カテゴリー別アーカイブ: 103東洋水産 マルちゃん

No.7396 マルちゃん ミニまる そうめん

No.7396は東洋水産、マルちゃん ミニまる そうめん。この製品の試食はこれが初めて。

袋やカップのスープ付即席そうめん(にゅうめん・温麺等も含む)は大抵がノンフライ麺である。だが、ミニまるそうめんは競合である日清どん兵衛温つゆおそうめんミニ(試食済)と並んで珍しい揚げ麺であり、いつか食べたいと思っていた。(調べたらエースコックのまる旨柚子香るそうめんも揚げ麺だった)

製造場所固有記号の印字がKH56という見慣れないものだったが、印刷で北海道工場製である旨が記載されていた。この製品は複数工場で製造されているようで、それぞれで日即食協の番号が違うため、印刷済カップも工場毎に別手配しているのだろう。

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No.7356 マルちゃん 赤いきつねうどん 北海道

▲左が北海道版、右が東版
北海道の地図以外はほぼ同じ
「OPEN」の文字色が違う!!(本稿公開直前に発見)

No.7356は東洋水産、マルちゃん 赤いきつねうどん 北海道。赤いきつねは他に東版・西版・関西版が存在するが、今回は東版と同時比較をしながら試食した。前回のどん兵衛と同じパターンである。

フタのグラフィックに関して赤いきつねは北海道版と東版との違いがごく僅かで、調理例写真はたぶん同一。北海道の地図とJANコード、小さな(E)マークぐらいしか気付かなかった。探せば探すほどいろいろな相違点が出てくるどん兵衛とは対照的。それだけ合理的もしくは中央集権的な製品作りをしているということか?北海道版では七味唐辛子を削除したどん兵衛に対し、赤いきつねは北海道民にも七色の刺激を恵んてくれている。ありがたや~

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No.7326 東洋水産 マルちゃん 緑のたぬき天そば 北海道 (北海道限定)

▲左は北海道版、右は東版
北海道版はフタの紙の光沢が弱い(半光沢)、東版はテカテカ
北海道の地図は日清と同様の黄緑色だが、島は省略されている

No.7326は東洋水産、マルちゃん 緑のたぬき天そば 北海道。 北海道限定。緑のたぬきと赤いきつねは北海道・東・西・関西の四種類がある。(厳密に言うと他に同社サイトに載っていない自販機版や輸出仕様も存在する)

北海道版は現地に行った際にその場で何度も食べているのだが、まだ写真や動画を伴う試食記を書いたことがない。なので改めて東版と比較をしながら食べてみることとする。実は西版も試食記をまだ書いていないので、可及的速やかに機会を設けなきゃいかんなあ。

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No.7306 マルちゃん ごつ盛り ちゃんぽん

No.7306は東洋水産、マルちゃん ごつ盛り ちゃんぽん。存在は意識していたが巡り合わせが悪く、今まで購入の機会に恵まれなかった。丁度東洋水産の在庫が尽きた状況で安売りの現場に遭遇し、「今だ!」と買い物カゴに放り入れた。実売百円近辺の安価で大盛りのちゃんぽんというのは、ありそうでいて実はあまり類を見ない。少し小ぶりだが大黒食品工業のマイフレンドビックぐらいかな?

原材料高騰のこの折、百円程度の大盛りちゃんぽんに海老やイカや豚肉が入っているなどという淡い期待をするのは罪、と自らの欲望に制約を課す。そうした物質的享楽(具)ではなく、精神的勝利を獲得できるか否かがこの製品の価値となろう。

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No.7286 東洋水産 マルちゃん 芋煮うどん

No.7286は東洋水産、マルちゃん 芋煮うどん。東北限定販売で製造は酒悦。最近毎年八月頃にリニューアルを伴って発売され、半年足らずで消えてゆく製品。なので現在は購入できないが、きっと八月になれば新バージョンが発売されるのだろう。外装デザインは赤いきつね系の流れを汲むもの。

▲昔のマルちゃん芋煮うどん(宮城風、2014年)

マルちゃんは芋煮うどんに熱心で、十年ぐらい前には別系統のデザインの芋煮うどんを出しており、山形風(醤油味)と宮城風(味噌味)を選べるようになっていた。ターゲットとする顧客層が違うのか昔の製品は肉無しだったのに対し、今回を含む近年の品は肉が入っていることがが訴求点となるが、その分高い。

