カテゴリー別アーカイブ: 116徳島製粉

No.7581 徳島製粉 金ちゃんヌードル ど!にんにく

No.7581は徳島製粉、金ちゃんヌードル ど!にんにく。何だか徳島製粉らしくないネーミングだなあと思うが、製品の訴求点はストレートに伝わってくるね。私のようなニンニク好きには強くそそられるものがあるし、ニンニク嫌いな人が誤って食べてしまう悲劇は滅多に起きないだろう。ネーミングが購買者への強力なフィルターになっていて良いと思う。

カップは今や絶滅危惧種のシート成型二重構造(勝手に命名)。昭和の時代は珍しくなかったが、今も使っているのは金ちゃんの縦型カップだけ。容器を見れば同社の製品だと判るのだが、金ちゃん系は湯戻し時間が製品毎にバラバラなので、よく確認する必要がある(今回の品は五分戻し)。

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No.7481 徳島製粉 金ちゃんヌードル味焼そば

No.7481は徳島製粉、金ちゃんヌードル味焼そば。金ちゃんヌードル発売50周年記念商品で2023年7月の発売。

金ちゃんヌードルは1973年6月の発売で、骨太な手応えがあって私が好きな製品だが、ウチの近所では滅多に見掛けず、たまに遭遇すると買い込んでお忍び(試食記を書かない)で食べている。

この製品は同社のサイトで知ったが、企画モノですぐに終売するだろうし私は関東圏の在住なので入手は難しいと思っていたのに先日近所のスーパーに山積みされていたのでちょっとビックリ。これはきっと私の普段の行いが善いことに対するご褒美だろう。なお、上の写真左にある「50周年~」の部分を書き換えて現在も継続発売している様子。

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No.6971 徳島製粉 金ちゃんきつねうどん

No.6971は徳島製粉、金ちゃんきつねうどん。1975年11月に縦型カップで登場、78年7月には丼型タイプに変更される。発売以来30年を軽く超えるご長寿製品である。

▲たぶん1980年中旬~終盤頃の同製品。
樹脂シート成型フタ

この製品を私が初めて食べたのはNo.918として記録が残っているが製造時期は不詳。表示内容から見て昭和の終盤頃と推測する。フタは樹脂シートを立体成型したもので、当時としては珍しいものではない。しかし他社が丼型の製品を軒並み紙のフタに切替える中、金ちゃんだけはこの樹脂製立体フタを堅持。信念を通しているのか不器用なのかは判らないが一目置いていた。だが時代の流れに抗えず遂に2017年に紙のフタに転換。一つの時代の終焉だなあと感じたよ。

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No.6961 徳島製粉 金ちゃん玉ねぎらーめん

No.6961は徳島製粉、金ちゃん玉ねぎらーめん。姉妹品としてNo.6941でねぎラーメンを紹介している。ねぎラーメンは1986年7月の発売でもう35年が経つ長寿製品なのだが、今回の玉ねぎラーメンは2021年2月発売でまだ生まれたてのホヤホヤ。平成をすっ飛ばして昭和と令和の世代差があるね。姉妹品というよりも親子の関係か。

▲金ちゃんの(玉抜き)ねぎらーめん

主な看板として玉ねぎを掲げる即席麺は意外に少なく、現行品で他に知っているのはイトメンのカップ及び袋麺ぐらいしかない。イトメンの場合は製品名が「たまねぎ」とひらがな表記、ラーメンはカタカナである。またイトメンが「コンソメ味」と銘打つのにたいして今回の金ちゃんはしょうゆ味。各所が微妙に違う。

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No.6941 徳島製粉 金ちゃんねぎらーめん

No.6941は徳島製粉、金ちゃんねぎらーめん。1986年の登場で、以来昭和・平成・令和を通じ35年が経とうとしている長寿製品。ねぎを主題としたカップ麺は昭和の終わり頃にヤマダイやまるか食品等の中堅メーカがこぞって上市したが、わかめラーメンとは異なり大手メーカが決定版というべき製品をぶつけてこなかったこともあり、比較的残存率が高かった。

▲No.914は時期不詳。昭和と平成の境目ぐらい?
No.3378は2006年。現行品とほぼ一緒

発売当初は金ちゃん得意の二重構造カップ+樹脂シート成型のフタという容器構成だったが、途中から発泡カップシュリンク包装に変更し現在に至る。15年前のパッケージと比べると調理例写真まで含めてほぼ一緒だな。(湯量の目安量と移り香注意の警告マークが追加された程度)

