カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.7564 Current (Nepal) Instant Chicken Cup Noodles

No.7564はネパールのYashoda Foods、Current Instant Chicken Cup Noodles。ネパールの即席麺というとタイのThai Preserved Food Factory社との関係が深いCG Foods社(वाइवाइ/WaiWaiブランド)が有名だが、今回のYashoda Foods社は2017年創業のまだ新しい会社で、ウチが製品紹介を行うのもこれが初めて。

Yashodaという名には若干の日本語っぽさを感じるが、同社サイトを見る限りは日本との深い関係を見出すことは出来なかった。まあ製品の外観を見る限り仕上げが大雑把で、日本の技術は入っていなさそうだな。

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No.7562 Pop Mie (Indonesia) Mi Instan Cup Mi Goreng Spesial

No.7562はインドネシアのIndofood、Pop Mie Mi Instan Cup Mi Goreng Spesial。インドネシア風焼そば。Pop Mieは袋麺の王者、インドゥミーのカップ版。

▲左:十年前のPop Mie Mi Goreng
右:マレーシア向け輸出仕様Indomie Cup Mi Goreng(2019)
半透明状で穴の開いた湯切りキャップが上に被せられている
うまく湯切りを行わないと指が熱くなる

この製品は十年前の2014年に違う味を試食したのだが、この時は湯切りをスムーズに行うためのキャップが付いていた。また五年前にマレーシア向け輸出版を食べたが、この時も同様のキャップが付いていた。

だが先月のジャカルタ遠征でカップ麺売場を見たところ、Pop Mieには他の味を含めて湯切りキャップは付いていなかった。これは顧客から「こんな面倒くさい装備なんて要らねーよ」とダメ出しされたのではないか?と想像する。

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No.7561 mi ABC (Indonesia) Mi Instan Cup Rasa Soto Ayam

No.7561はインドネシアのABC President、mi ABC Mi Instan Cup Rasa Soto Ayam。チキンソト味の汁ありラーメン。ソト味はインドネシアの肉野菜スープで、地域ごとに様々な味がある。同国の即席麺中最もベーシックで馴染み深い味、日本で言うなら鶏ガラ醤油味のようなものだろう(今回の品は醤油味ではない)。

購入価格は5,500IDR、約56円。だがカップのフタを開けると小袋が4包(うち2つは一体になっている)、さらにフォークまでもが入っている。小袋の数が多いと美味しい訳ではないが、もてなしの心が感じられるよ。これはABCに限らないインドネシアの流儀なのだ。

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No.7556 康师傅 (China) 小米椒 泡椒牛肉面

No.7556は中国の康师傅控股、康师傅 小米椒 泡椒牛肉面。製造は江门顶益食品。康师傅(康師傅)は中国のダントツで最大の即席麺製造企業であり、中国一を世界一と言い換えても正しい。但し国内消費に殆どを費やし、輸出されて中国外で見掛ける機会は意外に少ない。

浅く調べた範囲では小米椒は雲南省(ベトナムやラオスと接する辺り)で採れる唐辛子の種類で、泡椒は発酵を伴う唐辛子の漬け物。青い唐辛子を使うと調理例写真のようなクリーム色になる、らしい。フタの左下に泡椒の小袋が写っているのでレトルトの泡椒が付いているようだ。ガチの中華が味わえる期待がある反面、普通の日本人の口に合うのだろうか?という懸念もある。

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No.7551 Mi ABC (Indonesia) Selera Pedas Goreng Cup Limau

No.7551はインドネシアのABC President Indonesia、Mi ABC Selera Pedas Mi Instan Goreng Cup Rasa Ayam Pedas Limau。インドネシア風焼そばミーゴレンの辛いチキンライム味。

同社は台湾の統一企業(Uni-President)とインドネシアのABC Central Foods社との合弁会社。1991年の創業当初から統一企業のコピー生産ではなく現地独自の製品を投入し、統一企業とのブランド共用は無い。2018年には統一企業との資本関係を解消した。先日ジャカルタで購入した品だが、ABCはちょっと元気がないように感じたな。

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No.7523 King Pot Noodle (U.K.) Bombay Bad Boy Flavour

No.7523は英国のUnilever UK、King Pot Noodle Bombay Bad Boy Flavour。みんな大好きポットヌードルのキング、大盛り仕様。

