No.6404は東洋水産、マルちゃん やきそば弁当 焼とうきび風焦がし醤油味。2018年2月に発売、10月末に釧路で税込77円という特売価格で購入したものだが、現在同社のWebサイトには情報が載っていなかった。終売に伴う在庫処分だったのかな?
私は二歳半から約三年間札幌に住んでいたのだが、その頃のことはあまりハッキリと覚えてはいない。でも食べ物関係で鮮明に記憶にあるのが(1)「マルちゃんのたぬきうどん」を食べている時に丼をひっくり返して脚に火傷を負ったこと、(2)とうもろこしに醤油を付けて表面が少し焦げるぐらいに焼いて食べたのがめちゃくちゃ香ばしくて美味かったこと、の二つである。なので「焼とうきび」なんて言葉を聞くと条件反射的にフラフラ~っとよろめいてしまうのだ。(火傷の話は関係無いか)
おもて面の右上にデザインされた「150」の文字がある。最初これが何の意味だか判らなかった。東洋水産創業150周年じゃあないし、やきそば弁当生産累計150万食じゃあ少ないが150億食では多すぎる。んで「150」の下にはちっちゃく「その先の、道へ、北海道 Hokkaido Expanding Horizons」との文言が添えられている。最初ゾウさんの顔のように見えた枠線は北海道の形かあ。う~ん・・・
調べてみたところ、北海道命名150周年記念キャンペーンのマークとキャッチフレーズなんだって。う~ん、道外者には判りにくいなあ。まあ今回の製品は北海道限定品であり、予め広報等で情報を持っている北海道民が理解できればそれでいいのかな。
昔あった「試される大地」とか「好きですsapporo」なんて言葉は観光客向けのキャッチフレーズだったと思うのだが、どうもこれはちょっと意味合いが違いそうだな。
食べる前に、正直言うと人工的なとうもろこし及び焦げ臭さ香料とお菓子のような甘ったるいソースによって極めてワザとらしい味を想像していた。しかし食べてみて、過度な演出は無く(予想していたよりは)スッキリとした口当たりの味だった。基本は醤油ベースの味で、甘めなのはまあしょうがない。
具のとうもろこしはふっくらしていて量も十分。キャベツは歯応えがある。アオサではなくパセリのふりかけはちょっとヒネリがあるが量は少ない。
正直言うとソースは単調な味であり、麺は大盛90gなので食べる中盤に差し掛かると飽きてくる。そんな時に残り湯で作る中華スープを口に含むと単調さが一旦リセットされ、再び食べる後半戦に臨むためのファイトが湧いてくるのだ。焼そばでスープ付きというのは百難を隠す効用があるねえ。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ焼そば |
EANコード | 4 901990 339674 |
会社名 | 東洋水産 |
製品名 | マルちゃん やきそば弁当 焼とうきび風焦がし醤油味 |
謳い文句 | 中華スープ付 コーン・キャベツ入り |
調理方法 | 熱湯3分お湯切り |
質量 | Net118/麺90g |
熱量 | 542kcal (2269kJ) |
Na(麺具+汁) | 2.2g(食塩相当量5.6g) |
付属品 | 液体ソース、かやく(キャベツ・コーン)、ふりかけ(パセリ)、中華スープ(ネギ入り) |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 細めの角断面、軸方向への弾力感が強い、気泡感があり柔らかめ、自己主張をしない |
汁・ソース | 醤油ベースで甘め、口当たりはスッキリ、焦げ臭さ等で過度な作為的な匂いはしない |
具・その他 | コーンは量が多くてふくよか、単調な味だが残り湯を使うスープが効果的で飽きない |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2019/01/31 |
賞味期限 | 2019/02/21 |
入手方法 | 2018/10/29 イオン ザ・ビッグ |
税込購入価格 | 77 JPY |