カテゴリー別アーカイブ: 211藤原製麺

No.7813 藤原製麺 北海道二夜干しラーメン 旭川醤油

No.7813藤原製麺、北海道二夜干しラーメン 旭川醤油。同社製品のボトムレンジを担うシリーズで、No.7803で姉妹品の札幌味噌を紹介しており、他に函館塩・釧路醤油がある。

▲昔の二夜干しラーメン醤油(旭川は付かない、2013年)
質量や栄養成分値、ゆで時間、JANコード等の相違点多し

今年の夏は旭川に二泊して有名店舗のラーメンをいろいろと食べ歩いたので、旭川の醤油ラーメンとはこういうものだというおおよそのイメージを固めることができた。

しかし店舗のラーメンを一日に三食も汁まで含めて完食すると、さすがに塩分過多なのか腎臓や血管から痺れるような危険信号を発信しているのを察知し、自らの寿命が削られる感覚に陥った。このため以後は一日二食を上限とするように自主規制を設けた。もう若くはないのだし。

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No.7803 藤原製麺 二夜干しラーメン 札幌味噌

No.7803藤原製麺、二夜干しラーメン 札幌味噌。この二夜干しシリーズは同社製品群の中で最もベーシックな位置付けにあるもの。北海道のスーパーで税抜99円で売られている現場に遭遇、単品でこの価格ならばラ王や正麺、サッポロ一番といった大企業の著名ブラントとガチで比較される領域に入っている。気が付いたら購入していた。

パッケージを見ると目立つ金色を使うでもなく、(自分で言うのが恥ずかしいような)高級さを訴える文言を散りばめるでもなく、色使いなどは正直言って野暮ったい。まあこれは自社のより高額な製品と差別化するための配慮なのだろう。まあこれがかえって質実剛健さを匂わせているようにも思える。

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No.7773 藤原製麺 しじみラーメン しお味

No.7773は藤原製麺、しじみラーメン しお味。この製品は2023年11月のNo.7401で紹介したばかり。

▲しじみラーメン しお味(2023年11月)
「オルニチン 一杯に25mg含有」が誇らしい!
昔は乾燥しじみと胡麻、ワカメが付いていた

ウチの試食ルールでは、大きな変更がない限り同じ製品の試食記を十年間は書かないことにしているが、今回の製品については直近二年の間に以前は付いていた乾燥しじみと胡麻が消滅してしまうという決して小さくない変化があったので改めて取り上げる。まあこの数年の間に即席麺は大きく値上げをしたものが少なくないので、多少の実質値上げはしょうがないんだろうなあと思う。

乾燥しじみが無くなったのに伴い、従来のパッケージに誇らしく謳われていた「オルニチン一杯に25mg含有」の文言も削除されてしまって寂しいなあ。

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No.7602 藤原製麺 行者ニンニクパウダー入りスタミナラーメン 醤油味

No.7602は藤原製麺、行者ニンニクパウダー入りスタミナラーメン 醤油味。普通のにんにくを効かせた即席麺は星の数ほどあれど、行者ニンニクとなると極めて稀であり(検索するとローカルな製品が数件引っ掛かった)、ウチでは過去に僅か一件だけ試食経験があった。

▲私が過去に唯一経験した行者ニンニクを使った即席麺
今はなき十勝新津製麺の
こだわりのご当地ラーメン 天理 しょうゆ味(1999年)
製品名に行者ニンニクとは記されていないが、
かやくの内訳に記載があった

行者ニンニクと普通のニンニクは香りが似ているものの、植物としては全くの別物。食べる部位も葉っぱか地下茎の違いがある。野菜としての稀少性も行者ニンニクの方が高いので、即席麺としてもプレミアム感があるね。なお行者ニンニクパウダーは麺ではなくスープに混ぜられている。

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No.7371 藤原製麺 北海道ラーメン かに三昧 みそ味

No.7371は藤原製麺、北海道ラーメン かに三昧 みそ味。ここ暫くのあいだ北海道のかに味みそラーメンを集中して紹介してきたが、トリとなる今回はメジャーな藤原製麺の製品とする(もう一方の雄たる菊水には現在かに味ラーメンが存在しない)。

とはいってもウチで紹介した七製品が全てではなく、まだまだたくさんの製品が存在する。今年の初夏に車で北海道へ行ったのだが、各地の道の駅を周っているうちにさまざまな種類のかに味の味噌ラーメンが気になりだして、それ以降は意識して購入するようにしてきた。そしていざ食べてみるとみんな違うのが面白い!出かけた際は何かテーマを決めて買い物をすると、楽しみが倍増するねえ。

