No.6030は東洋水産、くらしモア　マルちゃんヌードルしょうゆ。くらしモアは日本流通産業のプライベートブランドで、日本流通産業は中堅規模のスーパーやドラッグストア等の集合体。生活圏によっては全く接触の機会が無い人も多いだろう。

くらしモアブランドの即席麺は日清食品と東洋水産に生産委託をしているようで、どちらも安心の大企業だから生産者名も目立つように表示してある。しかしマア、何とも色気の無いパッケージだねえ。ナショナルブランド品を侵食しないように敢えて地味にしているんだろうけど、かえってこういうワケありのデザインにマニア魂は惹かれてしまうのだ。このフタを見て！この手の（写真ではない）文字・グラフィックの印刷では使う色の数がコストに比例してくるのだが、わざわざマルちゃんマークの黄色とくらしモアマークの暗赤にそれぞれ一色を割り振っている。これは双方のブランドを本来の色で表示することに対し一定の製造原価を負っていることの証である。

大量生産品のモノ造りは中身とコストの攻防だけど、今回の製品についてブランドロゴの表示をオリジナルの色で行うことは譲れない一線だったんだなあ。安く作るのを極めるならフタの印刷なんて色数を減らせばいいんだし。中身について、本来ならマルちゃんのホットヌードルとの相対比較ができればよいのだが、最近食べてないから単独の評価になる。

税抜78円で購入したと思えば何ら不満は無い。具もエビやダイスミンチ、卵がそこそこ入っているし。ダイスミンチは日清の謎肉と比べて一回り小さくて味が薄いけど、かえって肉々しさが感じられるね。＃あああもう限界だ疲れた眠い・・・