Flavour

No.6600はフィジーのNestlé、Maggi 2 Minute Noodles Chicken Flavour。よその国で作った製品を輸入しているのではなく、れっきとしたフィジー製の即席麺である。過去ウチでは知人の新婚両行土産でフィジーのMaggi製品をいただき、2004年11月のNo.3004で紹介している。

▲誇らしげな「FIJIAN MADE」マーク

Nestléのフィジー工場は1985年に竣工。即席麺の生産をいつから開始したのかは把握していないが、南太平洋の中では一番早く、のちにパプアニューギニア(PNG)でもNestléの即席麺を作る工場が出来た。PNGの場合と同様にオーストラリアのNestléが主導する形で運営をしているみたい。

続きを読む No.6600 Maggi (Fiji) 2 Minute Noodles Chicken Flavour

No.6598 Cintan (Malaysia) Perisa Assam Laksa 亚三叻沙味

No.6598はマレーシアのYeo Hiap Seng、Cintan Mi segera Perisa Assam Laksa。漢字表記は亚三叻沙味。ラクサ味といってもマレー半島の地域毎に様々な種類があり、味の違いもとても大きい。

今回の品は日本でメジャーなココナッツミルクと海老を使うもの(シンガポールやクアラルンプールのラクサ)ではなく、魚(アジやサバ系)のダシに木の実(タマリンドやラクサ、コクムなど)を使ったペナン風ラクサを模したものである。アッサム(Assam)といっても紅茶が有名なインドの地名ではなく、マレー語で酸っぱい(asam)が変形した言葉のようだ。パッケージの調理例写真に魚の切り身が乗っているのが珍しい。

続きを読む No.6598 Cintan (Malaysia) Perisa Assam Laksa 亚三叻沙味

No.6597 Indomie (Egypt) Shrimp Flavour

No.6597はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Shrimp Flavour。インドネシアのIndofood社からライセンス供与を受けてエジプトで生産される製品。

本家インドネシアのIndomieはとても多くの種類があり、その中にShrimp味はあるにはあるのだが比較的マイナーな存在で、またパッケージの基調色が黄色である。今回エジプト版IndomieのShrimp味と遭遇した際、海老味が結構ポピュラーであることと水色のパッケージに違和感というか目新しさを感じたものである。(中東・アフリカ圏のIndomie Shrimp味はエジプト製以外でも基調色が水色のようだ)

続きを読む No.6597 Indomie (Egypt) Shrimp Flavour