No.7515は日清食品、日清の最強どん兵衛 カレーうどん。最強シリーズの第四弾。普通のどん兵衛が税抜希望小売価格236円に対し、「最強」が付くと280円に跳ね上がる。この差額の44円をどのように割り振っているのかが興味の湧くところである。
フタの写真には普通のどん兵衛カレーうどんにはない大きな油揚げ。でもこれが44円もする筈がなく、牛か豚の肉が追加されているのかと思ったらそれは無いらしい。更にダシは畜肉系ではなく魚介系で強化しているとのこと。ということは、普通のどん兵衛カレーうどんやマルちゃん黒いカレーうどん等の延長線上を行くのではなく、全然違う道を目指そうとしているのか?
食べてみて、普通のどん兵衛カレーうどんと比べて大きくかけ離れた印象はなく、一応ファミリーであることが理解できるものだったが、より繊細で緻密な印象で、誤魔化しやハッタリが影を潜めている。これは長所でもあり短所でもあって、一瞬のパンチ力に欠ける・気軽に食べるにはお上品すぎる・もっとジャンキーな方がいいや、と感じる人もいるだろう。
勿論質感が上がったのは確かで、画面の解像度がグッと上がったような、小部屋が大ホールになったような奥行の深さを感じる。畜肉系油脂やダシや具材に頼らなくてもうまみや力感に不足感はない。麺は八分戻しで、これも緻密さの向上に寄与している。
ただ、この製品をどのような場面で食べると良いのか?ちょっと考え込んでしまう。腹が減ったからガッツリ刺激と手応えのあるカレーうどんが食べたい!という時は、普通のどん兵衛のほうが適しているように思え、そもそもカレーうどんに上質さや繊細さなんてあまり求められてはいないんじゃないか?とも考えてしまうのだ。
日清の最強どん兵衛 かき揚げそばを食べた際は、「これだ!俺はこういうのが欲しかったんだよ!」と我が意を得たりとばかりに歓喜したものだが、今回のカレーうどんを食べてもそのような高揚感は得られなかった。技術とお金の使途に迷っているようにも感じられる。最強のどん兵衛、何処へ行く?
麺は幅7mmの太い扁平で、表面がぬめるような感じで鋭さはなく、ふくよかな舌触り。八分戻してボリューム感に富むが、思ったほどの緻密さや重量感、緊張感はなく、肩の力が抜けているような印象。粘りと弾力感が結構強い。
スープはとろみがあり甘め。粉末だけなのでしっとりした滑らかさはない。普通のどん兵衛カレーうどんと似た傾向だが、味や香りの解像度が高く繊細な印象で、ジャンキーさは弱まっている。辛い刺激は角が取れていて心地良い。なお食べる前に油揚げをかき分けてよく混ぜないとダマができやすい。
具に肉を使わないのは意外だが、10x7cmのふくよかなお揚げはジューシーで、噛むと果物のように汁が吹き出してくる。通常品よりも4~50円高い分を、高さ方向ではなく横方向の拡張に使った印象を受けた。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | カップうどん |
| EANコード | 4 902105 280102 |
| 会社名 | 日清食品 |
| 製品名 | 日清の最強どん兵衛 カレーうどん |
| 謳い文句 | このどん兵衛すべてが主役 もちもち、のどごし極太うどん どんっと存在感一枚おあげ 香りと旨み6種の合わせだし どん兵衛中最多30種のスパイスの旨み |
| 調理方法 | 熱湯8分 |
| 質量 | 内容量94g/麺66g |
| 熱量 | 396cal(1,658kJ) |
| Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量2.2+2.8g) |
| 付属品 | 粉末スープ二包(ねぎ入り)、調味油。味付け油揚げ・ねぎは混込済 |
| ノンフライ麺 | × |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 7mmの太い扁平、ぬめるようなふくよかさ、八分戻して量感に富むが、緊張感はない |
| 汁・ソース | とろみがあり甘め、味と香りの解像度が高く角が取れているが、しっとり感に欠ける |
| 具・その他 | 大きな油揚げはジューシー、畜肉要素が少ない、質感は高いがどこへ向かうのかが謎 |
| 総合評価 | ★★★3 |
| 試食日 | 2024/05/11 |
| 賞味期限 | 2024/07/25 |
| 入手方法 | 2024/03/05 ライフ |
| 税込購入価格 | 215 JPY |