Pot Noodleはウチが珍しく「美味しくない」と明言して強く注意を喚起するブランド。Bombay Bad Boyが一番不味い訳ではないのだが、名称や意匠から象徴的な存在として扱っている。

私がボンベイ悪ガキ味を初めて食べたのは2007年、退廃的ともいえる内容に痺れてすっかり虜になってしまう(但し味ではなくその存在に)。こんな製品があっていいのか!?と。

▲私にとって初のボンベイ悪ガキ味(2007年)
生意気に着色料・保存料無し、減塩50%だって

だが現在に至るまでPot Noodleのレギュラー製品の座を維持し、今回紹介する大盛り仕様まで出る羽目に。洒落で作った単発的な企画ではなく、安定した需要がある証である。まったく英国人の奴らときたら・・・

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No.7494 聯華食品工業 (Taiwan) 荷卡廚坊 特級義大利濃湯麵 巧達海鮮風味

No.7494は台湾の聯華食品工業、荷卡廚坊 特級義大利濃湯麵 巧達海鮮風味。社名の英語表記はLian Hwa Foods、ウチで初めて紹介する会社。麺の品揃えはパスタのみでラーメンとか台湾風の麺線は扱っていない。荷卡廚坊はChef Hökaという英文ブランドになっておりホカ料理長、特級義大利~はプレミアムイタリアン濃厚海鮮麺、ってな感じかな?

昨年10~11月の台湾遠征で買い込んだ製品は今回の品がラスト。62種類を約五ヶ月間費やして紹介したことになる。次の海外遠征は国を決めたが都市は未確定。六月には実行したいのだが、どうなることやら。ということで今後ふた月ほどは国産品の製品紹介が多くなります。

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No.7484 上友 (Taiwan) 勝王ラーメン 牡蠣雞湯風味

No.7484は台湾の上友、勝王ラーメン 牡蠣雞湯風味。同社は台湾内外の食品を扱う商社で、独自の製品企画も行う。勝王ラーメンは台湾の有名実在店。レトルトの豚肉が付いている高級品で、価格は69TWD(約321円)。本製品は台湾のセブンイレブン専売製品らしい。日本語が散在するので当初は日本製かと思ったよ。

だが私の網膜にはAIバーコードリーダがインプリメントされており、側面を見た瞬間に製造は味丹企業によるものだと解読した。はて?台湾のセブンイレブンは味丹の競合たる統一企業系列なのにこんなのはアリなのか?もしかして台湾の企業は系列やら競合排除には固執せず、是々非々でビジネスを行なうのかもしれないな。

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No.7483 味丹企業 (Taiwan) 双響泡 火山岩燒豚骨湯麵

No.7483は台湾の味丹企業、双響泡 火山岩燒豚骨湯麵。麺塊が二個入っている大盛りカップ麺。「火山岩燒」というのが物凄く過激な内容を示唆するるようだ。パッケージにある顔のイラストは涙と鼻水を垂らした酷い表情で、学生など若者向けの製品であることが伺えるものの、これを見てもあまり食欲は喚起されないなあ。

その脇に「94狂啊!!!」という言葉が添えられているのだが、その意味が判らない。いろいろ調べてみたところ「94」の読みが中国語の「就是」に近いことから「就是狂啊!!!」、まさにクレージーだとかまじヤバい、みたいなことらしい。口の中に溶岩を突っ込まれたような強烈な刺激があるのだろうか?

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No.7479 Naked (U.K.) Singapore Style Curry Egg Noodles

No.7479は英国のSymington’s、Naked Singapore Style Curry Egg Noodles。卵麺のシンガポール流カレー味でベジタリアン向け。ウチで初めて紹介する食品会社の製品で、二百年近い歴史があるらしいが、即席麺を扱いだしたのはここ十数年前のことで、新興勢力といえるだろう。数多くの即席麺を擁するが、アジア系の味だけに限定している様子。

Nakedというブランド名ゆえ、カップの脇(上の写真で右上)にNew Noodsと書いてあるのをNudesと勘違いしてしまい、何故食品のパッケージにこんな語を使うのかと暫く悩んでしまったよ。私の心が汚れている表れかもしれない。(Noods=Noodles)

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