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No.7032 キャメル珈琲 KALDI ポルチーニらぁめん

No.7032はキャメル珈琲、KALDI ポルチーニらぁめん。実際の製造は麺が菊水でスープは和弘食品、共に北海道の会社である。

さてポルチーニと言われても、私はパスタソースに少量混ざっているのを食べた程度の経験しか持っていない。味や香りや食感の確固たるイメージを未だ築けておらず、経験値でいえばトリュフ以下の乏しさだ。まあこの世界三大きのこともいえるポルチーニを、中華麺のラーメンに使ってしまうという罪深き製品である。類似製品を調べてみたら、日清のカップヌードルにもポルチーニ香るきのこポタージュという品が現行品であるのね。今回の品が気に入ったらこいつも食べてみよう。

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No.7031 桜井食品 ベジタリアンのためのみそらーめん

▲正式名称はベジタリアンのためのみそらーめん

No.7031は桜井食品、ベジタリアンのためのみそらーめん。岐阜県の会社で健康配慮型の製品を製造・販売する。動物・魚介由来成分、アルコール、化学調味料、着色料、香料、保存料不使用。

▲豆乳ピリ辛めんは税込302円。今回の品は162円

姉妹品でベジタリアンの豆乳ピリ辛めんをNo.6891で紹介しており、見た目は今回の品とソックリで文字を読まないと判別できない程なのだが、メーカのサイトに載っている税込価格を見ると、今回の品は162円なのに対し、豆乳ピリ辛は302円で倍近く違う。これじゃ姉妹品とは呼べないかな?大きな違いといえば、今回の品は粉末スープで豆乳ピリ辛は液体スープというところぐらい。麺の見た目は同じもののようだし、差額はスープの違いか?

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No.7024 山本製粉 懐かしの激辛らーめん

No.7024は山本製粉、懐かしの激辛らーめん。ここは愛知県のローカル色溢れる即席麺製造会社である一方、海外への輸出事業を積極的に行っているようで、米・豪・東南アジアなどで即席麺を捜しまわる際に同社の製品と想定外の遭遇をすることが何度もあった。また販売者が現地企業で製造者名の記載が無いMade in Japanの即席麺で、形状や造り、装丁のデザインセンスからこれは多分山本製粉製臭いな、と思われる品を見掛けることもある。

▲実際の販売形態(五個パック)
見た目は5pで税込148円と思えない

今回の品は業務スーパーにて五個パック税込148円という日本の袋麺の最低価格帯で購入したもの。同社のサイトには製品情報が載っておらず、特定の販路に向けた限定製品なのかもしれない。

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No.7022 もへじ 北海道で作ったラーメン シークヮーサーしお

No.7022はもへじ、北海道で作ったラーメン シークヮーサーしお。もへじは販売者で製造は藤原製麺だが、JANコードの業者項はもへじのものとなっている。従来食べたもへじブランドの即席麺は全て業者項が製造者のものだったので、今回の品は初めて見るパターンだな。(←調べ直したら誤りでした)

製品名に「北海道で作ったラーメン」とあり利尻産昆布だしを使う一方で、フィーチャーしたのは沖縄や台湾で採れるシークヮーサーというのが面白い組み合わせ。私は北海道の会社はその地の原材料だけを使うべき!なんて原理主義的考えは持たないので、面白ければどんどん原産地フュージョンをやればいいと思う。ただ今回の事例は上手く合うのかな?と若干心配でもある。

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No.7021 すみれ/西山製麺 新すみれラーメンしお

No.7021はすみれ、すみれ乾燥麺しお。姉妹品の醤油をNo.7001で紹介している。製造は西山製麺で、どちらのサイトでも本品の購入ができるようになっているが、製品の名称が微妙に異なる。すみれは「新すみれラーメン」で西山製麺は「すみれ乾燥麺」。製品本体にはどちらの名称も記されておらず「すみれ」だけだ。

ところで西山製麺のURLは「ramen.jp」なんだ、また大きく出たものだなあ。この名をwhoisで調べると2001年の取得だと判る。ウチがi-ramen.netのドメイン名を取得したのは2000年なのだが、即席に限定せずにもっと広い名前を取っておけば良かったかな?とか今更思ったりして。 続きを読む No.7021 すみれ/西山製麺 新すみれラーメンしお

