カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.6354 今麦郎面品 (China) 老爸厨房 一菜一面 蘑菇炒肉浇头面

No.6354は中国の今麦郎面品、老爸厨房 一菜一面 蘑菇炒肉浇头面。キノコと炒めた肉のトッピング麺、てな感じの意味かな。このシリーズはスープと具をひとまとめにしてフレーズドライ化したのが特徴。

最近日本では具沢山の味噌汁とかかつ丼のようなお惣菜のフリーズドライ製品が浸透しはじめてきているが、一菜一面シリーズは日本に先駆けて即席麺でいち早くこの手法を導入したもの。中国市場の観察は決して怠ることが出来ないなあ。No.5755で 番茄鸡蛋浇头面(トマトと玉子)No.6232で青椒肉丝浇头面(青椒肉絲)を紹介済み。

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No.6352 新順福食品 (Hong Kong) 寿桃 生麵皇 粗 鮑魚清鷄湯味

No.6352は香港の新順福食品、寿桃 生麵皇 粗 鮑魚清鷄湯味。英文表記ではSun Shun Fuk Foods、Sau Tao Instant Noodle King-Wide Abarone & Chicken Soup Flavour。しっかしヌードルキングか、大きく出たものだ。でも和訳すればラーメン王、どっかで聞いた名前だなあ。

この会社は袋もカップも非油炸(ノンフライ)麺のみを製造するところで、ちょっと前まではブランドネームが寿桃牌という名前だったのだが、今回見たら「牌」が消えていた。製品名中にある「粗」というのは幅広麺のことで、これに対して細い麺の場合は「幼」という表示がある。

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No.6351 7-Select (Thailand) Stir-Fried Pad Char Shrimp Flavour


No.6351はタイのSeven Eleven、7-Select Stir-Fried Instant Bowl Noodles Pad Char Shrimp Flavour。タイ風海老焼そばであり、セブンイレブンのプライベートブランド商品。タイはバンコックだとコンビニ密度は日本以上で、見たところそのうちの九割はセブンイレブン。なのでここで扱われるということは多くの人の眼に触れることであり誉れ高きことである。

タイにおけるセブンセレクトの即席麺はタイ日清が製造するケースが多いのだが、今回の品は日清のロゴが入っていない。またカップの造りや食べた印象からしてもタイ日清の文法とは異なると感じたので、きっと違う会社に製造委託しているのだろうと推測する。

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No.6349 Piwa Food (Sweden) Thai Cup Noodles Chicken Taste

No.6349はスウェーデンのPiwaFood AB、Thai Cup Noodles Chicken Taste。スウェーデン語でチキン味のことをKycklingsmakと言うらしい。あの辺の言語の多くはsmak=味なんだな。で、この製品の名前にもなっている通り製造はタイである。

容器は無地の発泡PS(ポリスチレン)製カップに印刷フィルムをシュリンクさせて密着させた構造。タイで縦型のカップ麺を製造している会社は私が知るところで六社あるが、この構成の容器を用いてタイで国内販売しているところは無い。いったいどこが作っているんだろう?

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No.6348 Gallina Blanca (Spain) Yatekomo Gambas


No.6348はスペインのGallina Blanca、Yatekomo Gambas。ガンバスとは海老のこと。私が勘違いしてしまい、YouTube動画では本製品のことをイタリア製だと紹介してしまったよ。というのも今回のGallina Blanca社・YatekomoとイタリアのStar社・Saikebonはどちらもポーランドの味の素が作っており、中身は実質的に同じモノであるから。

そういえばカップ側面の上部に「Los Originales」というキャッチフレーズが書かれていて、イタリア語でLosなんて単語を使うのかな?と一瞬疑問に思ったんだよね。とはいえ明らかに私のポカミスであり、混乱させてすみませんでした。

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No.6346 今麦郎面品 (China) 刀削宽面 酸辣牛肉味

No.6346は中国の今麦郎面品、刀削宽面 酸辣牛肉味。No.6208で姉妹品の红烧牛肉面を紹介している。大柄なカップの製品で、ヒートシールされたフタはついていないので薄い樹脂製でドーム状のキャップを外せばすぐに中身にアクセスできる。麺はさらにシュリンク包装されており、湿気を帯びることはないはずだ。

この刀削宽面、本国では九種類もある大きなシリーズ商品である。日本人の好みに合うかどうかは別として、中国では受け容れられている味だと思われる。

ちなみに今麦郎は今年画期的な「第二代方便面」を開発し、この年末から日本市場に参入するとのこと。中国の即席麺は麺が弱い印象があったので乞う御期待、かな。

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No.6345 Knorr (Spain) Pasta Pot Setas

No.6345はスペインのUnilever España、Knorr Pasta Pot Setas。セタスはきのこのこと。麺はらせん状にねじったフジッリである。

パスタはiramen.netの取扱範疇に入るのか?と疑問を持たれる向きもあろうけど、人類麺類皆兄弟、来る者は拒まず。どちらも小麦が原料なのだし実際のところ海外の即席ラーメンにはパスタっぽい味のスープもよくあるのでパスタとラーメンの境界は結構曖昧だ。ただ海外のパスタ系製品で油揚げ麺というのはまだ見たことが無いけど。(日本ではカップ麺の黎明期に揚げ麺によるスパゲッティがいくつか発売されていた)

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No.6343 Little Cook (Thailand) Spicy Beef with Real Meat

No.6343はタイのNamchow、Little Cook Spicy Beef with Real Meat。フタには小厨師 麻辣牛筋肉麵という漢字表記もある一方でタイ語表記はほぼ無い。なのにカップ側面にある作り方の説明書きはタイ語と英語のみで中国語はナシ。誰をターゲットとしている製品なのかちょっと判りにくいなあ。

購入価格は40.0B(約136円)で、タイ製の一般的カップ麺が15.0Bであるのに対して倍以上の高額製品。でもレトルトパウチに入った牛肉が付いていることを考えるとしょうがないかな~とも思う。

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No.6342 日清食品 (China) 日清拉王 九州黒蒜油豚骨風味

No.6342は中国の日清食品、日清拉王 九州黒蒜油豚骨風味。今まで中国版のラ王は三回紹介しており、それらは日本と同じ八角形で大柄のカップを用いたもの。カップだけでなく麺・スープ・具といった中身にもかなりの金が掛かっていそうだなあと思って試食した記憶がある。

しかし今回試食した拉王はタテ形カップになって容量は減り、見た目にもずいぶん貧相になってしまった。また従来はコテコテの中華風な味付けだったのが、浮世絵風のパッケージと九州の豚骨。要は全くの別物になってしまったように思われる。売れなかったなら仕方がないけど、せっかく高級ブランドとして立ち上げたのに、いいのかこれで?

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No.6340 Pot Noodle (UK) Beef & Tomato Flavour

No.6340は英国のUnilever、Pot Noodle Beef & Tomato Flavour。ウチでは散々Pot Noodleは美味しくないと文句を垂れつつも、実はネタとしてとても貴重な、愛すべき存在なのだ。

新興国の即席麺が美味しくないのを揶揄するのはちょっと躊躇するけれど、文化・産業の先進国であり大英帝国と呼ばれ尊敬され紳士の国であるところの食べ物がこうであるのを茶化しても全然後ろめたさが無い。優等生がポカミスをするような、臥竜点睛を欠くというか、耳なし芳一の耳の部分のような、なんとも愉快ではないか。

今回の品は知人がシンガポールで購入したものをいただいたものである。えっ?Pot Noodleって輸出もしているの?そして購入価格が8.4 SGD、700円弱!こんなんで需要があるのか?

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