No.7612はインドネシアのIndofood、Sarimi Mi Instan Rasa Ayam Bawang。汁ありのチキン玉ねぎ味ラーメン。
前回のIndomieと次回のSupermiを含めたIndofood社Rasa Ayam Bawang袋麺の三つ巴大対決企画。購入価格は3,000~3,200IDR(約31~33円)でほぼ同じ。元々は別の会社で作っていた製品が運命の悪戯によって一つの会社に集約されたもの。しかしそれぞれの製品に強みがあったり熱烈なファンがいるのか、ブランドは残された。Sarimiは(今回の品は違うが)麺二玉入りのお買い得製品(Isi2シリーズ)が有名。
食べてみて、鷄ベースで南国っぽさを感じる穏やかな塩ラーメンで、前回のIndomieとよく似ており決定的な差はないと感じた。どちらを選ぶか迷ったら、安い方を採ればいいだろう。
強いて言えばスープが一段とソフトになったというか、味の芯が弱くなって一層ふわっとした印象に思えた。また食べるテンポがIndomieよりも遅くなるような気がする(これは良し悪しのことではない)。一方で付属のチリパウダーを全部入れると結構辛くなり、退屈さは感じない。
麺は幅2.5mmの扁平で、どっしりした存在感がある。反面歯応えは鈍めでモッサリして、プリプリとかシコシコした食感ではない。この性質はスープの雰囲気ともよく合っている。尖った部分がなく安定感のある麺である。
スープは濁りのある淡い黄色。前回のインドゥミーのラサアヤムバワンとよく似た塩ラーメン的な味だが、よりまったりして落ち着いた味である。少しスローテンポになったような印象があり、軽快感には欠ける。辛い刺激や鶏肉や玉ねぎの匂いはインドゥミーとほぼ同じ印象。
尖った部分はなく大人しめの味なので、強い味の具は避ける方がいいだろう。
国名 | インドネシア |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 0 89686 01707 6 (UPC) |
会社名 | Indofood |
製品名 | Sarimi Mi Instan Rasa Ayam Bawang |
謳い文句 | Onion Chicken Flavour |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | 内容量75g |
熱量 | 340kcal(1,424kJ) |
Na | 1.25g) |
付属品 | 粉末スープ、調味油、チリパウダー |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 2.5mmの扁平、どっしりした存在感、歯応えはモッサリ、プリプリシコシコではない |
汁・ソース | 濁った淡い黄色、鶏ベースの塩ラーメン風、Indomieより食べるテンポが落ちる印象 |
具・その他 | 唐辛子を全部入れるとかなり辛い、Indomieと大差ない、迷ったら安い方を選ぶべし |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2024/10/16 |
賞味期限 | 2025/01/03 |
入手方法 | 2024/07/05 Indomaret (Indonesia) |
税込購入価格 | 3,000 IDR (≒31 JPY) |