カテゴリー別アーカイブ: 20日本の袋麺

No.6136 明星食品 チャルメラ 新味 四国限定販売

No.6136は明星食品、チャルメラ 新味。四国でのみ販売される製品であり登場したのは1978年1月(当時は「新味チャルメラ」という名称だった)、もう40周年を迎えるのに新味というのはいかがなものかとも思ってしまう。

i-ramen.netでは2007年12月のNo.3786で一度この製品を取り上げているが、先日訳あって現在発売中のパッケージ写真を撮らなければならない事案が発生して、通販で入手しようと調べたけれどなかなか取扱店が無い。やっと見つけたところは五個パックを6セット、計30個単位での販売で四国からの送料も結構かかる。それでも絶対に必要だったため思い切って発注した。

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No.6135 ハウス食品 うまかっちゃん 濃い味 復刻版

No.6135はハウス食品、うまかっちゃん 濃い味 復刻版。1984に発売されたのち2000年で終売になった製品だが、今年の8月に期間限定で九州・山口・沖縄のみ発売されたもの。いつまで販売するのかは知らないが、現在でも市中在庫はある様子。

私は1984年の夏に初めて九州の大地を踏み、そこで発売されたばかりのこの製品とたまたま遭遇し、本州では滅多に見ることが出来ない貴重な戦利品として誇らしげに持ち帰ったものである。それから三十余年、記憶の隅に追いやられた製品とこうして再び出逢うことになるとは想像もしなかった。縁は異なもの美味なもの、とでもいうか。

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No.6134 ハウス食品 うまかっちゃん

No.6134はハウス食品、うまかっちゃん。1979年9月に九州で発売された豚骨味の即席麺。この頃学生だった私に福岡出身の先輩がこれ美味いから喰ってみろと言われて貰い、初めて経験する豚骨ラーメンに衝撃を受けたものである。ラーメンは醤油・塩・味噌の三種類だけしか無いと思い込んでいた自分にとって世の中の常識が一発で崩壊したかのような出来事だったなあ。

うまかっちゃんは程無くして関東圏でも購入できるようになり、またこの製品の出現を契機に店舗での九州ラーメンが拡散し、九州以外の人にも「豚骨ラーメン」が広く認知されたといってよいだろう。まさに時代を変えた製品である。

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No.6130 大黒食品工業 大黒軒 味噌ラーメン

No.6130は大黒食品工業、大黒軒 味噌ラーメン。前回のNo.6129で同社のAKAGI味噌ラーメンを紹介したが、どちらも価格が近いし購買層がほぼ被ってしまう製品同士である。同じ時期に同じ店で買ったものだが、税込購入価格は五個パックで大黒軒が259円、AKAGIが237円。果たして一食当たり4円40銭の差異が実際にあるのだろうか?

ちなみに大黒食品工業は少し前まではやはり似たような価格帯の製品である「上州らーめん」や「マイフレンド」シリーズの袋麺を出していた。これでも現在はラインナップが半分に整理されているのである。

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No.6129 大黒食品工業 AKAGI 味噌ラーメン

No.6129は大黒食品工業、AKAGI 味噌ラーメン。AKAGIブランドは今は亡きアカギ食品(旧本庄食品。現存する赤城食品とは別物)の流れを汲むもので、いかなる経緯があったのかは知らないが、現在カップの「中華そば」シリーズと今回の袋麺にのみこの名が記されている。

この製品は五個パックが税込みで200円前半ぐらいで販売されるお買い得というか安売り商品として扱われている。しかし同じ大黒食品工業には「大黒軒」ブランドの袋麺も存在し、販売価格帯も大体同じか僅かに高めという位置付け。この二つのブランドにはどのような差異があるのか、今回および次回No.6130の試食で解き明かしてゆきたい。

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No.6124 もへじ 北海道でつくったラーメン 海老しお

No.6124はもへじ、北海道でつくったラーメン 海老しお。製造は藤原製麺。「もへじ」とはへのへのもへじから「へのへの」を取った、おいしいものに目がない、という意味で付けられた名前らしい。

しばらく更新が滞ってしまいました。たまにはこういうこともあるということでご容赦下さい。徐々にペースを戻していきます。

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No.6119 サッポロ一番 ご当地麺屋さん 喜多方コク醤油ラーメン

No.6119はサンヨー食品、サッポロ一番 ご当地麺屋さん 喜多方コク醤油ラーメン。2017年7月の発売なのだが、もうサンヨー食品のWebサイトからは製品情報が消えていた(昔はあった)。

最近のこのシリーズは醤油づいており、4月に東京鶏ガラ醤油・京都背油醤油が出て、7月は今回の喜多方コク醤油と共に和歌山豚骨醤油が出たのだが、今やみんな終売になっており、袋麺なのにカップ麺並みに入れ替わりのサイクルが早い。なお現在市中在庫は若干残っている模様。いずれも五個パック販売のみなのでホイホイと気軽に買えないところが即席麺ファンにとっては辛いところである(いちおう個装用のJANコードも振ってあるのだが)。

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No.6115 小笠原製粉 にゃーん麺 猫好き用ラーメン

No.6115は小笠原製粉、にゃーん麺 猫好き用ラーメン。フェリシモ猫シリーズ三部作の最期の紹介になる(他はNo.6039のナポリニャンNo.6082のそばにいるにゃん)。とはいえ現在購入可能なのは今回のにゃーん麺のみである。

販路が限定されている製品なので生産量も微小であろう。なので大企業の大量生産品とコスパで比較するのは酷というもの。おまけに「わんにゃん支援活動」への基金が一食当たり60円含まれているので、いろいろな要素を納得した上で購入するべき。

ちなみに猫好き用ラーメンであって、猫用ラーメンではない。猫も食用可能な味にして一緒に食べればいっそう連帯感が深まるのではないか?

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No.6114 菊水/キャメル珈琲 KALDI スパイスかりぃらぁめん

No.6114はキャメル珈琲が販売する、KALDI スパイスかりぃらぁめん。製造は麺(および多分アッセンブリも)が菊水、スープがデリカの北海道コンビ。最近のKALDIオリジナル即席麺でよく見かけるパターンである。KALDIブランドで製品名に「スパイス」を名乗るのならば、そう中途半端なものは出さないだろう。

パッケージにはピンクの象。インドとタイ、どっちの国をイメージしたものなんだろう?と思って調べてみたら、タイのワット・サマーンラッタナーラームという寺院に巨大なピンクの象の像があるらしい。まあドラッグや酒の幻覚症状でもこれが見えてしまうことがあるらしいが(あたしゃ未経験)。

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No.6110 麺のスナオシ 支那そば

No.6110は麺のスナオシ、支那そば。マルタイ風の二食入り棒状ラーメンで液体醤油スープ付。

今や「支那」という単語は公の活字や電波ではめっきり見かけなくなったが、スナオシが製品名でこの単語を堂々と使い続けていることに賛同する(単に無頓着なだけなのかもしれんが)。国内向けのラーメンで支那という言葉を使うのに差別的な意図は無く肯定的な意味を込めているものだと考える。

なーんて言うと、言われた人のことを考えろなんてのが湧いてきそうだが、大体差別サベツと喧しく叫ぶ奴等の大半はカワイソウな私を演じて自分を倫理的に上位な立場に置き、裏で何かしらの利益や権益を得ようとする、あるいは売名の類だよ。って即席麺にゃ関係ないか。

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