カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.7236 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Ly Zeppin 絶品 Hương Vị Nước Tương Shoyu

No.7236はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Ly Zeppin Hương Vị Nước Tương Shoyu。「絶品」の醤油味。このシリーズは日本のラーメンの味をベトナムに紹介するための製品企画らしく、他にカップの豚骨味が、あと袋麺(こちらはノンフライ麺)には豚骨とソース焼そばがある。

パッケージのグラフィックには桜の花や鳥居や富士山が描かれており、この製品を食べることで少しでも日本への興味を持ってくれるならばありがたい。でも二文字の漢字で「絶品」だと中国語との区別がつかないかな?しっかし、妙にナルトが多いなあ。

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No.7234 Kailo Brand (France) Nouilles Instantanées Sabeur Tom Yum

No.7234はフランスのCentral Asia Pacific、Kailo Brand Nouilles Instantanées Sabeur Tom Yum、家楽牌桶面 酸辣面、トムヤム味。スウェーデンで入手した品の頂き物。

「フランスの」と書いてはみたものの、どこから眺めても中華風情が全開である。実際中国製造であることは明記されているが、会社は不詳。フランスの輸入業者が仕入れて同国のCentral Asia Pacificが販売、それが流れてスウェーデンに着き、更に日本へやって来た。飛行機列車トラックにどれほど揺られたのだろうか?ロマンに溢れるというか、数奇な運命を辿った個体だなあ。

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No.7233 VIFON (Vietnam) Mì Khay Có Gói Sốt Xào Tương Đen

No.7233はベトナムのVietnam Foods Industries、VIFON Mì Khay Có Gói Sốt Xào Tương Đen。黒醤油味トレー型焼そば。そもそも醤油といえば黒いのだが、ベトナムの調味料といえばニョクマム(魚醤)が一般的であり、スーパーの売場を見ても醤油の認知度は低いようだ。

▲湯切りのメカニズム(?)

本製品の湯切り機構は昔の日本のカップ焼そばで見られたものを単純化した印象。角形カップには立体シート成型のフタが付き、上面に半円弧の裂け目が形成されている。この隙間からお湯を排出するのだが、開口面積が小さく出が悪そうだ。一方でフィルター機能が無いので具がダダ洩れしそうでもある。

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No.7231 Acecook Vietnam (Vietnam) Mì Ly CAYKAY Hương vị Bò

No.7231はベトナムのAcecook Vietnam、Mì Ly CAYKAY Hương vị Bò。Cayは辛い、Bòは牛肉という意味で、スパイシービーフ味。Acecook Vietnamの激辛即席麺は他に袋麺でSiukayというブランドが存在し(No.7251で紹介予定)、今回のCayKayはカップ版のみ。

なぜ激辛ブランドをカップと袋で別々に設けているのだろう?と不思議である。というのも、正直言ってどちらも韓国三養食品のブルダックを強く意識して作られているように思うのだ。だったら袋とカップを統合し、より強いブランドに育てる方が良いように思うのだがなあ。

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No.7228 Acecook Vietnam (Vietnam) Handy Hảo Hảo Chay Hương Vị Lẩu Nấm Thập Cẩm

No.7228はベトナムのAcecook Vietnam、Mi Ly Handy Hảo Hảo Chay Hương Vị Lẩu Nấm Thập Cẩm。ベジタリアン向けミックスきのこ鍋風味。日本の技術が入ってます!とアピールするためか片仮名で「ハンディ ハオハオ」と書かれている。

ベトナムにおけるベジタリアン向け即席麺は多くはないのだが、トップブランドのHảo Hảoに設定されているということは一定の需要があるのだろう。少なくとも日本よりはメジャーな存在だと感じる。一方で台湾・タイ・インドネパール等の即席麺ではより一般的で、それぞれ大きく「素食/卍」・「齋」・緑のマークが付いている。

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No.7226 VIFON (Vietnam) Mì Trộn Khô Tôm Cháy Tỏi