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No.7256 マルちゃん 赤い天ぷらそば

No.7256は東洋水産、マルちゃん 赤い天ぷらそば。昨年11月の発売で紅生姜入りの赤いかき揚げ天ぷら入り。No.7246では姉妹品で緑の天ぷらうどんを、前回No.7255では日清のどん兵衛赤鬼紅生姜天そばを紹介している。

マルちゃんの赤いきつねうどんは1978年8月の発売で、姉妹品の緑のたぬきそばは1980年8月。共に和風カップ麺として広く深く認知されている。ここまではライバルである日清のどん兵衛も同様なのだが、東洋水産の絶対的な優位点は、色で中身が判別できることにあると思う。

即席麺にあまり興味のない人でも、「赤」を選べばうどんに油揚げ、「緑」を選べばそばとかき揚げ天ぷらにありつける。これは四十数年かけて東洋水産と消費者が共に築き上げた信頼であり、日清食品が望もうとしても得られない、幸せな関係性である。

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No.7246 東洋水産 マルちゃん 緑の天ぷらうどん

No.7246は東洋水産、マルちゃん 緑の天ぷらうどん。同社の看板商品からの派生品で、緑なのにそばでなくうどんであり、長年かけて刷り込まれた慣習から「緑=そば」と思い込んでしまっている人は間違えて選ぶ恐れがある。かき揚げ天ぷらもパッケージ同様の緑色であおさ入り。でも普通の緑のたぬきのかき揚げ天にあるような小えびは入っていない。

2022年11月に発売された製品だが、もう同社のサイトには情報が載っておらず、通販も既に取扱を終了している様子。企画モノとはいえ短い命だなあ。ちなみに今回の品と同時発売で赤い天ぷらそばという製品も存在し、これは来月No.7256で紹介する予定。

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No.7186 マルちゃん 日本うまいもん 新潟長岡生姜醬油ラーメン

No.7186は東洋水産、マルちゃん 日本うまいもん 新潟長岡生姜醬油ラーメン。現在日本うまいもんシリーズには他に青森津軽煮干しラーメンと青森味噌カレーミルクラーメンがある。最近では珍しい青森以外の製品である。

フタの右端には小さく「生麺ゆでてうまいまま製法」と記されている。これはカップ版のマルちゃん正麺が登場した際、華やかに謳われたこんにゃく含有麺(特許5719064号)のことだな。確かに麺の原材料名にはこんにゃくの名が含まれている。去年食べた姉妹品の青森津軽煮干しと味噌カレーミルクの麺は普通のノンフライ麺だったが、その後生麺ゆでてうまいまま製法にリニューアルされていた。技術の水平展開だね。

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No.7176 マルちゃん ごつ盛り 油そば

No.7176は東洋水産、マルちゃん ごつ盛り 油そば。麺の質量が130g(総重量は163g)という大盛りにも関わらず税抜98円の安売り現場に遭遇し、気がついたらカゴに入れて会計が済んでいた。

スペックを確認するとエネルギー量がなんと758kcal!()一円当たりのエネルギーは7.73kcal、或いは1kcal当たりのエネルギーコストが0.129円。食品としてはかなり低コストのエネルギーだといえよう。ちなみに758kcalはSI単位系に換算して0.88kWh。98円の本製品を損失ゼロで電気エネルギーに変換できれば880Wのストーブを1Hr使用できることになる、ってどうでもいいか。

)食品表示基準(H27年)における熱量(エネルギー)は、物理的燃焼熱に対しヒトの消化吸収率と排泄熱量を補正して算出する、らしい。

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No.7166 マルちゃん 麺づくり 担担麺

No.7166は東洋水産、マルちゃん 麺づくり 担担麺。普及版ノンフライカップ麺対決ということで、前回の麺職人との同時食べ比べ試食である。ちなみに麺職人は「担々麺」、麺づくりは「担担麺」と表記が異なる。

ウチのデータベースを検索したら「担々麺」が58件、「担担麺」は11件引っ掛かった。だがマルちゃん=「担担」という訳ではなく、正麺やごつ盛りでは「担々」表記を使っており、メーカ固有の方言ではなさそう。また日清でも過去に「担担」を使った製品が存在しており、結局はどちらでも良いのだろう。Google先生に聞くと「担々」が1240万件、「担担」は364万件。一方Wiki先生に聞くと「担担」が出てくる。

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