カテゴリー別アーカイブ: 20日本の袋麺

No.6983 みうら食品 鳥中華

 

No.6983はみうら食品、鳥中華 和風そばつゆ味。山形の会社で野川商事グループの一員である。今回の鳥中華をはじめとして、最近みうら食品の製品をあちこちで見掛けるようになってきた。同社サイトでは昨年春に生産量を超える受注があったとのニュースが載っていたりして、ローカルな即席麺会社が元気良く成長してゆくのは素晴らしいことだね!

 

▲千万両 山形そば屋の中華
醤油味(2001年)、みそ味(2004年)

この会社に関して、ウチではだいぶ前に「千万両 山形そば屋の中華(醤油味/みそ味)」という製品の紹介をしている。現在は「極旨そば屋の中華」という名に変わりパッケージデザインも刷新されている(醤油味のみ、JANコードは別物)。そして今回の品にも小さく「そば屋の中華」と添えられている。

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No.6982 小山製麺 ぶし香る 秋刀魚らーめん

No.6982は小山製麺、ぶし香る 秋刀魚らーめん。岩手県の会社で、めんは秋田の八郎めん、スープは栃木の正田フーズの製造。No.6942で紹介した姉妹品の白金豚らーめんと同じ構成であり、ゴールデンコンビともいえる組合せである。サンマを焙乾して作る「ぶし」を使った製品。

サンマを主題とする即席麺は極めて珍しく、ウチのデータベースでも過去に一例しか該当しなかった。それだけ他と差別化できる長所を引き出すのが難いのか、あるいは臭みを出さずに作るのが難しいのか?と想像する。

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No.6680 丸榮製粉 新之助 南蛮えびラーメン

No.6680は丸榮製粉、新之助 南蛮えびラーメン。新潟の会社でNo.6670で同社のとん汁の店たちばな とん汁ラーメンを紹介している。今回の品は塩味の棒状ラーメンで二食入。

新之助は新潟県産の米で、麺の材料の30%にこの米粉をブレンドしてある。また南蛮えびは正式名称がホッコクアカエビという甘海老で、色と形が赤唐辛子に似ていることから新潟では南蛮えびと呼ばれる、らしい。

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No.6978 だるま食品 水戸納豆ラーメン みそ味

No.6978はだるま食品、水戸納豆ラーメン みそ味。茨城の会社であり、No.6968で姉妹品のしょうゆ味を紹介している。みんな大豆から出来たものとはいえ、しょうゆとみそでは後者の方が納豆との親和性が高そうな気がするな。(あくまで気がするという程度だけど)

だるま食品は1948年の創業(当時は高野商店)で、Webサイトを見ると納豆だけでも27種類を取りそろえる他、納豆加工品としてラーメン以外に納豆カレー、納豆ふりかけ、スナック、チョコ、チーズなどいろいろな製品に手を出している。必ずしも美味しそうとは思えないものもあるが、納豆一筋73年で徹底している姿勢は敬意を払うべきものだろう。

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No.6973 ヒガシマル 鹿児島チャンポン 1968復刻版

No.6973はヒガシマル、鹿児島チャンポン 1968復刻版。鹿児島の会社で「♪きつね、たぬき」でお馴染みのヒガシマル醤油(兵庫)とは無関係。

オリジナル製品は1968年の発売だが関東圏の私は現物を知らず、再現度については言及できない。まあ1960年代の製品の復刻版が出たとしても様々な制約から当時の材料や製法等を今は使えない場合が多く、味に関して当時の製品とは全然違うものが殆どであるので再現度云々は大して重要ではないと思う。

当時の製品写真は検索できなかったが、この時代にゆるキャラは存在しなかったし、カラー写真が載ったパッケージもローカルな会社にはまだ採用できなかっただろう。なので今回新たに起こしたものかな?と思う。

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No.6972 藤原製麺 北海道スープカレーラーメン

No.6972は藤原製麺、北海道スープカレーラーメン。普通の汁ありラーメンとしての食べ方の他、麺を湯切りして冷水で洗って、濃いめに溶いたスープに浸して食べる冷しつけ麺方式も推奨されている。

