カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.6532 Nissin Foods (Germany) Cup Noodles Nouilles Japonaises Saveur Bœuf SUKIYAKI

No.6532はドイツの日清食品、Cup Noodles Nouilles Japonaises Saveur Bœuf SUKIYAKI。No.6530で紹介した海老の浜焼き味と同様フランス市場限定のカップヌードルで、製造国はハンガリー。今回の品は牛すき焼き味。

すき焼きといっても地方や家庭によって作り方に大きな差異があるようで、我が家では鍋の一種として野菜とともに肉をグツグツ煮込む関東式であった。しかし二十歳になる頃に煮込まず「焼く」すき焼きが関西にあると聞き、食べてみたらあまりの違いに愕然としたもの。丁度即席麺は地域によって売られている製品が全然違う!という事実に気付いた頃の話だね。

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No.6531 Nissin Foods (Hong Kong) Vietnamese Chicken Coriander Flavour Vermicelli

No.6531は香港の日清食品、日清春雨粉絲 杯裝 越式風味雞肉香菜味。パッケージにはひらがなで大きく「はるさめ」と書かれているので日本の製品かと思ってしまうが、実際のところは香港市場専売品である。日清ロゴの左右に「!」をずらっと並べた模様があるのはカップヌードルとの関連性を示唆するようで、ブランドの切り売り・安売りのように感じてしまったよ。

しかし調べてみたら、日本国内でも12~3年前に「野菜Soup Noodle」というカップ春雨がやはり「!」を並べたグラフィックを使っていたし、7年前に食べた中国(広東)日清のカップ春雨(No.4843)でも同様のデザイン処理のものがあったので、過去にいくつかの類例はあるみたい。

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No.6530 Nissin Foods (Germany) Cup Noodles Nouilles Japonaises Crevettes HAMAYAKI

No.6530はドイツの日清食品、Cup Noodles Nouilles Japonaises Crevettes HAMAYAKI。フランス市場専売品で海老の浜焼き味。製造国はハンガリー。

日清は欧州で広くCup Noodlesを販売しているが、何故かフランスだけは別仕立てでこのNouilles Japonaisesシリーズを展開している(現在六種類)。Nouillesは麺という意味なので「麺Nippon」だね、どこかで聞いたような名前だが。で、欧州一般版のCup Noodlesと比べてこのフランス版はハッキリと日本料理を強調した品揃えをしている。フランス人の嗜好や興味が他の国々とは明確に違うからだろうか?

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No.6529 Maggi (Swiss) Magic Asia Noodle Cup Duck Taste

No.6529はスイスのNestlé、Maggi Magic Asia Noodle Cup Duck Taste。欧州の即席麺は国籍の扱いが難しい。今回の品はギリシャで購入して説明書きの言語もギリシャ語だし連絡先もギリシャのNestléなのだが、バーコード数字の国籍項(76)はNestléの総本山であるスイスであり、またMade in EUということで、実際の製造国は明らかにされていない。たぶんギリシャとスイス以外の製造コストが安い国において、欧州各国向け仕様の製品を一挙にまとめて生産しているものだと推測する。一応ウチでは原則的にバーコードの国籍項を、その製品を代表する国として扱うこととする。

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No.6526 Nissin Foods (Singapore) U.F.O. Japanese Sauce Flavour

No.6526はシンガポールの日清食品、U.F.O. Japanese Sauce Flavour。日本風ソース焼そば。前回のNo.6525で日本のU.F.O.を採り上げたが、実は今回の試食と一緒に食べ比べたのでそれぞれの違いを明確に浮かび上がらせることが出来た。

  日本版     シンガポール版

パッケージのグラフィックは酷似している。が、フランジを含むカップの直径が日本版はΦ180mmなのに対しシンガポール版はΦ160mmと一回り小さい。カップの高さはほぼ同じ。内容量は日本版が128gに対しシンガポール版は100g、二割強の違いがある。どちらもソース味だが、シンガポール版はスパイシーマヨネーズが付いている。

