カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.6576 Maggi (Italy) Noodles Curcuma e Zenzero

No.6576はイタリアのNestlé、Maggi Noodles Curcuma e Zenzero。Curcumaはウコン(ターメリック)、Zenzeroは生姜のこと。即席麺の製品名としては随分変わった材料を前面に押し出している製品だなあ。

パッケージの基調色を見る限りはカレー味とは違いそうだし(全世界的にカレー味=黄色という認識が共有されている)。そもそも、食品のパッケージで紫と緑という色の組み合わせはあまり見かけないし、あまり美味しそうな予感が漂ってこないのだ。う~ん、何か一癖ありそうな製品である。

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No.6575 Insta Cup (Italy) Fusilli Pesto

No.6575はイタリアのLiodry Foods、Insta Cup Fusilli Pesto。Fusilliはらせん状のパスタで、Pestoはバジルソースのこと。正真正銘のイタリア製カップ麺であり、No.6559で姉妹品のFettuccine Carbonaraを紹介している。

今回の品はイタリアではなく、その近隣マルタで入手したもの。騎士団が有名なところだね。本来ならば居住者が通うようなスーパーで即席麺探しをしたかったのだが、腹を壊して体調最悪だったため土産物店を一~二軒回ったところで探索を断念。心残りがある反面、初のイタリア製カップ麺を入手できたのだから十分な成果があったともいえるのだ。

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No.6571 Maggi (Malaysia) Hot Mealz Roasted Sesame Chicken

No.6571はマレーシアのNestlé、Maggi Hot Mealz Roasted Sesame Chicken。シンガポール市場向けの品。Hot Mealzシリーズはマレーシアでも出ており、今回の品はパッケージデザインが若干異なるもののAyam Bijan Panggangという名で売られている。

大柄なカップであるが、総質量は91gでやや大盛りという程度(日本の大盛りカップは麺の質量が90gのものが多い)。しかし何故かフォークが二本入っているではないか!大盛りだから二人で食べてね、という訳ではなく単なる製造ミスかな。同じ容器を使っているNo.6551 Maggi Hot Headsは一本だったし。

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No.6569 Mamee (Malaysia) Daebak Spicy Fried Chicken Mi Goreng

No.6569はマレーシアのMamee-Double Decker、Mamee Daebak Spicy Fried Chicken Mi Goreng。カップにはハングル文字「대박」が大書きされており、これはDaebak と読み「大当たり、最高、すばらしい」等の意味がある。その上に「신세계푸드」とあるのは「新世界フード」という韓国の会社名。

そう、대박 / Daebak はMameeと新世界フードが国際コラボして2018年に上市した韓国風味の即席麺シリーズなのだ。インドネシア風汁なし麺のミーゴレンに激辛の韓国風スパイスを効かせ、ムスリムも安心のマレーシア製HALAL食品というグローバルな製品である。

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No.6565 Maggi (Swiss) Magic Asia Chicken Taste w. Black Pepper & Chili

No.6565はスイスのネスレ、Maggi Magic Asia Noodle Cup Chicken Taste with Black Pepper & Chili。実際の製造国は記載が無いため不明だがバーコード数字の国籍項(76)からスイスの製品として分類した。現物はギリシャで入手したもの。

カップ側面の説明書きは本来ドイツ語で書かれているところに、ギリシャ語で書かれた大きなシールが覆うように貼られている。ギリシャ向け専用のパッケージ印刷を用意していないことから、この製品のギリシャでの需要は少ないことが伺える。たくさん売れるならば元の印刷をギリシャ語にして、売上数量に比例する貼付けのコストを省くだろうからね。

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No.6563 Maruchan Bowl (USA) Con Camarón y Habanero

No.6563は米国のMaruchan Inc.、Maruchan Bowl Con Camarón y Habanero。メキシコ向け仕様でスペイン語表記。勿論Maruchanは日本の東洋水産が設立した会社で、米国およびメキシコへ輸出され、大市場でもあるこの二国でNissin Foodsを抑えトップシェアを堅持している。Nissinはメキシコに建てた工場で生産しているのに対し、Maruchanは米国からの輸出というのが興味深い。

今回の品は海老とハバネロ味、米国市場では類似の品がHot & Spicy with Shrimpという製品名で出ているが、中身が同じかどうかは確認できていない(栄養成分値はほぼ一緒)。

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No.6561 Maggi (Manaysia) Hot Heads Seafood Mee Goreng

No.6561はマレーシアのNestlé、Maggi Hot Heads Seafood Mee Goreng。シンガポールで購入した激辛カップミーゴレンだが、マレーシアの人からこんなの知らんぞ、とコメントを頂いた。

調べてみるとどうも「Hot Heads」シリーズはシンガポール専売品であり、マレーシアでは「Pedas Giler」という激辛シリーズがこれに相当するらしい。ちなみにインドでも袋麺のHot Headsシリーズがある。まったく、Nestlé即席麺の世界戦略は複雑怪奇・魑魅魍魎で全貌を把握するのがとても困難だ。まあそれだけ販売国に合わせてキメ細かく最適化を図っているという証でもあろうが。

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No.6559 Insta Cup (Italy) Fettuccine Carbonara

No.6559はイタリアのLiodry Foods、Insta Cup Fettuccine Carbonara。パスタの一種、フェットチーネ。イタリアの即席麺は過去Star社の製品を何度か試食しているが、実はこれポーランドの味の素が製造したもの。殆ど同じ製品がスペインのGallina Blanca社からも出ており、Star社が主体的に開発したとは思えない。それに対し今回のInsta Cupはイタリア製であることを高らかに謳っている。

Insta Cupシリーズにはパスタ以外にも姉妹品としてカップご飯、クスクス、キヌアといったバリエーションがあり、日本のカップ麺とはかなり異なる価値観の下で企画されているように思われる。

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No.6557 Indomie (Egypt) Beef Flavour (Cup)

No.6557はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Beef Flavour (Cup)。えっ?Indomieってインドネシア産じゃあないの?と思われた方も多いだろうが、Indomieは主にイスラム圏のあちこちでライセンス生産されるWorld Wideの即席麺ブランドなのだ。そしてこの品が私にとって初のアフリカ製即席麺の試食となる。嬉しい!

▲エジプトのスーパーにて

アラビア文字は右から左に記述するので、使用するソフトウエアが対応していないとうまく表示できない。動画編集で使っているAdobe Premire Elementsも非対応なのでタイトル文字を一文字毎にコピペして逆方向に並び替える作業を強いられてしまったよ。

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No.6556 永南食品 (Hong Kong) 公仔碗麵 五香肉丁味

No.6556は香港の永南食品、公仔碗麵 五香肉丁味。英語表記はWinner Foods、Doll Bowl Noodle Spiced Pork Cubes Flavourとなる。永南食品は日清食品グループ傘下にあり、香港の日清食品よりも安価なレンジを受け持つ。中国大陸側には珠海金海岸永南食品という子会社がある。

香港のデモは理工大が陥落して一旦沈静化したが、この先どうなるかは不透明。香港の街は即席麺探しでいろいろ歩いたのでどうしても動静が気になってしまう。今の対決姿勢のままデモが先鋭化すると参加者にとって生命の危機や不本意な扱いを一生強いられる可能性があるので、無責任に頑張れとは言えないのがもどかしい。

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