▲現在のパッケージ
(藤原製麺のサイトより拝借)

確認のために同社のWebサイトを覗いたら、パッケージが微妙に変更されており、裏面の作り方説明も含めて冷しつけ麺に関する記述は一切無きものとなっていた。季節的な対応なのか、冷しの評判があまり芳しくなかったからなのかは不明だが、今買った人はこの製品の持つ二面性について知る術はない。しまったなあ、今回は普通の汁ありラーメンとして試食したのだが、そうだと知っていたら冷しつけ麺で食べたのになあ。

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No.6970 丸榮製粉 とん汁の店たちばな とん汁ラーメン

No.6970は丸榮製粉、とん汁の店たちばな とん汁ラーメン。ウチで初めて紹介する新潟の会社で、棒状ラーメンの他にうどんやそうめん・小麦粉等を製造販売している。Webサイトを見る限りこの手の製粉会社にありがちな片手間でラーメンもやってますという感じではなく、きちんと腰を据えて製品を出しているように思われる。

今回はとん汁ラーメンということで、これがカップ麺であれば具によってある程度のとん汁らしさを表現することができるだろうが、具無しの袋麺だから最悪具無しの素の状態で食べることも想定しておかなければならない。その状況でもとん汁っぽさが感じられるのだろうか?

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No.6968 だるま食品 水戸納豆ラーメン しょうゆ味

No.6968はだるま食品、水戸納豆ラーメン しょうゆ味。水戸の会社で納豆の製造が本業であり、ラーメンは数多くある加工品の中の一つ。本品にはフリーズドライの納豆が付属している。この会社が麺やスープまでを小規模で自主製造しているとは思えず、それぞれをどこからか調達していると考える方が自然である。

今回の品はいただき物で、生タイプの麺だとウチの取扱範囲から外れて試食記を書けず、ご厚意に応えられずに申し訳ないなあ、と思っていたのだが、箱を開けたらノンフライの乾燥麺が出てきてホッとしたよ。パッケージの左下に居るのは水戸市のマスコットキャラクター「みとちゃん」、髪の毛がねばねばして臭そうである。

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No.6963 日清食品 日清爆裂辛麺 極太激辛ラーメン

No.6963は日清食品、日清爆裂辛麺 極太激辛ラーメン。姉妹品の激辛焼そばをNo.6955で紹介しており、また同じ日清グループの明星チャルメラ宮崎辛麺を前回採り上げた。最近は袋でも辛い製品ばかりだなあ。

▲左から爆裂辛麺のラーメン、同焼そば、宮崎辛麺

ところでこの爆裂辛麺(ラーメン及び焼そば)にもチャルメラの宮崎辛麺にも五段階の「辛さレベル」が表示してある。この種の指標は基準が曖昧だと思っているが、同じ日清グループ内ならばある程度の客観性があることを期待したい。ちなみにチャルメラ宮崎辛麺は辛さレベル4,爆裂辛麺はどちらも5(最大値)だ。んで私が食べたところ爆裂二種は同程度の激辛、宮崎辛麺は少し穏やかという印象で、辛さレベルの数値と一致する。

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No.6962 明星チャルメラ 宮崎辛麺

No.6962は明星食品、明星チャルメラ 宮崎辛麺。発売は2020年3月で比較的新しい製品だが、あっという間に市場に受け入れられて、多くのスーパーで定位置を確保するまでになった。それも五個パックだけでなく単品でも。そして決して一過性のブームではなく現在でも継続中である。コロナで家での食事の機会が増えたこともあるが、これはもう大ヒット作と呼んでも良いだろう。

裏面の作り方説明では卵一個を使うように指示がある。もちろん卵無しでもいいよとも書いてあるが、卵入りを強く推奨している様子。ウチの試食では基本的に素の味が推測できなくなるので卵は入れないのだが、今回は敢えてメーカ推奨の方式で作ることとした。

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