カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.6521 KASET (Thailand) Instant Bean Vermicelli Shrimp Tom Yum

No.6521はタイのThai Ha Public、KASET Instant Bean Vermicelli Shrimp Tom Yum。小さなサイズのトムヤム春雨。Thai Ha Publicは春雨のみを扱う会社で、KASETブランドで袋麺およびカップ麺の製造を行っている。

KASET製品はパッケージに女性のイラストを載せるのが特徴で(輸出専用の丼型カップは除く)、過去に食べた製品の写真を切り出して並べてみた。いや~壮観だねえ。

しかしよく見るとNo.6409と6432はただの色違いだし、No.4651と5941、4706と6443は顔が同じだな。今回こうして並べてみて初めて気付いたよ。

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No.6520 Maruchan (USA) Instant Lunch California Style Vagetable

No.6520は米国のMaruchan、Instant Lunch California Style Vagetable。Instant Lunchは東洋水産が米国に設立したMaruchan Inc.による、北米やメキシコで大量販売されるベーシックなカップ麺。

東洋水産が米国でカップ麺の生産を始めたのは1977年で、当初はSoup Noodlesという名だったのを翌年Instant Lunchに改名した。日清は1973年に米国産Cup Noodles(当初はCup O’Noodles)を出して先行していたが、現在ではInstant Lunchがトップシェアである。

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No.6519 Nissin Foods (Singapore) U.F.O. Tom Yam Seafood Flavour

No.6519はシンガポールの日清食品、U.F.O. Tom Yam Seafood Flavour。製造はインドネシアでマレーシア等のイスラム圏で販売されるHALAL認証品。日清は焼そばの海外進出に熱心で北米ではChow Meinシリーズ、欧州ではSobaシリーズ、そして日本や中国・今回のシンガポールではU.F.O.シリーズを展開している(このほかタイやフィリピン、ブラジルでもYakisobaを出している)。世界的に見ても競合各社からも類似の製品が多数出てきて、焼そばという食べ物は着実に定着しつつあるようだ。

今回の品の広告を見ると、宇宙人がUFOに乗ってやって来て未知の食品を広めていくようなイメージだね。

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No.6515 Gunz (Austria) Asia Gold Mit Gemüse

No.6515はオーストリアのGunz、Asia Gold Mit Gemüse。野菜味のカップ麺。今まで姉妹品のオリエンタル味(No.6497)とチキン味(No.6507)を紹介してきたが、この二つは味にあまり差異が無く、また内容が日本のカップ麺からはかなり遠いものであるため、正直お勧めし難い製品である。スープを単体で飲むだけなら悪くはないんだけどね。

Gunzという会社は食品を扱う商社らしい。同社のWebサイトはURLがwww.gunz.cc。「.cc」ってどこよ?と調べてみたらココス諸島だった。これオーストリアじゃなくてオーストリア領じゃん!製品はイタリア・フランス・オランダ・ドイツ・ギリシャの五ヶ国語表記。

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No.6514 永南食品 (Hong Kong) Hello Kitty 公仔點心麵 日式咖喱味

No.6514は香港の永南食品、公仔點心麵 日式咖喱味。英文表記はWinner Foods、Dim Sum Noodle Japanese Curry Flavour。永南食品は日清食品グループ傘下の会社。子供向けのミニカップ麺でハローキティのイラスト入り。

今回の品は今年の四月下旬に香港で購入したもの。この頃はまだデモが起きる前で、安全で活気溢れる街並みの中で即席麺探しに没頭できた。しかし今は同じ場所で連日デモ隊と警察の激しい攻防が繰り広げられていて胸が痛む。中途半端な知識で他国の政治に口を挟むのは憚れるが、警察が学生に向けて発砲するのには憤りを感じるよ。

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No.6510 Nissin Foods (Brasil) Tallarín Sabor Bolognesa

No.6510はブラジルの日清食品、Tallarín Sabor Bolognesa。ボロネーゼ味のカップパスタ。Tallarín(たじゃりん)はスペイン語で麺という意味の製品名で、生産地ブラジルが属するポルトガル語圏ではTalharim(たらりん)という名前で出ている。No.6475で姉妹品のSabor Queso(チーズ味)を紹介している。

赤白緑のイタリアンカラーにシズル感溢れる調理例写真、信頼の日清食品ブランド。パッケージを見る限り美味しそうな要素に満ちている。なのに!同様な外観の姉妹品No.6475チーズ味では★1.5点の低評価に留まった。さ~て今回の品は前回の雪辱を果たすことが出来るだろうか?

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No.6507 Gunz (Austria) Asia Gold Huhn-Geschmack

No.6507はオーストリアのGunz、Asia Gold Huhn-Geschmack。チキン味。No.6497の試食で姉妹品のOrientalische Art(東洋スタイル)を採り上げており、この時の経験からこのAsia Goldは日本のカップ麺からはかなりかけ離れた価値観の下で作られているな、ということを認識した。今回は予備知識があるので驚ろかないぞ!

購入価格が2.50EURと高いのはバリバリの観光地(ギリシャのサントリーニ島)の中心にある店で買ったから。普通にスーパーで買えばずっと安いはず。まあ一期一会だからしょうがない。

今回のAsia Goldは中央右に置いてある
さりげなくあの英Pot Noodleもあった
店員の愛想がいいのはたくさん買ったから

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No.6505 Shirakiku 白菊 (USA) Goku-Uma Tonkotsu Ramen 極旨 豚骨ラーメン

No.6505は米国のWismettac Asian Foods、Shirakiku Goku-Uma Tonkotsu Ramen、白菊 極旨 豚骨ラーメン。生産は日本。この製品は背景が複雑で私自身把握しきれていない部分もあるのだが、推測を含め判る範囲で説明しよう。アジアン食材を輸出する商社である西本Wismettacホールディング社(日本)が北米に於ける販社としてWismettac Asian Foods社を設け、Shirakikuブランドの品揃えの一つとして販売される製品である。

 

西本Wismettac HD社自体は即席麺の生産機能を有さないと思われるが、じゃあどこが作ったの?という疑問が湧きあがる。

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No.6504 Itinéraire des Saveurs (France) Cup Nouilles Saveur Poulet

No.6504はフランスのIntermarchéItinéraire des Saveurs Cup Nouilles Saveur Poulet。チキン味のカップ麺。Intermarché はフランスのスーパーマーケットチェーン、Itinéraire des Saveursはその中にある世界の味覚を集めてみました的なブランド。パッケージに描かれた女性は本品が中華料理のカテゴリーに属していることを示す(日本料理には違うキャラクターが割り当てられている)。

パッケージには「Importé de Thaïlande par」と書かれており、タイからの輸入品である。うん、このカップの形状はどこかで見覚えがあるぞ!

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No.6497 Gunz (Austria) Asia Gold Noodles Orientalische Art

No.6497はオーストリアのGunz、Asia GoldNoodles Orientalische Art。Orientalische Artはドイツ語で東洋スタイルという意味である。

オーストリア国籍の即席麺は過去にThai Cooking社のものを二回紹介しているが(No.5197, 5257)、会社名から推測できるようにタイで製造されたもの。一方今回の品はカップの側面にオーストリアの隣国であるチェコ製である旨が記されていた。チェコ国籍の即席麺は過去14種類食べており、その中でVitana社のカップ麺(No.5432)が今回の品と酷似していた。恐らく製造場所が一緒なのだろう。

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