No.7014 水野商店 網走監獄見るにはいいが入っちゃいけねえ!! シャバの味醤油ラーメン

No.7014は北海道網走市の水野商店、網走監獄見るにはいいが入っちゃいけねえ!!シャバの味醤油ラーメン。水野商店は販売者であり製造は藤原製麺で、JANコードの業者項も藤原製麺のものになっている。網走やオホーツク海ならではの特産品ではなく、観光記念土産的な性格を持つ製品である。

▲シャバの味に涙する

裏面にある作り方説明の挿し絵では完成したラーメンを食べる人が「シャバの味・・・」と呟きながら涙を流している。本製品の暗黙のイメージは健さんの網走番外地だと思われ、脱獄後に食べた一杯、という設定なのだろう。もっとも、長いこと刑務所の冷えた臭い飯を食ってきた人ならどんな即席麺を食べても歓喜の涙で溢れてしまうかもしれんな。

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No.7011 アイリスフーズ 豪麺 旨辛らーめん

No.7011はアイリスフーズ、豪麺 旨辛らーめん。家電等を扱うアイリスオーヤマからお米などを扱う食品部門を2013年に独立させて設立した会社。今回の品の製造は三重県のつばめ食品という聴き慣れない会社であり、住所からみて以前北勢麺粉の工場があったところみたい。北勢麺粉は昔業務スーパーでよく見掛けたいわて醤油のラーメンを作っていた会社。社名変更なのか倒産や合併などゴタゴタした結果なのかは不明。

▲ゆでとレンチンのデュアルモード仕様

この製品が珍しいのは鍋でゆでて作る方法に加えて電子レンジ調理をサポートしていること。海外モノでは珍しくはないのだが、日本の国内向け製品では初めてかもしれない。(電子レンジ調理専門製品は過去あった)

今回は新春特別お年玉企画ということでそれぞれの作り方を試してみて、味や作り勝手を比較してみることとする。

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No.7002 小山製麺 前沢牛らーめん 濃厚醤油味

No.7002は小山製麺、前沢牛らーめん 濃厚醤油味。同シリーズの白金豚らーめんをNo.6942で、秋刀魚らーめんをNo.6982で紹介している。作る際に湯切りが必要であり面倒だが、その手間を正当化するだけの良さがあると感じてどちらも高評価(★3.5)を付けた。原材料中の牛肉(スープ中に欠片が入っている)に前沢牛を100%使用しているそうだが、牛脂やビーフエキスには前沢牛を使っていない、との注意書きがある。

麺の製造は秋田の八郎めんで、スープは北海道の南華園によるもの。前二回はスープの製造が栃木の正田フーズであり、どのような基準で発注先を選定しているのか興味深いな。

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No.7001 すみれ/西山製麺 新すみれラーメン醤油

No.7001はすみれ、新すみれラーメン醤油。製造は西山製麺。昨年のNo.6775ですみれラーメン味噌を試食しており、これと比べてグラフィックのレイアウトが若干異なっているものの、単なる姉妹品だと思っていた。そしてこの味噌味では販売者が西山製麺であり、麺の製造は藤原製麺、スープはデリカ、メンマは二ホンフードとの表記があった。

▲昨年食べた味噌味
西山製麺は販売者の扱い

しかし今回の醤油では製造者が西山製麺となっており、部品毎の表記は無い。よく見ると製品名も「新」すみれラーメンになっており、JANコードも別物だ。一方で臓物の造りは昔の味噌と酷似している。ただの記載変更なのか、製造工程が全く変わったのか気になるなあ(こんなのは俺だけか?)。

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No.6998 越後屋重兵衛 新潟濃厚味噌らーめん

No.6998は越後屋重兵衛、新潟濃厚味噌らーめん。新潟の会社で動画のタイトルには社名を誤って越後屋「十」兵衛と書いてしまったよ、申し訳ない。越後屋重兵衛はあくまで販売を受け持ち、製造は松代そば善屋という会社によるもの。

袋には「新潟県の新潟市は新潟5大ラーメンの一つです。」と書かれているのだが、よそ者にとっては何が5大なのか判らない。調べてみたところ①燕背脂、②三条カレー、③長岡生姜醬油、④新潟あっさり醤油、⑤新潟濃厚味噌、のことを指すらしい。だがさらに6大7大8大ラーメン説も存在していて、あんまし数が増えると「大」じゃなくなってしまう気もするな。まあこの辺は供給側の勝手な都合といえよう。

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