カテゴリー別アーカイブ: 20日本の袋麺

No.6231 キャメル珈琲 KALDI 炙りチャーシュー風味醬油らぁめん

No.6231はキャメル珈琲が販売し、菊水とデリカが製造する、KALDI 炙りチャーシュー風味醬油らぁめん。パッケージの写真には大量の肉が写っているが、このシリーズの常として具は付いていないので期待しないように。

即席麺の製品名あるいは謳い文句に「炙り」という言葉を使う例は少なく、i-ramenデータベースを検索したら今回の品を含めて8件しか引っ掛かからなかった。そして袋麺はこれが初めてである。カップ麺だと具として焦げ臭い香料を付けた肉を付ければ面目は保たれるが、具無しの袋麺で炙ったイメージを出そうとするならかなり派手な香りを付けなければならないんじゃないかと予想した。

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No.6221 八郎めん 秋田なまはげ醬油ラーメン

No.6221は八郎めん、秋田なまはげ醬油ラーメン。八郎めんは秋田の会社で、このBlogを始める少し前の2014年10月にNo.5413で「シロクマラーメン」を紹介した。このシロクマはもう終売してしまったようだが比内地鶏を使ったスープ、「低温ミスト熟成乾麺」という謳い文句が共通しており、今回のなまはげは販路を変えてスキンチェンジしたもののように思われる。

しかしこのパッケージのなまはげの写真は薄暗いこともあって実に怖い表情をしているね。幼い子供が夜中に見たら泣いちゃうんじゃないかと思うほど。食べ物の看板としては賛否両論ありそうだけど、本格的で凄そうな製品だという印象を与える効果はあるだろう。

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No.6216 クックランド 秋田 比内地鶏らーめん

No.6216はクックランド、秋田 比内地鶏らーめん。クックランドで検索すると該当する法人が全国からいくつも引っ掛かるが、ラーメンを製造販売するのは秋田県横手市の会社。Web上の自社サイトは持っていないようだが、Amazonや楽天での取扱も多いようなので各種製品を探し出すことが出来る。多品種少量生産なのかやたらと種類が多く、秋田や東北以外のご当地ラーメンがあったり、「円楽腹黒ラーメン」なんてのも作っている。

で、今回の品は秋田ご当地ラーメンの定番というか、またこれかよ、という感もある比内地鶏ダシの醤油味である。

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No.6211 国分グループ本社 Tabete だし麺 北海道産帆立貝柱だし塩ラーメン

No.6211は国分グループ本社、Tabete だし麺 北海道産帆立貝柱だし塩ラーメン。国分といえばK&K、国分株式会社として長いことやってきたが、2016年1月に大規模な組織変更とともに社名を「国分グループ本社」とちょっと長ったらしいものに変更した。

それまでの国分時代の即席麺は同じTabeteブランドながら「ひる麺」シリーズで展開してきたのだが、社名変更とほぼ同時期にこの「だし麺」シリーズに入れ替わった。まあ心機一転というところなのだろうか。

しかし昔の「ひる麺」シリーズにも「北海道産 ホタテ貝柱だし塩ラーメン」という製品があった模様(未試食)。なんだいホタテが漢字になっただけじゃんか。

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No.6206 サンヨー食品 サッポロ一番 広東風麺

No.6206はサンヨー食品、サッポロ一番 広東風麺。サッポロ一番の袋麺で定番製品以外は入れ替わりが激しく、今回の製品は2017年11月に発売されて即購入したものだが、既にサンヨー食品のWebサイトからは姿を消してしまっており市中在庫も無いみたいだ。諸行無常。

しかしなあ、四文字の漢字による製品名を楷書体でで~んと書かれると、どうしてもこれ中華三昧か?って思ってしまうよ。中華三昧が登場してから36年、刷り込まれたイメージはデッカイな。今回の品で製品名の上に「サッポロ一番」のブランドロゴが妙に大きく書かれているのは誤認された時の言い訳作りかと勘ぐってしまうな。

