No.6351はタイのSeven Eleven、7-Select Stir-Fried Instant Bowl Noodles Pad Char Shrimp Flavour。タイ風海老焼そばであり、セブンイレブンのプライベートブランド商品。タイはバンコックだとコンビニ密度は日本以上で、見たところそのうちの九割はセブンイレブン。なのでここで扱われるということは多くの人の眼に触れることであり誉れ高きことである。
タイにおけるセブンセレクトの即席麺はタイ日清が製造するケースが多いのだが、今回の品は日清のロゴが入っていない。またカップの造りや食べた印象からしてもタイ日清の文法とは異なると感じたので、きっと違う会社に製造委託しているのだろうと推測する。
そして面白いことを発見!先日のNo.6349スウェーデンのPiwafood、Thai cup Noodleと本製品の粉末スープの小袋の印刷が全く同一ではないか!それにフォークも同じものっぽい。
▼No.6349スウェーデンのPiwafood、Thai cup Noodle
なのでこの二製品の製造元は同じ会社であろうと推測する。残念なのはその製造元がどこか判らないんだよな~。
カップ焼そばなので湯切りをするのだが、そのための配慮が一切無い。日本の焼そばのようにペロッとめくる湯切り口はもちろん、箸でフタに孔をあけるような指示もない。結局作り方説明のイラスト通り半分開けたフタに箸をあてがって中身がこぼれないように湯切りをするしかないのだ。この辺はちょっと工夫して欲しいなあ。
食べてみて、麺は細くて気泡感が強くバサバサな食感。これが冒頭で日清の製造ではないと判断した理由。タイ日清の即席麺はおしなべてしなやかに粘る食感なのだ。
ソースはかなり辛い。そして塩分と化学調味料も強いのでかなり派手な味。ハーブとスパイスの爽やかな香りに少し救われる。
具は細かな海老の欠片が入っているが、あまり香りはせず存在感は薄い。焼そばなのにワカメが入っているのは珍しい。
セブンイレブンの看板を背負って、また20.0B(約70円)というタイとしては高めの価格からくる期待値には達しなかった印象である。
国名 | タイ |
ジャンル | カップ焼そば |
EANコード | 8 850051 019634 |
会社名 | Seven Eleven |
製品名 | 7-Select Stir-Fried Instant Bowl Noodles Pad Char Shrimp Flavour |
謳い文句 | |
調理方法 | 熱湯3〜5分お湯切り |
質量 | Net60g |
熱量 | 280kcal (1172kJ) |
Na | 1.27g |
付属品 | 粉末スープ、かやく(海老・わかめ)、調味油、フォーク |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 細く気泡感があり粘りに欠けバサバサした食感で頼りない、強いソースに負けている |
汁・ソース | とても辛い、塩分や化学調味料的な旨味も強く派手な味、ハーブとスパイスは爽やか |
具・その他 | 海老の欠片はあまり香りがせず存在感が薄い、ワカメは珍しい、ちょっと疲れる味 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2018/11/21 |
賞味期限 | 2018/11/30 |
入手方法 | 2018/04/26 Seven-Eleven(Thailand) |
税込購入価格 | 20.0 THB |