No.6367はタイのSAHA Pathanapibul、JAYA　Instant Cup Noodles　Beef Flavour。今までの試食記で述べてきたようにJAYAブランドの即席麺はSue SatブランドのThe Decent Noodles factory社による製造でありEANコードの製造者項も同じ、双子の兄弟のようなものである。なので麺やスープ、容器の特長も一致する。

んで、JAYAは袋版のBeef FlavourをNo.6344で試食している。だから食べる前におおよその味は見当が付くような気分になっているのだが、さて実際はどうであろうか？

JAYAとSue Satの大きな違いはJAYAがHALAL認証製品であり、また説明書きにアラビア語が添えられていること。なのでムスリム対応品だと言えるだろう。価格がやや高い（14.0Bと12.5B）のは認証料のせい？一方Sue Sat製品には蓮の花が描かれていつので仏教徒対応、なのかもしれない。（あくまでこれは憶測）

あとSue Satにあった”No MSG（グルタミン酸ナトリウム不使用）”という記述と前回の試食記で話題にした電子レンジマークはJAYAには無い。

食べてみて、麺の特長はSue Satと同じ輪郭クッキリの歯応えハキハキ、しなやかさにはちょっと欠けるもの。スープも同じ路線といえるのだが、前述のNo.6344 袋版JAYA Beef Flavourとはちょっと印象が異なるな。今回のは濁り感のある醤油味に牛脂の香り、食べて即座に台湾の牛肉麺を連想した。うま味は強く、唐辛子と胡椒の刺激が豪快。

熱帯地方の暑い中、細かなことは考えず、勢いよくカーっとかっ食らうのが似合いそうな味だ。

国名	タイ
ジャンル	カップラーメン
EANコード	8 858829 603566
会社名	SAHA Pathanapibul
製品名	JAYA Instant Cup Noodles Beef Flavour
謳い文句
調理方法	熱湯3分
質量	Net60g
熱量	280kcal (1172kJ)
Na	1.67g
付属品	粉末スープ、調味油、チリパウダー、フォーク。かやく（人参・ねぎ）は混込済
ノンフライ麺	×
汁なし麺	×
麺	細い角断面で、輪郭はクッキリ、硬めでしなやかには欠ける、SueSatの麺と同じ印象
汁・ソース	濁り感がある醤油味に牛脂の匂い、台湾の牛肉麺を連想、唐辛子と胡椒の刺激が強い
具・その他	具は人参とネギだけで寂しい、ややジャンキーさが強いが、暑い中で食べるのに良い
総合評価	★★2
試食日	2018/12/11
賞味期限	2018/12/23
入手方法	2018/04/26 Family Mart(Thailand)
税込購入価格	14.0 THB