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No.6201 キャメル珈琲 KALDI グリーンカリィらぁめん

No.6201はキャメル珈琲、KALDI グリーンカリィらぁめん。KALDIの袋麺といえばいつもの菊水寒干し麺だが、スープは今回北海道のベル食品というところが担当。同じカリィでもNo.6114スパイスかりぃらぁめんはデリカだったし、他にも製品によって一番食品など複数の企業を使い分けているようだ。

菊水の宿命のライバル(だと勝手に思っている)藤原製麺は今では殆どの製品が茹で汁でスープを溶く方式となっているのに対し、菊水はスープを別途お湯で溶く方式のものも混在している。で、このKALDIシリーズでは私が知る限り別途お湯溶き式を採っており一手間余計にかかるのだが、KALDIの顧客はこの一手間を厭わないという判断をしているのだろう。

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No.6196 三菱食品 もっとNippon! 生ラーメンじっくり干したらおいしい麺に仕上がりました。塩

No.6196は三菱食品 製造は菊水、 もっとNippon! 生ラーメンじっくり干したらおいしい麺に仕上がりました。塩。No.6154の醤油No.6172の味噌に続く三作目の紹介で、これでもっとNippon!シリーズを完全制覇したことになる。No.6172の試食記で三菱食品のもっとNipponシリーズってこのラーメン三種類しかないんだよな~、と皮肉交じりに書いたのだが、この四月からわかめや煮干し、黒糖、かんぴょう、シリアル製品を追加することになった。国産の乾燥製品、というのが基本なのかな。

前二作のラーメンも、菊水が基本に忠実に作った正統派即席麺という感じであったので、今回の塩味も何も心配することはないと思う。

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No.6191 エースコック わかめラーメン あっさりしょうゆ味

No.6191はエースコック、わかめラーメン あっさりしょうゆ味。エースコックのWebサイトでは五個パック品しか載っていないのだが、単品販売をしている状況を複数個所で目撃している。他の製品もこのような柔軟な販売をしてくれると我等即席麺フリークにはありがたいのだが。

カップ版のわかめラーメンが発売されたのは1983年6月であり、袋版はそれから九年遅れた1992年6月にごま・しょうゆ味とごま・みそ味の二種類が登場した。カップから生まれたブランドが袋に展開されるという珍しいパターンである。袋からカップの例はたくさんあるんだけどね。なお現在袋のわかめラーメンはしょうゆ味のみ。

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No.6184 国分グループ本社 Tabete だし麺 比内地鶏だし醤油ラーメン

No.6184は国分グループ本社、Tabete だし麺 比内地鶏だし醤油ラーメン。比内地鶏は名古屋コーチン、薩摩地鶏と並ぶ日本三大地鶏だそうだ。秋田県に関係する即席ラーメンというのはあまり多くないし、あったとしても大抵がこの比内地鶏を売りにしている製品ばかりというのが現実である。

秋田県はラーメンに限定せず麺類であれば焼そばだと横手、うどんなら稲庭というビッグネームがあるのにね。ハタハタしょっつる味とかいぶりがっこ入りラーメンなんかが即席で出ないかな?まあ出てもたいして売れそうもないか。

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No.6178 創健社 有機ノンフライ味噌ラーメン

No.6178は創健社、有機ノンフライ味噌ラーメン。No.5938で姉妹品の塩ラーメンを紹介しており、未試食だが醤油ラーメンとただのラーメン(スープ無し)もある。この有機ノンフライシリーズは「有機JAS認定」を取得しているのが売り。製造は埼玉の高橋製麺で、鴻巣ラーメンを作っているところだね。

200円近辺でちょっと高めの健康志向即席麺という意味では前回No.6177オーサワジャパンの製品と立ち位置が近いと思われる。この二社をはじめとしていくつもの会社が健康をテーマとするマイナーな袋麺を昔から作っているが、ずっと続いているというのはそれなりの根強い需要があるという証左といえよう。

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