No.7476は東洋水産、マルちゃん 麺づくり 醤油とんこつ。先日ウチの試食データベースを見返していたところ、麺づくりの醤油とんこつが未試食であることに気がついた。その直後に行ったスーパーでたまたま安売りしていたので迷わず購入する。
でもな~、そう遠くない昔に食べた記憶があるんだよな~。まあいいやと試食を敢行。その後念のため「麺ずくり」で再検索したところ、なんと2016年のNo.5717での試食記録が引っ掛かった。データベースへの投入ミスだったのか!ウチは一度試食記を書いたら余程の大変更がない限り十年間は試食記を書かないことにしているのだが、今回は動画も作っちゃったし、例外扱いとする。
食べてみて、出来ればもう一歩踏み込んで欲しいな、と思った。普及価格帯の製品なのにノンフライ麺と液体(+粉末)スープを採用してスペック的には申し分なく、麺もスープも綺麗に整っている印象がある反面、ここまでの質感があるのなら、もう一歩踏み込んで魂を揺さぶるような奥の深さが欲しいと考える。まあこれを実現出来るのはもっと上のクラス、実売200円以上になってしまうかもしれないが。
ちなみに2016年に食べた時の試食記でも「全体的に力感が弱い、嫌な味はしないが手応えに欠ける」とあった。詳細はともかく、本質的な部分は変わっていない様子。(この時は★2.0)
麺は幅が2mmで細め。なのに湯戻し時間は五分も掛け、その分しっかりした印象がある。表面は滑らかで、緻密な印象だが、歯応えはやや単調。輪郭は鋭くない。また小麦粉の香りは控えめ。
スープは乳状感のある茶色で、軽いとろみがある。醤油濃度は薄めで、豚骨味の方が強い。だが獣臭さは無く綺麗な豚骨味。味や香りがやや間接的な味。液体スープを併用しているのでしっとりして繊細だが、あまり重厚な印象は受けない。うま味は十分以上で、辛い刺激はない。
小さなチャーシューは薄くて存在感が弱い。メンマも細かいが、筋張った歯応えがアクセントになっている。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 901990 372442 |
会社名 | 東洋水産 |
製品名 | マルちゃん 麺づくり 醤油とんこつ |
謳い文句 | 香り立ちスープ×つるコシ麺 |
調理方法 | 熱湯5分 |
質量 | 内容量91g/麺65g |
熱量 | 321kcal (1,344kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.6+4.3g) |
付属品 | 液体スープ、粉末スープ、かやく(焼豚・メンマ・ねぎ) |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 幅2mmで細めなのに湯戻し五分でしっかり、表面は滑らかで緻密、歯応えはやや単調 |
汁・ソース | 乳状感のある茶色、軽いとろみ、醤油<豚骨だが獣臭さなし、上質だが深みに欠ける |
具・その他 | 肉は薄く存在感小、メンマは筋っぽい、真面目だが平板でもう一歩踏み込んで欲しい |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2024/03/17 |
賞味期限 | 2024/07/09 |
入手方法 | 2024/02/25 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 138 JPY |