カテゴリー別アーカイブ: 20日本の袋麺

No.7348 マルちゃん 屋台十八番 なま味みそ (北海道・東北限定)

No.7348は東洋水産、マルちゃん 屋台十八番 なま味みそ 。前回の「なま味」でない屋台十八番とは異なり北海道限定ではなく東北地方との併売。製造は愛知県のユタカフーズ(北海道限定品は全て小樽の北海道工場製)。麺はノンフライ、スープは液体で背景や構成要素が違う。

▲マルちゃん 北海道のみそ味袋麺 左から:
ダブルラーメン(揚げ麺、粉末スープ、二個入)
みそ味ラーメン(揚げ麺、粉末スープ+七味唐辛子)
屋台十八番みそ(揚げ麺、粉末スープ)
屋台十八番なま味みそ(ノンフライ麺、液体スープ、東北併売)
なま味は袋が一回り小さくて切り口の位置が違い賞味期限の印字方法も別物、昔は粉末+液体のWスープだった

それにしてもよく判らないのは、同じ屋台十八番でも北海道版と東北を含む「なま味」とではパッケージの「屋台十八番」ロゴが微妙に異なること。シリーズの一体感を出すためにはロゴを揃えイメージの離散を防ぐべきだと思うのだ。そもそも開発体制が一体ではなくバラバラなのではないかと勘繰ってしまうよ。一方、この二つを混同している人は多そうで、違えるならばもっと明確に!

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No.7347 マルちゃん 屋台十八番 みそ (北海道限定)

No.7347は東洋水産、マルちゃん 屋台十八番 みそ。北海道限定品。十八番の読みは「じゅうはちばん」で「おはこ」ではない。

▲屋台十八番 歴代の姿(前身を含む)
No.90 なまの味みそ(1986年)、No.564 カップ版(87)、No.93  ノンフライ麺版(88)、No.94 揚げ麺版(88)、以降No.1200(99)、No.2689(2003)、No.2954(04)、
No.2959(稀少な東北を含まぬ北海道版なま味 04)
現在は
屋台十八番:揚げ麺で北海道限定(←今回の品)
屋台十八番なま味:ノンフライ麺で北海道・東北限定

屋台十八番は1987年7月にまずカップで登場したがすぐに終息。翌88年8月にブランドを承継した袋版が上市、一般的な揚げ麺および棒状麺(すぐに消滅)という布陣。1989年7月には79年8月から売られていた「なまの味」と統合する形のノンフライ版が登場。当初は全国販売だったのが、いつしか北海道・東北限定品となり、ノンフライ版は「なま味」に改名、揚げ麺版のみが北海道限定品となり現在に至る、というのが大まかな歩み(多少の勘違いがあるかもしれません)。麺に歴史あり。

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No.7346 マルちゃん みそ味ラーメン(北海道)

No.7346は東洋水産、マルちゃん みそ味ラーメン(北海道)。北海道限定品で、同名でよく似たパッケージの東北・信越・静岡限定版(幌馬車が描かれている)もあるのでご注意を。

▲東洋水産 マルちゃん みそ味ラーメン(東北・信越・静岡)
写真は同社サイトより拝借

サッポロ一番みそラーメンと同じ1968年に発売された。その後の経緯はよく知らないのだが、ある時東北・北海道向けだったものが北海道だけ分離独立したらしい。今まで食べてきた経験では大雑把に言って北海道は大らか、東北版は締った印象を持っているのだが、いつかきちんと同時に比較しながら食べて決着(?)を付けなくてはならないと思っている。とはいえ姉妹品のしょうゆやしお味も同様に二種類が存在するので、どこまでできるかな?

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No.7343 北るもい漁業協同組合 天塩しじみラーメン

No.7343は北るもい漁業協同組合 天塩(てしお)支所、天塩しじみラーメン。製造は札幌麺匠。塩味スープで、具にレトルトのしじみが付いている。パッケージに描かれる可愛いマスコットは「てしお仮面」というゆるキャラ。この絵だけでも買いたくなる人も結構いるだろう。

天塩のしじみは大きい、という話を聞いており、開封すると噂にたがわぬでっかいレトルトのしじみが四個。関東圏の魚売り場で普段見るものと比べて長辺が三倍以上はあろうかという大きさ。単純計算だと3の3乗で体積27倍だね。まあ普段見るしじみが四個では味に大した期待はできないが、これならそれなりの影響力がありそうだ。

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No.7341 ケイブ間宮堂 間宮堂帆立ラーメン 塩

No.7341はケイブ間宮堂、間宮堂帆立ラーメン 塩。同社は北海道稚内市の会社で、今回の品は利尻島で購入したもの。間宮堂(まみやどう)は宗谷岬にある日本最北端の実在ラーメン屋なのだが、残念ながら私はここで食べた経験がない。本製品の製造はホクメンフーズ。

