カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.7494 聯華食品工業 (Taiwan) 荷卡廚坊 特級義大利濃湯麵 巧達海鮮風味

No.7494は台湾の聯華食品工業、荷卡廚坊 特級義大利濃湯麵 巧達海鮮風味。社名の英語表記はLian Hwa Foods、ウチで初めて紹介する会社。麺の品揃えはパスタのみでラーメンとか台湾風の麺線は扱っていない。荷卡廚坊はChef Hökaという英文ブランドになっておりホカ料理長、特級義大利~はプレミアムイタリアン濃厚海鮮麺、ってな感じかな?

昨年10~11月の台湾遠征で買い込んだ製品は今回の品がラスト。62種類を約五ヶ月間費やして紹介したことになる。次の海外遠征は国を決めたが都市は未確定。六月には実行したいのだが、どうなることやら。ということで今後ふた月ほどは国産品の製品紹介が多くなります。

続きを読む No.7494 聯華食品工業 (Taiwan) 荷卡廚坊 特級義大利濃湯麵 巧達海鮮風味

No.7484 上友 (Taiwan) 勝王ラーメン 牡蠣雞湯風味

No.7484は台湾の上友、勝王ラーメン 牡蠣雞湯風味。同社は台湾内外の食品を扱う商社で、独自の製品企画も行う。勝王ラーメンは台湾の有名実在店。レトルトの豚肉が付いている高級品で、価格は69TWD(約321円)。本製品は台湾のセブンイレブン専売製品らしい。日本語が散在するので当初は日本製かと思ったよ。

だが私の網膜にはAIバーコードリーダがインプリメントされており、側面を見た瞬間に製造は味丹企業によるものだと解読した。はて?台湾のセブンイレブンは味丹の競合たる統一企業系列なのにこんなのはアリなのか?もしかして台湾の企業は系列やら競合排除には固執せず、是々非々でビジネスを行なうのかもしれないな。

続きを読む No.7484 上友 (Taiwan) 勝王ラーメン 牡蠣雞湯風味

No.7483 味丹企業 (Taiwan) 双響泡 火山岩燒豚骨湯麵

No.7483は台湾の味丹企業、双響泡 火山岩燒豚骨湯麵。麺塊が二個入っている大盛りカップ麺。「火山岩燒」というのが物凄く過激な内容を示唆するるようだ。パッケージにある顔のイラストは涙と鼻水を垂らした酷い表情で、学生など若者向けの製品であることが伺えるものの、これを見てもあまり食欲は喚起されないなあ。

その脇に「94狂啊!!!」という言葉が添えられているのだが、その意味が判らない。いろいろ調べてみたところ「94」の読みが中国語の「就是」に近いことから「就是狂啊!!!」、まさにクレージーだとかまじヤバい、みたいなことらしい。口の中に溶岩を突っ込まれたような強烈な刺激があるのだろうか?

続きを読む No.7483 味丹企業 (Taiwan) 双響泡 火山岩燒豚骨湯麵

No.7479 Naked (U.K.) Singapore Style Curry Egg Noodles

No.7479は英国のSymington’s、Naked Singapore Style Curry Egg Noodles。卵麺のシンガポール流カレー味でベジタリアン向け。ウチで初めて紹介する食品会社の製品で、二百年近い歴史があるらしいが、即席麺を扱いだしたのはここ十数年前のことで、新興勢力といえるだろう。数多くの即席麺を擁するが、アジア系の味だけに限定している様子。

Nakedというブランド名ゆえ、カップの脇(上の写真で右上)にNew Noodsと書いてあるのをNudesと勘違いしてしまい、何故食品のパッケージにこんな語を使うのかと暫く悩んでしまったよ。私の心が汚れている表れかもしれない。(Noods=Noodles)

続きを読む No.7479 Naked (U.K.) Singapore Style Curry Egg Noodles

No.7477 味丹企業 (Taiwan) 味味一品 麻辣臭豆腐麺 (碗裝)

No.7477は台湾の味丹企業、味味一品 麻辣臭豆腐麺 (碗裝)。味味一品はレトルトの具が付いた高級即席麺で、カップ版と袋版で同じ味を揃えている。

▲2023年の台湾遠征で食べた臭豆腐(揚げ)

臭豆腐といえば腐敗臭を放つ癖の強い食材で、食べられない人も多いだろう。私は大好物とまでは言わないが、台湾へ行く度に夜店で食べて、少し良さが判ってきたかな?程度の初心者。

▲昔食べた臭豆腐味即席麺
台湾の統一企業、阿Q 臭臭鍋 泡菜鍋(2011年)
泡菜はキムチのこと

臭豆腐味の即席麺を食べるのは今回が二度目で、前回食べたものは安価な製品なので具に豆腐は付いておらず、スープに微かな発酵臭がある程度で大したインパクトは無かった。しかし今回の品はレトルトの臭豆腐がついており、本場の臭いを漏らさず真空パックし、リアリティの高い香りを堪能できるはず!