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No.7322 藤原製麺 二夜干しラーメン 博多豚骨

No.7322は藤原製麺、二夜干しラーメン 博多豚骨。同社の二夜干しラーメンというサブブランドは以前から知っていたが、売り場を通りかかった際に今回の品を見て「北海道外の地名を付けた製品なんてあったっけ?」と足が止まってしまった。念のために購入し、帰宅後に同社サイトを確認したところ、あるのは札幌・旭川・函館・釧路の四品目のみ。幻の博多豚骨味!砂漠でダイヤモンドを拾ったような気分だよ。

更に調べてみると、通販で扱っている店舗がそれなりにあった。北海道の藤原製麺が作った博多豚骨味というのは結構興味をそそられるもので、福岡のマルタイが作った北海道ラーメン(札幌と旭川がある)のようなアウェイ感に溢れるね。

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No.6972 藤原製麺 北海道スープカレーラーメン

No.6972は藤原製麺、北海道スープカレーラーメン。普通の汁ありラーメンとしての食べ方の他、麺を湯切りして冷水で洗って、濃いめに溶いたスープに浸して食べる冷しつけ麺方式も推奨されている。

▲現在のパッケージ
(藤原製麺のサイトより拝借)

確認のために同社のWebサイトを覗いたら、パッケージが微妙に変更されており、裏面の作り方説明も含めて冷しつけ麺に関する記述は一切無きものとなっていた。季節的な対応なのか、冷しの評判があまり芳しくなかったからなのかは不明だが、今買った人はこの製品の持つ二面性について知る術はない。しまったなあ、今回は普通の汁ありラーメンとして試食したのだが、そうだと知っていたら冷しつけ麺で食べたのになあ。

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No.6897 藤原製麺 北海道山わさび醤油まぜそば

No.6897は藤原製麺、北海道山わさび醤油まぜそば。山わさびを主題とする即席麺はセコマのプライベートブラント品でいくつか存在し、ウチでも塩ラーメン(No.6382、現在復活販売中)とおろし風そば(No.6712、終売)を紹介した。それらを食べた際にはケミカルっぽくて激しい刺激にビックリ、ネタとしては面白いけれども正直な感想としてまた食べたいとは思わなかった。

▲セコマの山わさび即席麺

今回は藤原製麺が袋麺のまぜそばとして山わさびをテーマに選んだ製品。過去体験した刺激がここでまた繰り返されるのは勘弁してほしいなあという心配と、藤原製麺ならば全く違う山わさびの経験が出来るのではという期待が複雑に入り混じる。

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No.6844 藤原製麺 かに味ラーメン みそ味

No.6844は藤原製麺、かに味ラーメン みそ味。パッケージの調理例写真にはズワイガニの脚が二本ど~んと乗っており食欲を誘うのだが、これはもちろんイメージ画像であり具としてのかに肉は入っていない。

さらに一杯につきグルコサミンを350mg含有とのことで、関節の痛みに効きそうなアピールをしている。でもグルコサミンが多いのってかにの肉ではなく殻のはずだが?と思い裏面の原材料名を確認すると、ちゃんと「かに殻パウダー」なるものが含まれていた。「かに」を高級食材としてだけでなく健康食品としても訴求しているようだが、かえってどっちつかずのような印象を受けてしまったな。

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No.6371 藤原製麺 鍋ラーメン 醤油

No.6371は藤原製麺、鍋ラーメン 醤油。アルミホイル成型鍋に入った即席麺。この形態は生タイプ麺ならばうどんや蕎麦で一般的に普及しているが、乾麺では最近全く見掛けることがなかったもの。カップ麺なのか袋麺なのかは微妙だが、加熱調理が必要という点で袋麺のジャンルに分類する。

この形態は1975年9月にヤマダイが出した「ニュータッチなべラーメン」が先駆者で、翌年にエースコックが「鍋焼ラーメンなべっ子」の醤油およびみそ味を出して追従するも、強い支持を得られなかったのか短期間で姿を消した。

少し時間が飛んで2003年頃にトーインフーズが「鍋焼中華そば」を出し、2004~2006年頃に今はなき十勝新津製麺(後のとかち麺工房)が数種類の製品を出したのだがやはり続かなかった。(他にも私の知らない実施例があるのかもしれない)

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