No.7951は北海道三笠観光協会、アンモナイトラーメン。製造は札幌麺匠。アンモナイトを煮出した濃厚なダシをスープに使用!というのは嘘。製品の開発には三笠高校の生徒が参画しており、スープの小袋には「三笠高校12期生課題研究」と書かれている。高校生の時にこんな面白い体験をしたら社会を見る目が広がり、人生の岐路においても役立つだろう。
またアンモナイトという食材にはなり得ないテーマを設定して、如何にそこへ近付けるかを考えることは、もの造りとしても興味深いアプローチであり、高校生達にとっては問題解決能力を育む良いトレーニングになるだろう。ということで海老&味噌味のラーメンが完成した。
▲スープの小袋には「三笠高校12期生課題研究」とある
食べてみて、アンモナイト特有の芳醇で濃厚な香りが、潤沢かつ嫌味なく出ている、というのは嘘。でも麺もスープも野生的ともいえる力強さを感じさせるもので、その強靭さを一億年の歴史を耐え抜いてきたアンモナイトの化石に重ね合わすことができる。
太く硬い麺、塩辛くて素朴な味噌の味。正直言って繊細で上品な製品ではなく、体が弱っている時に食べることは勧めない。でもアンモナイトの化石を発見した時※の高揚感とか達成感みたいなものをこの製品を食べることにより得られる、のかもしれない。(※なお私はアンモナイトの化石を見つけた経験はない)
この製品は悪く言えば不器用、良く言えば小細工や誤魔化しが少ない印象で、素材の味や香りがストレートに出ている。この点に価値を見出す人も少なからずいると思う。個人的にはもっと海老の香りを際立たせてもいいかな、と思った。
来年は次の学年の高校生が参加して年単位で新製品を出したり、学校対決の創作ラーメン、なんて企画があったら面白いと思う。まあ・・・商売として成立するとは考え難いけれども。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | 袋ラーメン |
| EANコード | 4 573640 050033 |
| 会社名 | 北海道三笠観光協会 |
| 製品名 | アンモナイトラーメン 海老風味味噌味 (製造は札幌麺匠) |
| 謳い文句 | 三笠高校生監修 私たちの考えるアンモナイト味 濃厚で香り高い海老風味味をピリ辛に仕上げました |
| 調理方法 | ゆで8.5分 |
| 質量 | 内容量160g/麺90g |
| 熱量 | 570kcal (2,394kJ) |
| たんぱく質 | 19.4g |
| 脂質 | 17.5g |
| 炭水化物 | 83.8g |
| Na | ~g(食塩相当量9.7g) |
| 付属品 | 粉末スープ、調味油 |
| ノンフライ麺 | ○ |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 麺は幅3mmの厚みもある太い角断面で、縮れは弱く、表面には軽い摩擦があり、角は丸められています。八分半もゆでる指定なのにそれでもまだ硬めで、粘りは弱く無骨で素っ気ない歯応えです。とても重量感がある麺で、ふてぶてしい程の存在感があります。アンモナイトの化石のような、硬さや重たさが表現されています。 |
| 汁・ソース | スープは濁りのある薄めの茶色です。味噌のザラザラ感と大豆が発酵したような匂いがします。甲殻類系の旨味が出ていて、海老の香りはわざとらしさや嫌味がなく、うまく調和しています。甘さや辛さは控えめで、脂っ気も殆どありません。変な混ぜ物や小細工の形跡がなく、素材の味と香りが素直に出ています。 |
| 具・その他 | 麺もスープも強靭な印象で、どんな具を入れても負けないでしょう。アンモナイトというテーマを定め、様々な要素をそれに合わせていく開発手法は興味深いです。この企画に参加した三笠高校の生徒が、食品関係の仕事に興味を持てば、それは素晴らしいことだと思います。 |
| 総合評価 | ★★★☆3.5 |
| 試食日 | 2026/06/25 |
| 賞味期限 | 2026/06/13 |
| 入手方法 | 2026/06/10 道の駅葉菜野花(はなやか)小清水 |
| 税込購入価格 | 410 JPY |