No.7226はベトナムのVietnam Foods Industries、VIFON Mì Trộn Khô Tôm Cháy Tỏi。エビとフライドガーリックの混ぜ麺。湯切りを要する汁なし麺であり、頭に排出孔が付いたキャップを被っている。

カップに熱溶着されているフタを除去した後、お湯を注いでこのキャップを付け、所定の時間が経ったら排出孔からお湯を捨てるもの。この形態はドイツ日清が「Soba」で先鞭を付け、これにNestléやAjinomotoも追従し、今や欧州域におけるカップ焼そばの標準となっている。キャップには射出成型の樹脂部品が必要で(高コスト)、また湯切り時に指が熱いのが欠点。やっぱ日本の湯切り機構が最高だよ!

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No.7224 Asia Food Technology (Vietnam) Cung Đình Kool Mì Trộn Trứng Muối

No.7224はベトナムのAsia Food Technology(Afotec)、Cung Đình Kool Mì Trộn Trứng Muối。塩卵風味焼そば。同社は近年急成長している即席麺メーカで、日本でも袋麺とカップ麺の看板商品をチラホラと見掛けるようになってきた。今回の品は独自の湯切り機構を備えた四角いカップの汁なし麺。樹脂部品の点数が多く、結構コストが掛かっていそう。海外モノはいろいろな湯切りのやり方が乱立していて、接する度に楽しめる。

塩卵(Salted Egg)は東南アジアで人気のアヒルの卵を塩漬けにした食材で、以前からタイ等ではこの味による即席麺が販売されている。

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No.7219 Masan Consumer (Vietnam) Mì Ly Omachi Xốt Bò Hầm

No.7219はベトナムのMasan Consumer、Mì Ly Omachi Xốt Bò Hầm。ビーフシチュー風味。カップのOmachiには同じ味でもNo.7203で紹介した巨大な(45g)ソーセージ付きのデラックス版と今回の品であるソーセージ無しのスタンダード版が存在し、購入した店ではそれぞれ価格が16,500VND対9,200VND、約42円の差額がソーセージ代ということになる。

最近ベトナムの製品を紹介することが多いのだが、パッケージにメーカを問わず「Mới」という単語が頻出することに気付いただろうか?今回の品もブランド名の真上に陣取っているが、これは「新しい」という意味である。

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No.7214 YesMom (Vietnam) Mì Tôm Chua Cay

No.7214はベトナムのThiên Hương Food、YesMom Mì Tôm Chua Cay。辛い海老味。同社は1972年から即席麺の生産を開始した、ベトナムの老舗企業。湯気の立った赤い鍋の中に「Vì Hương」又は「味香麺」と書かれたマークの付いた製品は日本にも入ってきている。

今回の品はパッケージ写真にあるようにソーセージ付。No.7203で紹介したOmachiにも付いていたが、あれはソーセージが45gと大きな反面16,500VNDと高額だったのに対し、今回の品は実測17gと小さな代わりに8,500VNDと半額に近い。はいお母さん、という名前からして子供向けの製品のようだ。

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No.7203 Omachi (Vietnam) Sườn Hầm Ngũ Quả

No.7203はベトナムのMasan Consumer、Mì Ly Omachi Sườn Hầm Ngũ Quả。豚バラ肉のシチュー風味。パッケージの写真で強調されるように、45gもあるリアルなソーセージが付いているのが特徴。同国のカップ麺としては高額な16,500VND(約93円)で購入。ソーセージなしの廉価版(9,200VND)も存在する。

ソーセージ()付きのカップ麺は中国製品で何度か食べたことがあるが、ベトナム製では初めて。小さなカップの中には液体および粉末スープ・ソーセージ・乾燥野菜のかやく、更に折り畳みフォークまでがギッシリと詰まっており、おもちゃ箱を開けるようなワクワク感があった。
乾燥モノは含まない)

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