税込価格は650円!と即席麺にしては突出した高額製品。しかしレトルトの大きな帆立が入っていることと少量生産の観光土産的な性格を含め、値段が高いのはある程度理解する。パッケージも他に類事例を見ない独自の造りで、マチ付きの大きな袋を手に取れば、ズッシリした重量感とともに巨大な帆立の存在が手のひらにじんわりと伝わってくる。

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No.7338 マルタイ 棒冷やし中華

No.7338はマルタイ、棒冷やし中華。今年の二月に数量限定で発番された製品。

黄色い袋でお馴染みのマルタイ棒ラーメンには冷し中華の作り方が載っているが(時期によっては省略されているものもある)、この場合は砂糖と醤油と酢を別途用意する必要があり、即席とは言い難い障壁となっていた。実際私は普通の棒ラーメンで冷し中華を作った経験がない。

▲普通の棒ラーメンで冷し中華を作る説明書き
(かなり昔の袋)

今回の品は冷し中華専用スープによりこうした手間が省かれて、私のようなズボラな人間にとっては作る際の敷居がうんと下げられている。更に、麺を冷やさずに卵黄を載せる釜玉風アレンジも提案されており、棒ラーメンとは違う魅力をアピールしているではないか。

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No.7336 マルちゃん ダブルラーメン みそ (北海道限定)

No.7336は東洋水産、マルちゃん ダブルラーメン みそ。小樽の工場で生産される、北海道限定販売製品。一つのパッケージに麺とスープが二食分入っている。他にしょうゆとしおがあるが、みそ味は私にとって25年ぶりの試食となる。なお25年ほど前には姉妹品として「焼そばダブル」が存在した。

▲1998年頃のダブルラーメンみそと同時期の焼そばダブル
味は「北京風」である。

Wikiによると、しょうゆ(味)の発売が1964年9月、みそが1975年1月、しおが1998年1月だそうだ。もう結構な長寿商品なのだが袋めんの五個パック販売が一般化した今においては絶滅危惧種でもあるね。麺の質量は一個当たり85gで一回の食事としてはやや少なめ。でも二個食べるとなるとちょっと多過ぎるんだよなあ。

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No.7334 苫食 苫小牧カレーラーメン

No.7334は苫食、苫小牧カレーラーメン。同社は名前から想像できる通り北海道苫小牧市にある会社で、生麺や乾麺でうどん等を生産している。だが今回の品に関しては外部の協力を得ていて、実際の製造は麺:菊水、スープ:アイビック食品、スパイス:サッポロ食品サービスという布陣。

とまこまいカレーラーメン振興局(TCRS)とのコラボ企画。同市では学校給食にカレーラーメンが供されるとのことで、羨ましいなあ。文化庁100年フーにも認定されている。

パッケージには金メタリックで大きな北海道の地図。これ、自分や周囲の物が歪んで映り込みやすく、写真を撮るのが極めて難しい。満足できる写真を撮るのに30分は費やしたよ。

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No.7332 at LOCAL しほろ牛出汁黒みそ拉麺

No.7332はat LOCAL、しほろ牛出汁黒みそ拉麺。同社は北海道河東郡士幌町(帯広の北)にある「道の駅ピア21しほろ」を運営する企業。今回の品は道の駅で扱うご当地ラーメンという位置付けである。製造は旭川の北海製麺で、姉妹品として「しほろ牛出汁豆乳担々麺」もある(未購入)。

面白そうなラーメンがあると思って手に取ってみるとズシリと重い。一瞬生麺かと思ったが、麺の部分が硬い乾麺だった。裏面の記載を見ると液体スープの質量が75gもあるとのこと。経験上、粉末でも液体でもスープの袋が大きな即席麺には外れが少ない。無理な濃縮をせずに、自然な味や香りを維持しやすいのだろう。食べる前から期待が膨らむ。

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No.7328 津村製麺所 ツムラーめん ほたて味

No.7328は津村製麺所、ツムラーめん ほたて味。北海道北見市の会社。屋号が切り抜かれ、中の麺が透けて見えるお洒落な紙箱パッケージに入っており、売り場で「おっ?これラーメンなのか!」と驚きを伴う存在感がある。他にしょうゆ味とみそ味が存在する。

観光土産用途が主となるご当地ラーメンは、どうしても目立ってナンボの派手でゴテゴテした装いになりがちで、お世辞でも上品とは言えないものも多い。だが今回の品はシンプルかつきちんと自己主張をする良いデザインだと思う。まあその分外装にお金がかかっているのかもしれないが。あとラーメンだと認識されない恐れもある(実際最初に見た時はお菓子の箱かと思った)。

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