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No.6835 信陽食品 ポンちゃん豆カップラーメン しょうゆ

No.6835は信陽食品、ポンちゃん豆カップラーメン しょうゆ。信陽食品は長野県の会社で、1964年に袋のポンちゃんラーメンを発売する老舗。この会社は即席麺に関してあまり拡大志向を持っていないようで、地元の顧客向けに昔ながらの製品を脈々と販売している、という印象を持っている。

今回十年以上ぶりにポンちゃんを食べるのだが、カップの側面を見て「製造所:ユタカフーズ株式会社」とあるのを発見。ここは東洋水産グループで、知らないうちにポンちゃんはマルちゃんの親戚になっていたのであった。まあ今の時代、稼働率の悪そうなラインを維持するよりも、他所へ製造をアウトソースする方が合理的なんだろうなあ。

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No.6832 IKEA (Japan) プラントラーメン(カレー味)

No.6832はイケア、プラントラーメン(カレー味)。英文表記はPlant Based Curry Ramenであり、植物由来100%の製品。ノンフライ麺でパーム油や化学調味料等も不使用。ライフスタイル提案型のカップ麺だね。

IKEAの故郷スウェーデンから輸入したものではなく日本独自の企画。勿論この製品のため日本のイケアが工場を建てた訳でもなくヤマダイに製造委託したもので、同社のヴィーガンヌードルと関連性があるように思われる。

本来このカレー味は税込定価が250円、後日No.6842で紹介する塩味は190円なのだが、たまたま二個まとめて410円の特売セールに遭遇したため少し得をした気分である。

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No.6821 西友 ◎みなさまのお墨付き もっちり®ノンフライ麺 にんにく醤油

No.6821は西友、◎みなさまのお墨付き もっちり®ノンフライ麺 にんにく醤油。もっちりは登録商標で、製造は加ト吉水産。数量限定商品ではあるが、この文章を書いた時点ではまだ取り扱っていた。

西友のWebサイトで◎みなさまのお墨付きブランドの製品紹介を見ると、製品毎に「支持率」という指標が載っている。これは一般の消費者によるテストで、80%以上得ることが製品化への関門であり、製品化後も定期的に再評価を行い80%を切ると改良または終売になるというシステムだ。

今回の品は支持率94.5%であり、インスタント食品の中でも最高クラスの評価を得ていた。これなら定番製品化も夢じゃない!?

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No.6817 イオン Topvalu しょうゆラーメン

No.6817はイオン、Topvalu しょうゆラーメン。本製品の税抜価格は58円と激安で、更に12個入りの箱は680円、一個当たり56.7円になる。油揚げ麺ならば海外でもっと安い製品があるけれど、ノンフライでこの価格帯というのは他に例が無い。これはもう価格破壊者だね。

製造は加ト吉水産。ここは同じプライベートブランド製品である西友「◎みなさまのお墨付き」のノンフライ版カップ麺も作っており、この二者はライバルながらも実は血の繋がった関係であるといえる。ただ、◎みなさまのお墨付きは税抜価格が95円(以上)でスープは液体を使い、狙いどころがちょっと違うようにも思われる。

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No.6811 西友 ◎みなさまのお墨付き もっちり®ノンフライ麺 麻辣まぜそば

No.6811は西友、◎みなさまのお墨付き もっちり®ノンフライ麺 麻辣まぜそば。テーブルマークとの共同開発で、製造は加ト吉水産。

二つ前の凄麺の記事で「信州味噌」が登録商標であることに言及したが、今回の品も目を凝らして見ると「もっちり」の後に微小な「®」が記されていることに気が付いた。もっちりも登録商標たったのか・・・(絶句)

▲もっちり®

気を取り直して特許情報の検索をかけてみたところ、フジッコや森永乳業など複数の会社がこの名称の権利を有することが判明。しかし西友の名前は載っていない。ということは、西友が商標の所有者から利用権を買って製品に使っているのか。製品一個当たりいくら払っているんだろう?

