No.6722 Ajinomoto (Peru) Aji-no-men Sabor Pollo con Verduras

No.6722はペルーの味の素(Ajinomoto del Perú)、Aji-no-men Sabor Pollo con Verduras。チキンと野菜味。No.6698で姉妹品のGallina Criolla味を試食している。

この時の品と今回とでは左上にある味の素ロゴが違うが、今回のAjロゴの方が新しいもの。丁度新旧製品の切り替え時期なのだろう。

ちなみにスペイン語のPolloとGallinaは、英訳するとそれぞれChickenとHen(めんどり)になるのだが、Aji-no-menでは料理の材料としてこの二つを区別しているのだろうか?だとしたら意外と言ったら失礼だが、繊細な味造りをしているんだなあ。

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No.6721 マルタイ 袋・マルタイラーメン 60周年記念

No.6721はマルタイ、袋・マルタイラーメン 60周年記念。棒ラーメンでお馴染みのマルタイラーメンは1959年に登場し、60周年を迎えた2019年8月に今回の袋版(ノンフライ縮れ麺)が数量限定で発売された。五個パックだが個装袋の印刷は十二種類あったそうで、龍のデザインが違うらしい。今回の試食品はいただき物だが、上に「マルタイラーメン 未来へ!21XX」と書いてあり、超合金で出来たロボットみたいな龍が描かれている。

限定製品にしては気合が入ってるなあと思っていたら、図柄を無難なものに変え、レギュラー品として2020年2月に改めて発売された。でもいいのかな~?マルタイラーメンなんて重たい名前を付けちゃって、不味かったらブランドを毀損することになるから責任重大だよ。

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No.6720 Maruchan (USA) Yakisoba Roasted Chicken Flavor

No.6720は米国のMaruchan Inc.、Yakisoba Roasted Chicken Flavor。前回のNo.6719で米国日清のChow Meinを紹介したが、現在米国ではこの二者以外に著名なカップ焼そばは存在しないので、ガチの競合関係にある。電子レンジ調理専用で湯切りしないという点でも足並みを揃えている。

日本で生まれたカップ焼そばは欧州にも広まり、またアジアの撈麵やミーゴレン等の汁なし麺もカップ化されている。そしてこれらはみな湯切りをするようになっているのに、米国のカップ焼そばだけは湯切りをしない仕様なのが不思議。湯切りの際に火傷をして訴訟が殺到するリスクを避けたのかな?

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No.6719 Nissin (USA) Chow Mein Shrimp Flavor

No.6719は米国の日清食品、Chow Mein Shrimp Flavor。Chow Meinは炒麺、焼そばのことである。電子レンジ調理の専用品で、結構昔(十年以上前)からある製品。現在八種類の味を揃える。宿命のライバルである米国MaruchanもYakisobaという名で似たような製品群を有している。

海外の即席麺は袋・カップを問わず電子レンジ調理を可とするものが結構多いのだが、日本で一般的な出力600Wの電子レンジではなく1kWぐらいの大出力を前提とするものが普通であり、そのせいか日本ではうまく作れないことがある。なのでウチは積極的には電子レンジ調理を行わないのだが、専用品だからしょうがない。

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No.6718 Maruchan (USA) Ramen 25% Less Sodium Chicken Flavor

No.6718は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Noodle Soup 25% Less Sodium Chicken Flavor。25%の減塩を売りとする健康志向の即席麺。

Maruchan Ramenの減塩シリーズは2012年頃に登場し、当初は35%の減塩であった。しかし塩分を抜き過ぎて評判が良くなかったのか?2年程前に現行の25%へ変更した。これと共に当初存在した25% Less Sodium Chili Flavorは廃盤になった。一方、競合Nissin Top Ramenは2017年のリニューアルでシリーズ全体を減塩化。米国の袋麺が進む方向性が見えるようだ。

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No.6717 Yatekomo (Spain) Yakisoba Pollo

No.6717はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Yakisoba Pollo。Gallina BlancaのYatekomoとイタリアStar社のSaikebonは兄弟のようなもの(実際はYatekomoが兄)だとこのBlogで繰り返し言ってきたが、今までそれぞれの試食はなるべく味が重複しないように配慮してきた。しかし今回の品はチキン味焼そば、SaikebonでもNo.6702で同じ味を採り上げている(スペイン語もイタリア語も鶏肉のことをPolloと表記する)。

▲No.6702イタリアStar社SaikebonのYakisoba Pollo

しばらく続いたこの二社の試食は、今回が手持ちの在庫の最後となり、〆としてそれぞれが同じものであることの確認としたい。

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No.6716 Nissin Foods (Germany) Soba Peking Duck

No.6716はドイツの日清食品、Soba Peking Duck。北京ダック味焼そば。Sobaシリーズは日清が気合を入れて欧州域での拡販を行い、カップ版だけでも七種類の味の幅広い製品群を揃えている。これは日本の焼そば以上に選択の幅が広いもの。その甲斐あって最近では競合他社も類似製品を出し、欧州域でも「焼そば」が一般的になってきた。ちなみにドイツの日清には生産機能は無く、ハンガリーの工場で生産される。

この製品を見て、北京は「Beijing」じゃないの?と不思議に思ったが、ドイツ語など欧州の言語で翻訳させると「Peki~」と出てくる。確かに日本でもペキンの方がしっくりするしなあ。

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No.6715 Coles (Australia) Beef Flavoured Instant Noodles

No.6715はオーストラリアのColes Supermarkets Australia、Coles Beef Flavoured Instant Noodles。Colesは豪州二位のスーパーマーケットチェーンであり、今回の品はそのプライベートブランド商品。パッケージには小さく「Made in Singapore」と書かれている。

発泡PS材縦型カップの外側へ印刷したフィルムを熱で収縮させて密着させる包装形態はシンガポールではTat Hui Foods 社(KOKAブランド)の製品のみに見られる形態であり、また中身についてもいくつかの類似点を見付けたので、同社に生産を委託したものだと断定する。

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No.6714 Lipton (USA) Soup Secrets Chicken Noodle

No.6714は米国のUnilever、Lipton Soup Secrets Chicken Noodle。袋麺でもカップ麺でもなく、箱麺とでも言える形態の製品。鍋と器が必要なことから分類上は袋麺として扱うこととする。スープが付いた麺というよりは、スープの具として麺が入っているようなものであり、スーパーでも即席麺ではなく缶詰などを含むスープの売り場に置かれていた。日本で生まれた即席麺の影響をあまり受けていないというか、全く無縁の製品のように思われる。

リプトンはスコットランドが発祥であり日本では紅茶の会社という認識だが、世界的には幅広い事業展開を行っており、アフリカでは一般的な即席麺(揚げ麺)も販売している。

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No.6713 Maruchan Ramen (USA) Shrimp Flavor

No.6713は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Ramen Shrimp Flavor。米国の即席袋麺を代表する品と言っても過言ではないMaruchan Ramenの中でも、Chickenと並ぶ看板商品であるShrimp味。これは過去ウチで何度も採り上げている品であるが、前回の試食(No.4454)からはほぼ十年経っているので、定番製品の定例チェックという意味で食べてみた。

▲10年前のShrimp味パッケージ

ちなみにパッケージの調理例写真は三~四年ぐらい前からフォークが添えられるようになると同時にエビが器の外へ追い出されており、何か理由があるのかな?と勘ぐってみたりして。

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