カテゴリー別アーカイブ: 602Taiwan

No.6934 KIKI食品雑貨 (Taiwan) 椒麻拌麵 花椒チリーまぜそば

No.6934は台湾のKIKI食品雑貨、椒麻拌麵。日本語では花椒チリーまぜそば、英語ではSichuan Pepper Noodles。日本への輸入はダスカジャパン クァウテモックが行い、amazon等の通販やKALDIの店頭などで購入可能(流通経路によって取扱品目が異なるかも)。ゆでた後にお湯を切って液体スープと混ぜる汁なし麺。日本語の説明文では触れられていないが、パッケージ裏面には「全素」と書かれているので動物由来成分不使用のヴィーガン対応製品。

拌麵は台湾や中国で見られる形態で、麺は自然乾燥で白いものが多い。揚げ麺の即席麺とは製造する会社があまり重複せず、別ジャンルのものとして区別されているようだ。

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No.6825 味王 (Taiwan) Kung-Fu Mì Gà(輸出仕様)

No.6825は台湾の味王、Kung-Fu Mì Gà。「味王」「鶏汁麵」以外の中国語が一切出てこない輸出仕様である。Gàという語はベトナム語で鶏肉の意味だが、裏面の作り方説明はスペイン語とポルトガル語で書かれている。買ったのはスペイン。No.6815で姉妹品のKung-Fu Mì Bò(牛肉味)を紹介している。

この製品の素性をいろいろ調べていたら、偶然味王の英文版即席麺紹介ページを発見した。ここにあるChicken FlavourはProduct Code(EANコードのITEM項)が今回紹介する品と同じだが、パッケージデザインは全然違う。このへんは複雑で判りにくいが、だからこそ面白い。

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No.6815 味王 (Taiwan) Kung-Fu Mì Bò

No.6815は台湾の味王、Kung-Fu Mì Bò。英文の社名はVe Wong。スペインで購入したもの。海外製の即席麺を食べ続けていると、即席麺に関わる外国語はある程度覚えてくるものであり「Mì Bò」という語がベトナム語の牛肉麵であることは判った。しかしそれ以外の表記は全てスペイン語とポルトガル語であり、この二国での牛肉はCarneが相当する。カンフーという製品名も含めてちょっと奇妙な点が多い。

 

▲原汁と書かれると肉汁を連想するな

買った後で気付いたのだが、左下に「原汁牛肉麺」と牛の絵が。そうか、これは台湾国内で現在「原汁牛肉湯麵(昔は原汁牛肉麺という製品名)」として売られている製品の輸出バージョンだったんだ。

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No.6610 鋒味 (Taiwan) 鋒味拌麵 三杯

No.6610は台湾の鋒味、鋒味拌麵 三杯。英文表記はChef Nic’s Noodles Three-Cup Sauce。パッケージの人物は香港のニコラス・ツェー(謝霆鋒)という俳優で、料理好きが嵩じて食品のプロデュースまでするようになったとのこと。ニコラスさんは厳しい表情をしているが、箸ですくっている麺が現実にはあり得ない図だったり、

随所にクマさんの絵が出てきてきたりで、なんだか可笑しい。

店頭ではいくつか味のバリエーションがあったのだが、「三杯」という名に惹かれてこれを選んだ。まさか、もしや台湾や香港にルーツがあるこの製品で日本の三杯酢がソースとして使われているんじゃないか?という興味があったからね。

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No.6591 味王 (Taiwan) Rika 力加雞汁麵

No.6591は台湾の味王、Rika 力加雞汁麵。パナマ向け輸出仕様。姉妹品のRika Wo-Mien 力加麺をNo.6492で紹介している。英語表記はInstant Noodles Combination Flavor。雞汁だからChickenかと思ったが、Combinationという表現が意外に思えた。「力加」を中国語で読むと「Lì jiā」になるらしく、Rikaという名はここからきたのかな?

