No.7784はハウス食品、好きやねん しょうゆ味。近畿・中四国地域の限定販売品で、今回は11年ぶりの試食となる。
▲左から1987年版、2004年版、2014年版
2006年辺りからグラフィックは殆ど変わっていない
だが今回、調理例写真が新しくなっていた
好きやねんは1985年に登場(醤油味)。同社のうまかっちゃん(1979年登場)が先鞭を付けたご当地即席麺を水平展開した製品で、昔は複数の味を選べたが、現在は醤油のみが残る。
私が初めて好きやねんを食べたのは1987年。液体及び粉末スープと調味油が付属するゴージャスな仕様であり、味に関する記憶はあまり鮮明ではないものの悪くはなかったと思う。だが2000年を越した辺りから鰹だしを強調する一方で粉末スープのみとなり、随分と勢いが削がれたなあと感じたもの。久々の試食で変化はあったのか!?
食べてみて、なんだか雲の上を目隠しして手探りで歩くような、足元がおぼつかない印象を持った(決して良い意味ではない)。バンドに例えるとヴォーカルが全然聞こえず、伴奏のストリングスだけが過大に聞こえてくるような感じ。そしてこれは11年前に食べた、あるいは20年ほど前に食べた印象とほぼ同一である。
鰹だしと椎茸の香りが強すぎて、醤油味がマスクされて腰砕けになっているように思えた。そしてこれが実にもどかしく感じる。もちろんこのダシ重視の味が好きだという人も一定数いるだろうと思うが、私にとってはモヤモヤした、やりきれない気分だけが残ってしまった。
勝手な推測だが、ハウス食品は、好きやねんは現状維持のままで十分で、多額な追加投資をしてまで改善する意志はないのでは?と勘繰ってしまうのだ。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | 袋ラーメン |
| EANコード | 4 902402 417676 |
| 会社名 | ハウス食品 |
| 製品名 | 好きやねん しょうゆ味 |
| 謳い文句 | 鶏ガラとかつおだし 浪花の中華そば |
| 調理方法 | ゆで3分 |
| 質量 | 内容量90g/麺80g |
| 熱量 | 396kcal (1,663kJ) |
| Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量1.7+4.0g) |
| 付属品 | 粉末スープ |
| ノンフライ麺 | × |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 麺は幅2.5mmの扁平断面で、舌触りは角が取れていて穏やかです。昭和の袋麺といった風情の食感で、あまり重量感はなく、自己主張をしない麺です。でも嫌な要素はありません。 |
| 汁・ソース | スープは少し濁りのある茶色です。魚介系のだしや椎茸の旨味にブロックされて、醤油の味や香りがストレートに伝わってきません。関東圏の人間にとっては、少しもどかしさを感じます。旨味は強いですが、脂っ気はなくアッサリしており、力強さに欠けます。 |
| 具・その他 | 1990年台とかの大昔は、もっと骨太で積極的な味だったように記憶します。2000年頃から鰹だしが強調されて、いまのようなボンヤリした味に固定されました。正直言って、進化が止まった絶滅危惧種のように感じられてしまいました。 |
| 総合評価 | ★★2 |
| 試食日 | 2025/09/18 |
| 賞味期限 | 2025/11/06 |
| 入手方法 | 2025/05/11 木村チェーン |
| 税込購入価格 | 117 JPY |



