No.7362はつらら、毛がに味北海道ラーメン みそ味。北海道紋別郡湧別町の会社で、製造は同じ町のみなみかわ製麺、と思ったら住所は全く同じ。製造と販売を分社化しているのかな?前回7361で紹介したアサヒ食品工業の近所だね。毛がにの他にたらばがに、更に帆立貝柱味が存在するが、全てにみそ・しお・しょうゆのバリエーションがあるわけではない。
▲上は34年前のみなみかわ製麺、毛がにらーめんしお味
下は前回紹介したアサヒ食品工業の毛がにの風味ラーメン
ここの製品を食べるのは随分と久しぶりだなあ、と思って調べてみたが、34年前(1989年8月製造)に食べた同社製品はしお味だった。当時のデザインは今と同系統だがよりシンプルで、前回のアサヒ食品工業のものとよく似ているなあと思った。(これ、触れてはいけない話だったりして?)
食べてみて、毛がにの匂いが結構明確に感じられる。ベースとなる味噌味も甘めで開放的、ミルキーさすら感じるもの。前回紹介したアサヒ食品工業の毛がに風味ラーメンとはスープのキャラクターがかなり異なることが興味深い。
外来の観光客が土産にどちらを選んだらいいのか?と聞かれたら、今回の品の方が毛がにの存在がハッキリしているので勧めやすいが、両方買って食べ比べるのも一興だと思う。味覚や嗅覚のトレーニングにもなりそうだ。
一方で麺の印象は舌触りや歯応え等でよく似ている。前回のアサヒ食品工業はゆで時間の指定が6分で、もう少し短い方が良さそうだなと思ったが、今回の品は5分半~6分と幅を持たせてあり、5分半で切り上げたら前者よりも曖昧さが少ないように感じた。毛がにの成分が練り込んであることも一緒だが、どちらも麺がプンプン匂うわけではない。あくまで毛がに味スープとの親和性が良くなる程度である。
麺は幅2.5mmで、角は丸められており優しい舌触り。ベトつかずにサラッとした食感。前回食べたアサヒ食品工業の毛がにの風味ラーメンとよく似た印象の麺だが、こちらはゆで時間の指示に幅があり、早めの5分半で切り上げたところ、程々のコシが出ていた。麺にカニの粉末を混ぜてあるそうだが、よく判らなかった。
スープは大豆をすり潰した粉っぽさがある。甘めでちょっとミルキーな感覚があり、開放的な味噌味だと思った。毛がにの香りは結構明確に感じられ、この点は前回のアサヒ食品工業と対照的。こちらの方が毛がにラーメンとして特徴が判りやすい。辛い刺激はなく、ネギ等の薬味を入れたいところだ。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 976472 002476 |
会社名 | つらら |
製品名 | 毛がに味北海道ラーメン (製造はみなみかわ製麺) |
謳い文句 | <かに味乾燥麺><具材付きではありません> |
調理方法 | ゆで5.5〜6分分離調理 |
質量 | Net145/麺90g |
熱量 | 383kcal (1604kJ) |
Na | ~g(食塩相当量6.7g) |
付属品 | 液体スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 要 |
麺 | 2.5mm幅で優しくサラッとした触感、7361と似た食感、ゆで時間短めでしっかりする |
汁・ソース | 大豆の粉っぽさ、甘めでミルキー、開放的なみそ味、明確なかに風味、辛い刺激なし |
具・その他 | 薬味を入れたい、おなじ紋別の毛がにみそ味の7361と似ているが、食べると結構違う |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2023/09/27 |
賞味期限 | 2023/12/15 |
入手方法 | 2023/07/04 道の駅マリーンアイランド岡島(枝幸) |
税込購入価格 | 320 JPY |