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No.6801 西友 ◎みなさまのお墨付き 貝だしうどん

No.6801は西友みなさまのお墨付き 貝だしうどん。製造は日清食品。西友のプライベートブランドである◎みなさまのお墨付きは豊富な品揃えを誇り、Webサイトの掲載品目を確認したらカップ麺(焼そば・フォー・春雨含む)だけで32種類もあった。

実際店舗へ行っても日清やマルちゃんの定番製品を圧倒してみなさまのお墨付きのカップ麺がズラリと並んでいる。ただこれだけ種類が多いと正直なところ選ぶのに迷ってしまうよ。となると人間の心理として「数量限定」と書かれた品に手が伸びてしまう。次来た時に終売になっていたら悔しいから。

ただカップ麺32種類のうち14種類が数量限定品であり、数量限定の乱発のようにも感じたな。

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No.6767 セコマ 道産昆布だしうどん

No.6767はセコマ、道産昆布だしうどん。製造はエースコックの東京工場、とはいっても所在地は埼玉県の川越市。まあ製品名に「道産」という言葉を使っているが作っているのは関東である。カップ側面の隅に「※北海道産昆布を本州で加工した昆布エキスを使用しています」と書いてあった。

セイコーマートの店舗で買えば税込100円程度らしいが、地元の北海道物産展で購入したため結構高く(163円)ついてしまったよ。

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No.6747 セコマ カニだし塩ラーメン

No.6747はセコマ、カニだし塩ラーメン。製造はエースコックの東京工場(埼玉県川越市)。現在はもう終売になっている様子。

セイコーマートは北海道と茨城・埼玉にしか店舗が無く、今回の品は神奈川県にあるデパートの北海道物産展で売られていたものを税抜151円で購入したもの。ちなみにセイコーマートの店舗で買うと税抜110円らしい。そう遠くない場所で作っているのになあ。

▲左は山わさびそば、右はカニだしラーメン(今回)

同じセコマのたて型カップでも、No.6712で紹介した山わさびおろし風そばは千葉のカナヤ食品の製造。この二つ、カップの造りは全く同一に見えるんだけど、細かいことを言えば底面への印字書体が違うかな。

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No.6712 セコマ 山わさびおろし風そば

No.6712はセコマ、山わさびおろし風そば。北海道物産店で購入したもの。山わさびはセコマの即席麺が好んで用いる素材。清流が流れる場所で栽培されるわさび(本わさび)とは別物で、英語でホースラディッシュと呼ばれ畑で栽培されるもの。

今まで北海道へ行く毎にセイコーマートに寄って珍しい製品を入手してきた。最近のものは縦型カップはエースコック、丼型カップはヤマダイ製だと認識していたが、今回の製品にはカップ側面に「製造所:株式会社カナヤ食品」と明記されている。カナヤ食品はサンヨー食品グループなのだが、実はエースコックもサンヨー食品グループ傘下にあり、資本だけでなく生産面でも融通をし合う関係にある。

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No.6620 ひかり味噌 麺楽 らーめん みそ味(輸出専用品)

No.6620はひかり味噌、麺楽 らーめん みそ味。ひかり味噌は長野にある会社だが、即席麺は輸出のみで国内販売はしていない。今まで天ぷらそば(No.6594)と天ぷらうどん(No.6604)を紹介してきた。そして確固たる証拠はないものの、たぶんこれは自社生産ではなくどこか(愛知の山本製粉かな・・・?)に生産委託をしているのだろうと睨んでいる。

輸出専用とはいえ、店頭展示で一番目立つパッケージのフタには平仮名や漢字が大きく書かれていて英文は添え物のようだ。このことから本製品は不特定多数の外国人をターゲットとしたものではなく、日本人もしくは日本が好きな人に的を絞った製品企画なのだろうと推測する。

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