続きを読む No.7477 味丹企業 (Taiwan) 味味一品 麻辣臭豆腐麺 (碗裝)

No.7475 維力食品工業 (Taiwan) 大乾麵 蔥燒牛肉風味(桶麵)

No.7475は台湾の維力食品工業、大乾麵 蔥燒牛肉風味。桶麵はカップ版のことで袋版もある。湯切りを行う汁なし麺で、同じ径のカップが二つ重なっており(内側は印刷なし)、外側のカップ(麺が入っていない方)に付属の粉末スープを入れておき、湯切りしたお湯をここに注いて飲用のスープにするもの。この方式は同社の看板商品である維力炸醬麵のカップと同じだが、今回の品の方が量が多いため一回り大きいカップを用いる。

台湾における汁なし麺は、日本での焼そばほどメジャーではないように見える。トップシェアたる統一企業があまり乗り気ではないのがその主因かもしれない。(一応現在巷口乾麵・巷口拌麵という汁なし麺がある)

続きを読む No.7475 維力食品工業 (Taiwan) 大乾麵 蔥燒牛肉風味(桶麵)

No.7474 金車 (Taiwan) 漢寶 海鮮湯麵

▲「寶」は日本の漢字で「宝」

No.7474は台湾の金車、漢寶 海鮮湯麵。同社はコーヒーや酒、お茶等の飲料が主体で、昔から即席麺のシェアは微々たるもの。この業務領域にはあまり力を注いでいないように見えた。そして2014年に訪台した際は同社の製品を見付けることが出来ず、遂に即席麺業界からは手を引いてしまったか?と勝手に思っていた。

▲昔の「漢寶」のフタ(2001年)
金車だからGold Car、ではなくKing Car

しかし!昨年の訪台ではスーパーの片隅にこの漢寶シリーズ(全三種類)が置かれている現場に遭遇。まだ生きていたのか~!と感動の再会を果たし、一つ購入してきたのが今回の品。金車の即席麺を食べるのは18年ぶりだな。なお二十年ぐらい前には袋麺も存在していたが、今はカップ麺のみになっている様子。

続きを読む No.7474 金車 (Taiwan) 漢寶 海鮮湯麵

No.7471 Apollo (Mauritius) dan Bol Roasted Beef Flavour

No.7471はモーリシャスのT&T International Foods、Apollo dan Bol Roasted Beef Flavour。モーリシャスはアフリカ大陸の東にあるマダガスカル島のさらに東にある、面積2,000km²強で人口120万人程度の小さな島国。だが同社はここに即席麺の生産工場を持ち、1980年から生産を行なっている。決して中国等に生産を委託する実質代理店や商社ではない。今回紹介するカップ麺のApollo dan Bolは2016年の発売。

▲会社は右端の赤いピンの位置にある
西はマダガスカル島、その西はアフリカ大陸

▲T&T International Foods
今回の品はこの工場で作られた
69 La Tour Koenig Street,
Industrial Estate,
Pointe aux Sables,
Mauritius

▲工場から海まで直線距離で200m
南の島、行ってみたいな

パッケージは英仏語併記で、今回の品はフランスで販売していたもののいただき物。こんな製品に触れていると海外へ行きたい病が発症してしまうよ。

続きを読む No.7471 Apollo (Mauritius) dan Bol Roasted Beef Flavour

No.7469 Picnic (Thailand) Green Curry Flavoured Instant Noodles

No.7469はタイのWell-Grow、Picnic Green Curry Flavoured Instant Noodles。ウチで初めて扱う会社の製品。台湾で購入したもので、説明書きは全て繁体中文による。

社名やブランド名で検索すると製品画像はいろいろと出てくるのだが、会社についての情報が全然出てこない。過去タイへ行った際にもこの会社の製品を見掛けたことはなく、もしかしたら輸出専門の会社なのかも?検索した製品画像にも説明書きがタイ文字で書かれているのは全くなく、英語・繁体中文・アラビア語のみ。あと一応HALAL認証品で、イスラム圏への輸出がある様子。謎の多い製品で、探究心が燃え上がるな。

続きを読む No.7469 Picnic (Thailand) Green Curry Flavoured Instant Noodles

No.7468 統一企業 (Taiwan) 統一麵 肉燥風味

No.7468は台湾の統一企業、統一麵 肉燥風味。豚肉そぼろ味。古風なデザインで、袋版の発売は1971年。もう半世紀以上の歴史を持つ(カップ版は不明)。台湾製即席麺の黎明期に発展を牽引した製品の生き残りという意味で、日本で言えばチキンラーメンやサッポロ一番に相当する位置付けだといえよう。台湾でコンビニやスーパーへ行くと、数種類の姉妹品を含めてこの横縞模様の統一麵が必ず置かれている。

▲袋版の統一麵 肉燥麵(風味)(2011年)

▲昔の統一麵 肉燥麵(風味)(2006年)
イラストを含め殆ど変わっていないね

ウチがカップ版の肉燥風味を紹介するのは2006年のNo.3348以来18年ぶり。YouTube動画を始めたのがNo.3370以降なので僅かに間に合わなかった。よってTonTanTin動画で本製品を扱うのは今回が初めて。

続きを読む No.7468 統一企業 (Taiwan) 統一麵 肉燥風味