No.6368 国分グループ本社 Tabete だし麺 海老豚骨だし Wだしラーメン

No.6368は国分グループ本社、Tabete だし麺 海老豚骨だし Wだしラーメン。Tabete だし麺は販売場所によって若干の違いはあれども大体税込170円程度で購入してきた。しかし今回の品はなんと税込220円で一段上のクラスである。海老は北海道産甘海老だし、豚骨は霧島黒豚豚骨だし、単品ではそれぞれNo.6173と6341で紹介した製品で存在しているものだが、贅沢にもこの二大だしをど~ん!と混ぜてしまったものらしい。

このシリーズはパッケージ左下にだしの使用割合が表示されているのだが、単品製品の甘海老だしは20%、同じく豚骨だしは24%であり、今回の製品の甘海老だしは25%、豚骨だしは12%とある。なので甘海老だしを強調したもののようだ。

今回の製品の裏面を見て、今までになかった表示が一つ増えた。「●製造所:藤原製麺株式会社 北海道旭川市~」

今までパッケージには製造者の表示が無かったのが明示されるようになった。もっとも、パッケージやスープの小袋の造りや賞味期限の表示などから藤原製麺であろうとは前々から推測していた(味だけだと菊水の可能性もあるかも、とも思ってたが)。まあともかく、長年の謎が解けてスッキリしたよ。

食べてみて、麺は今までのだし麺や藤原製麺のものとは全然違う太い扁平断面。ゆで時間に六分も要し、だし麺としては初めて麺の湯切りを要求される。利便性よりも品質を採ったのであろう。それでも硬めで、もちもち滑らかという感じは無く骨太な印象。噛み切る際に歯先が小麦粉の微粒子をかき分けて押し切るような感触がある。

スープはクリーミーな豚骨に海老のエキスが合わさって、かつ豚と海老がケンカをしていない。上品かつ力強さがあり、ごっつい麺にも負けていない。麺は湯切りをするので澱粉が溶出した雑味が無く、とてもスッキリとした感じ。

ただどちらのうま味も強いため、さすがにダシが過剰なようにも感じられる。好みに応じてスープの濃さを調整するのがいいだろう。あと刺激は弱いので、これも好みで何か足す余地はある。

値段は高めだが、それだけの内容を備えている。適切な具を添えれば下手な店舗のラーメンよりも高い満足感を得られると思う。

国名 日本
ジャンル 袋ラーメン
EANコード 4 901592 919915
会社名 国分グループ本社
製品名 Tabete だし麺 海老豚骨だし Wだしラーメン
謳い文句 北海道産甘海老だし×霧島黒豚豚骨だし 熟成乾燥麺使用 太麺
調理方法 ゆで6分分離調理
質量 Net115/麺70g
熱量 358kcal (1499kJ)
Na 〜g(食塩相当量7.3g)
付属品 液体スープ
ノンフライ麺
汁なし麺 ×
太い扁平断面、六分茹ででも硬めで骨太の歯応え、存在感が大、小麦粉の粉を感じる
汁・ソース クリーミーな豚骨に海老のダシ、上品かつ力強い、やや旨味が過剰で調整の余地あり
具・その他 値段は高めだが、適切な具を添えれば下手な店舗のラーメンよりも満足感を得られる
総合評価 ★★★☆3.5
試食日 2018/12/12
賞味期限 2018/12/18
入手方法 2018/08/30 Roji日本橋
税込購入価格 220 JPY