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No.6523 统一企业 (China) 酱拌面 XO酱海鲜风味

No.6523は中国の统一企业(Uni-President)、酱拌面 XO酱海鲜风味。湯切りを行う中華風焼そば。食べてから気付いたのだが、同名の製品を2015年8月にNo.5615で試食していた。基本的にこのブログを始めて(2015年5月頃)からは一度紹介したものは重複させないようにしていたのに、今回の製品を買う時点ですっかり忘れていたよ。

▲No.5615统一酱拌面XO酱海鲜风味(2015)

詳しく比較すると湯切り機構が変更されており、また「面身新昇級」と書かれており昔よりも麺が太くなっているようだ。ソースとかやくの小袋は中身はともかく外観は変わっていないみたいだな。調理例写真も箸に絡む具以外は同じっぽい。

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No.6521 KASET (Thailand) Instant Bean Vermicelli Shrimp Tom Yum

No.6521はタイのThai Ha Public、KASET Instant Bean Vermicelli Shrimp Tom Yum。小さなサイズのトムヤム春雨。Thai Ha Publicは春雨のみを扱う会社で、KASETブランドで袋麺およびカップ麺の製造を行っている。

KASET製品はパッケージに女性のイラストを載せるのが特徴で(輸出専用の丼型カップは除く)、過去に食べた製品の写真を切り出して並べてみた。いや~壮観だねえ。

しかしよく見るとNo.6409と6432はただの色違いだし、No.4651と5941、4706と6443は顔が同じだな。今回こうして並べてみて初めて気付いたよ。

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No.6520 Maruchan (USA) Instant Lunch California Style Vagetable

No.6520は米国のMaruchan、Instant Lunch California Style Vagetable。Instant Lunchは東洋水産が米国に設立したMaruchan Inc.による、北米やメキシコで大量販売されるベーシックなカップ麺。

東洋水産が米国でカップ麺の生産を始めたのは1977年で、当初はSoup Noodlesという名だったのを翌年Instant Lunchに改名した。日清は1973年に米国産Cup Noodles(当初はCup O’Noodles)を出して先行していたが、現在ではInstant Lunchがトップシェアである。

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No.6519 Nissin Foods (Singapore) U.F.O. Tom Yam Seafood Flavour

No.6519はシンガポールの日清食品、U.F.O. Tom Yam Seafood Flavour。製造はインドネシアでマレーシア等のイスラム圏で販売されるHALAL認証品。日清は焼そばの海外進出に熱心で北米ではChow Meinシリーズ、欧州ではSobaシリーズ、そして日本や中国・今回のシンガポールではU.F.O.シリーズを展開している(このほかタイやフィリピン、ブラジルでもYakisobaを出している)。世界的に見ても競合各社からも類似の製品が多数出てきて、焼そばという食べ物は着実に定着しつつあるようだ。

今回の品の広告を見ると、宇宙人がUFOに乗ってやって来て未知の食品を広めていくようなイメージだね。

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No.6515 Gunz (Austria) Asia Gold Mit Gemüse

No.6515はオーストリアのGunz、Asia Gold Mit Gemüse。野菜味のカップ麺。今まで姉妹品のオリエンタル味(No.6497)とチキン味(No.6507)を紹介してきたが、この二つは味にあまり差異が無く、また内容が日本のカップ麺からはかなり遠いものであるため、正直お勧めし難い製品である。スープを単体で飲むだけなら悪くはないんだけどね。

Gunzという会社は食品を扱う商社らしい。同社のWebサイトはURLがwww.gunz.cc。「.cc」ってどこよ?と調べてみたらココス諸島だった。これオーストリアじゃなくてオーストリア領じゃん!製品はイタリア・フランス・オランダ・ドイツ・ギリシャの五ヶ国語表記。

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