パナマのスーパーへ行くと今回の品がたくさん並んでいて住民に浸透していることが伺われるが、ネット上には製品に関する情報が殆ど見当たらず、この地を踏んだ者しか存在を知らない「幻の即席麺」と呼んでもいいだろう。

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No.6580 維力食品工業 (Taiwan) 維力肉燥麵

No.6580は台湾の維力食品工業、維力肉燥麵。英文表記はWeilih Food Industrial、Instant Noodles with Onion Flavour。維力の台湾国内向けWebサイトには情報が載っておらず、輸出専用製品のようだ。

姉妹品でやはり輸出専用製品らしい香辣牛肉麵を先日No.6573で紹介している。この香辣牛肉麵を試食するのはウチでは三回目になるのだが、No.6573は以前よりも覇気が無くなったと感じた。その理由は丼お湯入れ方式とどちらで作っても良いことになっているのだが、麺を鍋で茹でて作ったことにあると分析している。たぶん同じ麺を使っているの今回の品はその点を意識してみたい。

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No.6573 維力食品工業 (Taiwan) 香辣牛肉麵(輸出仕様)

No.6573は台湾の維力食品工業、香辣牛肉麵。オーストラリアで購入した輸出仕様で、説明書きは英語と中国語の併記。英文名はWeilih Food Industrial、Instant Noodles with Spicy Beef Flavourとなる。

▲維力炸醤麵

パッケージには二つの丼(片方にはフタがついている)の絵が描かれている。これは同社の看板製品である維力炸醤麵のデザインを踏襲するものであり、兄弟製品であることが伺える。しかし、同社のサイトを見ても今回の香辣牛肉麵の情報は載っていないし画像で検索すると全て英文の説明が併記されている。どうやらこれは輸出専用製品で、台湾国内では正規に出回っていないようだ。

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No.6492 味王 (Taiwan) Rika Wo-Mien 力加麵 (for Panama Market)

No.6492は台湾の味王(アルファベット圏ではVe Wongと名乗る)、Rika Wo-Mien 力加麵。パナマ市場向けの製品である。最初この製品を手にした際、裏面にProducto de Taiwanと書かれていたから台湾製であることは判ったが、台湾のどの会社が作ったのか皆目見当が付かなくて途方に暮れてしまった。家に帰ってからバーコード数字の国籍・業者項(4 710008)をウチのデータベースで照合したところ味王製であることが判明した。

しかし、パナマというさほど即席麺が盛んではない場所に向けて専用の製品を用意するというのが興味深い。もっともパッケージは三~四十年前から時が止まったようなデザインなのだが。

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No.6377 味丹企業 (Taiwan) 真麺堂 炸醤風味乾麺

No.6377は台湾の味丹企業、真麺堂 炸醤風味乾麺。パッケージには「刀削麺」と大書きされているがこれは日本の輸入業者が貼ったシールであり、台湾での製品名称「真麺堂」および味の種別が中途半端に隠れている。せっかくある本名、それも日本人が読めて意味も認識できるものをわざわざ覆い隠すことはなかろうに、と思ってしまうよ。きっと日本で受けが良さそうな「刀削麺」という言葉を表に出したかったんだろうな。

「烹煮4分鐘 非油炸麵體」はゆで四分でノンフライ麺という意味。台湾の袋麺は丼お湯入れの三分待ち方式が主流であり、またノンフライ麺は珍しく、更に湯切りが必要なこの製品はかなりの異端児として受け止められているのかもしれない。

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No.6038 統一企業 (Taiwan) 滿漢大餐 蔥燒牛肉麵

No.6038は台湾の統一企業、滿漢大餐 蔥燒牛肉麵。No.6003で紹介した珍味牛肉麵の姉妹品。レトルトの肉塊が付属する高級即席麺で、袋版では他に麻辣鍋牛肉麵と蔥燒猪肉(豚肉)麵が存在し、カップ版ではさらにいろいろな種類がある。

漢字を見てもピンとこないが、英語の製品名は
●珍味牛肉麵=Beef Flavor
蔥燒牛肉麵=Chilli Beef Flavor
麻辣鍋牛肉麵=Super Hot Pot Beef Flavor
であり、辛さの順位が推測できる。麻辣鍋牛肉麵は2009年3月にNo.4071として試食紹介済み。 続きを読む No.6038 統一企業 (Taiwan) 滿漢大餐 蔥燒牛肉麵