No.7953は秋田県のトヤマフーズ、秋田十文字中華そば。この種の超ローカルカップ麺では渡辺製麺や神室のめぐみによる製造が多い中、今回の品はトヤマフーズが製造及び販売を行っている。
▲トヤマフーズ 秋田十文字中華そば(2018年版)
調理例写真は現行品と同じだが丼は少し違う
昔は作り方説明の紙切れが中に入っていた
実は秋田で今回の品を購入し、帰ってから確認したところ、同じ製品を八年前の2018年に食べていた。イカンなあ、頭が老化して記憶が揮発してきているのかもしれない。
八年前と比べてフタのグラフィックは若干変化しているが、それ以上に内容量が150g→112gに大きく減少しているのに驚いた。しかし内容物に大きな違いは無さそうで、単なる誤記訂正かもしれない。でも2018年版は栄養成分表示すら無く、諸々の表記が古っぽかったんだよね。
食べてみて、第一印象で(良い意味で)素朴な味だなあと思うとともに、素材の持ち味をしっかり生かしていると感じた。そして変な混ぜ物からくる雑味や辻褄合わせの小細工が少なく、とても自然な印象の製品だなあと思った。都会の喧騒や虚構、ハリボテだらけの人間関係に疲れた時、この製品を食べると本当の自分を取り戻せる。かもしれない。
味や香りの要素は普通の安いカップ麺よりも少なく、少々不安を覚えるほど。だが一つひとつの要素に意味があり、無駄がない。エキセントリックな刺激や匂い・脂っぽさに頼らずともバランスが取れていて物足りなさを感じない。
まあワンコインでは買えない価格(税込558円)なので大量生産のカップ麺と比較するものではないが、違う世界がここにある。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | カップラーメン |
| EANコード | 4 905834 709098 |
| 会社名 | トヤマフーズ |
| 製品名 | 秋田十文字中華そば |
| 謳い文句 | だしがうまい 和風 |
| 調理方法 | 熱湯3分 |
| 質量 | 内容量112g/麺60g |
| 熱量 | 278kcal (1,042kJ) |
| たんぱく質 | 8.5g |
| 脂質 | 5.9g |
| 炭水化物 | 47.7g |
| Na | ~g(食塩相当量6.8g) |
| 付属品 | 液体スープ、メンマ、チャーシュー、ねぎ、胡椒 |
| ノンフライ麺 | ○ |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 麺は幅2mmの正方断面で、表面には凸凹がある荒々しい舌触りです。硬めで粘りや弾力に乏しく、ややボソボソした食感ですが、ノンフライらしいコシがあります。香りは意外に地味です。一般的な即席麺の麺とはかなり異なる印象です。 |
| 汁・ソース | スープは透明感が残る濃い茶色で、魚介と昆布が主導し、ポークが下支えする醤油味です。味や香りの要素が少ないというか、余計な混ぜ物や小細工がない印象で、その分雑味が少ないです。素材の質感はよく、ラードによる適度な力感と、軽い胡椒の刺激があります。 |
| 具・その他 | 肉は長辺が6cmで、薄くホロホロと崩れそうですが、有難味はあります。メンマはみずみずしく、ネギは細かくて少し邪魔に感じました。麺もスープもシンプルでハッタリがなく、素材の持ち味だけで勝負している印象です。飾り立てた味の即席麺に慣れた身としては、食べていて少し不安を感じた一方で、とても新鮮に感じました。 |
| 総合評価 | ★★★☆3.5 |
| 試食日 | 2026/06/27 |
| 賞味期限 | 2026/07/13 |
| 入手方法 | 2026/06/17 さいとう |
| 税込購入価格 | 558 JPY |




