No.6251は八郎めん、えび塩ラーメン。最近i-ramen.netではこの会社の製品をちょくちょく採り上げるが、それは先日日本海沿岸へ行く機会を得て現地の道の駅等でたくさん買い込んできたから。現状では八郎めんの製品を関東圏で手に入れるのはちょっと敷居が高い。(通販を使う手はあるんだけどね)
思えば北海道の菊水や藤原製麺なども昭和の時代はワタシ北海道へ行ってきました~!という観光土産的性格が色濃かったのだが、動物園だの各種流通業界だのとのタイアップ・コラボ商品を地道に繰り広げてきて現在の全国だいたいどこでも買える体制が築かれたものである。なので今後八郎めんも東北・日本海からの即席麵を全国へ発信して欲しいと期待している。
パッケージの表および裏面には誇らしく「低温ミスト熟成乾麺」と書かれている。同じカテゴリーに属する他社製品でも「寒干し」「氷結乾燥」「二夜干し」等の記載を見ることが出来る。まあ大企業の大量生産品と区分けする意味もあるのだろうが、要は時間を掛けてじっくり麺を寝かせたということなのだろう。
この製品で特長的なのは二点、スープにとろみが付いていることと、それに関係してかスープが粉末であること。この熟成乾燥麺のカテゴリーでフープが粉末なのは珍しい。
食べてみて、予想よりもスープの粘性が高かった。温度が下がっても粘度を保つから、片栗粉ではなくキサラタンのとろみのようだ。ただ味自体はやはり粉末スープの限界を感じるのも確かで、スープ全体がやや尖がった印象があり乾燥臭いな。ちょっと麺とスープがアンバランスのような気がする。ただ野菜や海鮮などの具をたくさん入れればあまり気にならなくなるようにも思う。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 964868 883327 |
会社名 | 八郎めん |
製品名 | えび塩ラーメン |
謳い文句 | 男鹿の塩 日本海男鹿半島発 あんかけタイプ コクのある男鹿の塩を使用し、えびの風味豊かな塩味スープに仕上げました。 |
調理方法 | ゆで5分 |
質量 | Net95/麺80g |
熱量 | 325.1kcal (1361kJ) |
Na | 2.524g |
付属品 | 粉末スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 細めで適度なコシと弾力感を持つ、少しほぐれにくい、もっと小麦粉の香りが欲しい |
汁・ソース | スープの量は少なくとろみが強い、粉末スープ的な鋭さと匂い、エビの香りは控えめ |
具・その他 | 塩分は強く辛い刺激はない、スープと麺がアンバランス、野菜や海鮮の具を入れたい |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2018/06/18 |
賞味期限 | 2018/08/19 |
入手方法 | 2018/04/10 道の駅象潟ねむの丘 |
税込購入価格 | 248 JPY |