No.7625はインドネシアのFKS Food、Bihunku Goreng。米粉およびコーンスターチで作られたノンフライ麺の汁なし麺。

同社はウチが初めて取扱う会社で、主に袋のビーフンとスナック菓子を製造販売している。インドネシアには袋のビーフンを作る小さな会社が沢山あるのだが、2014年にバリ島へ行った際はこのBihunkuを見掛けた記憶がない（見たら購入している筈）。急成長したのか、それとも販売地域が偏っているのか？今回の品はジャカルタで購入したもので、大きな店舗では普通に見掛けることが出来た。購入価格は4,100IDR（約42円）で、Indomie等小麦麺のミーゴレンより2～3割高い。

食べてみて、攻撃性の弱い味であり、起伏が少なく平板な印象。またカロリーや塩分も少ないので、静かに体を労りたい時にはいいだろう。逆に言うと満腹感とかエネルギーを得ようとする用途には向かない。まあビーフンにパワフルさを求める人は多くないと思うけど。

一般的なミーゴレンと同様に醤油ダレのケチャップマニスが基調となる味なのだが、Indomie等の著名な即席ミーゴレンよりはかなりアッサリ・サッパリした印象。なので深みにも欠ける。

麺は1mmにも満たない髪の毛のように細いもの。表面はザラザラしていて独特な舌触り。でもしっかりとしたコシがあり、頼りなさは感じない。一方で適度なしなやかさもあり、決して突っ張ったような食感ではない。うまくビーフンの欠点が出ないようにしある。

ソースは甘めの醤油ダレの味と香りが支配するが、あまり強い味ではなく一歩引いた感じであり。辛さも尖っておらず融和的。うま味は強いが嫌味ではない。インドゥミーのミーゴレンなどと比べると自己主張が弱いので強い味の具は避ける方がいいだろう。

薬味にフライドオニオンが付いているが、量が少なく有難味を感じない。今の三倍ぐらいは入っていてほしいところだ。

国名	インドネシア
ジャンル	袋汁なしビーフン
EANコード	8 993118 731022
会社名	FKS Food
製品名	Bihunku Goreng
謳い文句
調理方法	ゆで2分お湯切り
質量	内容量60g
熱量	180kcal(754kJ)
Na（麺具+汁）	0.38g
付属品	粉末ソース、サンバルソース、ケチャップマニス、調味油、フライドオニオン
ノンフライ麺	○（ビーフン）
湯切り	要
麺	1mm弱の極細、表面はザラザラ、適度なコシとしなやかさがあり頼りなさは感じない
汁・ソース	甘めの醤油ダレは控えめ、辛さも尖ってない、旨味は強いが嫌味ではなく主張が弱い
具・その他	フライドオニオンは少なすぎて効果薄、攻撃性が弱く静かに体を労わりたいどきに良
総合評価	★★☆2.5
試食日	2024/11/05
賞味期限	2025/02/01
入手方法	2024/07/04 Grand Lucky (Indonesia)
税込購入価格	4,200 IDR (≒43 JPY)