No.7465は日清食品、日清の最強どん兵衛 鴨だしそば。普通のどん兵衛の税抜希望小売価格が236円なのに対し、デラックス版たる「最強」になると280円と18.6%跳ね上がる。しかし先行して出ている最強のどん兵衛かき揚げそばを食べた際(2022年6月、No.7095)、麺もつゆも具も明らかに普通版よりも価格の差以上に質感が良くなっていることを確認。こういうのが欲しかった!この路線はイイぞ!と高く評価した(★3.5)。
なので今回の鴨だしそばにも強い期待をしてしまうのだが、一方鴨だしと鶏つくねでどこまで質感を引き上げてくれるのか、皆目見当が付かないよ(麵は最強のかき揚げと同等だろうと推測)。
食べてみて、う~ん・・・普通版よりも質感が上がっているのは確かなのだが、かき揚げの時ほどの感動は得られなかったなあ。敢えて言うならば最強StrongestではなくStrongerかな?満足感の上昇分は価格の上昇分を上回ってはいない印象。
もちろん食べるとこれがどん兵衛ファミリーの一員であることがよく判る。だが今回の鴨だしはファミリーの制約を守ろうとするため大きな飛躍が出来ない、足枷になっているようにも感じた。
最強のかき揚げそばがどん兵衛の枠内で、上手く大人の雰囲気を作り出せていたことが奇跡的だったんだなあと思ったよ。
麺は2mm強の扁平断面で、普通のどん兵衛鴨だしそばよりも輪郭が強調されている。5分戻しだが歯応は明確で、経時変化にも強い。太さの割に存在感が高い麺で、気泡感もなく緻密だが、もう少し重厚さが欲しく、揚げ麺の限界も感じてしまう。
スープは透明感がある濃い茶色。口当たりは柔らかくてかなり甘い。鴨肉を炙って焦がしたような匂いがあり効果的。普通版と比べて尖った部分が無く穏やかで、醤油と鴨のうまみや香りが融合している印象。辛い刺激はない。
鶏のつくねは長辺が2cmぐらいのしっかりしたものが四個入っており、芯までジューシーで普通版よりも有難味がある。ネギも思った以上に香りで主張する。但しカマボコはなし。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップそば |
EANコード | 4 902105 282212 |
会社名 | 日清食品 |
製品名 | 日清の最強どん兵衛 鴨だしそば |
謳い文句 | 麺の弾力、のどごし太そば 大きさアップ香ばしつくね 特製鴨オイルコクと深みの鴨だし このどん兵衛すべてが主役 |
調理方法 | 熱湯5分 |
質量 | 内容量103g/麺66g |
熱量 | 423kcal (1771kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.8+3.6g) |
付属品 | 液体スープ、調味油・かやく(味付鶏つくね・ねぎ)は混込済 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 2mm強の扁平断面、普通版より輪郭が強調され存在感が高い、揚げ麺の限界も感じる |
汁・ソース | 透明感のある濃い茶色、口当りが柔らかく甘い、焦げ臭い、刺激やトゲがなく穏やか |
具・その他 | 大きな鶏つくねは中までジューシー、各要素で普通版より質感は高いが驚きは少ない |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2024/03/01 |
賞味期限 | 2023/04/12 |
入手方法 | 2023/12/06 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 214 JPY |