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No.6931 徳島製粉 金ちゃん飯店焼豚ラーメン

No.6931は徳島製粉、金ちゃん飯店焼豚ラーメン。1982年に発売されたレトルト具入りの高級即席麺。関東以北での入手は困難で、ウチとしても15年ぶりの試食となる。

▲珍しいフリーズドライ麺の金ちゃん飯店
(1980年中頃、複数種類あり)

1980年代初頭は第一次高級カップ麺ブームがあり、レトルトの具+フレーズドライの麺が売りとなる八ちゃん飯店焼豚ラーメン(横山製麺工場:2006年に廃業)なんてのも競合品だった。実は徳島製粉も1983年にフリーズドライ麺のための設備を導入してこの金ちゃん飯店焼豚ラーメンにも適用した時期がある(1989年に廃止)。

レトルト具付きの即席麺は日本ではあまりメジャーではないが、台湾では一つのジャンルとして確立し、複数の会社が製品を出している。

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No.6921 徳島製粉 金ちゃんラーメンカップしょうゆ味

No.6921は徳島製粉、金ちゃんラーメンカップしょうゆ味。徳島製粉といえば袋の金ちゃんラーメンとカップの金ちゃんヌードルが金看板。ではこの二つをミックスしちゃえ!と思ったかどうかは定かではないが、手持ちのブランド資産を再利用したかのような製品。

▲金ちゃんラーメン、金ちゃん棒状ラーメン、
金ちゃんヌードル

しかしと今回の金ちゃんラーメンカップを、同じ縦型カップの金ちゃんヌードルとどう棲み分けるのだろうか?との疑問が湧く。更に調べてみると税抜希望小売価格が今回の金ちゃんラーメンは145円、金ちゃんヌードルは180円と明確な差が付けられているのだった。要は金ちゃんラーメンカップは金ちゃんヌードルの廉価版、サブセットであるみたい。

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No.6868 徳島製粉 金ちゃん徳島らーめんカップ

No.6868は徳島製粉、金ちゃん徳島らーめんカップ。ここ二年半ほど徳島製粉の製品にご無沙汰だったので探していたら、近所のスーパーで売られていた今回の品に遭遇して購入。丁度十年ぶり(前回はNo.4563)の試食である。

▲十年前の徳島らーめん(2011年3月試食)
フタの材質が今回の品とは違う

しっかし外観を見る限り十年前と殆ど変わっていないなあ。調理例写真も同じものを使い続けているようだし、栄養成分の値も同一(昔のナトリウム量を食塩相当量に換算すると一致した)。徳島県マスコットのすだちくんが描かれているのが最大の相違点かな。

シュリンク包装を解くと大きな変化が!十年前はフタが樹脂シートの成型品だったのが現在は紙製に変わっていた!一方スープ等小袋の外観は同じ。

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No.6302 徳島製粉 金ちゃん焼そば

No.6302は徳島製粉、金ちゃん焼そば。6年前にNo.4915で試食した際はカップが角型で、麺も四角く成型されていたのだが、いつの間にか日清食品のU.F.O.みたいな円盤状に変更されていた。そしてフタが昔は樹脂シート(PS製)を立体成型した硬めのものだったのがよくある二層の紙製で、一部をペロッとめくって湯切り口をご開帳するタイプになった。なのでJANコードも別物になっている。

一方で説明書きの文言は一字一句変わっていない。スペックを比較すると質量やエネルギー、食塩相当量など全て同一値であり、ソースやかやく、あおさの小袋も全く同じように見える。

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No.6222 徳島製粉 金ちゃんヌードル コク旨カレー

No.6222は徳島製粉、金ちゃんヌードル コク旨カレー。過去i-ramen.netでは2001年(No.2037)と2006年(No.3373)で「金ちゃんヌードル 旨味カレー」という製品を紹介しているが、どうやら2014年にこのコク旨カレーへモデルチェンジしたようだ。とはいっても見た感じでは殆ど変わっていないみたい。

それぞれのスペックを比較すると面白い変遷が。2001年版ではかやくにほうれん草が入っていたのが2006年版では消滅、そして今回の2018年版コク旨ではまた復活している。徳島製粉もいろいろと試行錯誤しているんだねえ。ひょっとして2006年近辺はほうれん草が凶作だったりして?

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