No.7739はヤマダイ、ニュータッチ 大阪かすうどん。油揚げ麺による非凄麺のうどん。「かす」とは牛の内臓を油で揚げたもので油かすともいい、天ぷらを揚げた副産物の揚げ玉・天かすとは別物。
ヤマダイは「かす」という素材を強く推していて、これを使った焼そばも製品化していたが、最近同社Webサイトから製品情報が消えてしまった。入れ替わりに「ホルモンたれ焼そば」という製品が発売されたのだが、これもパッケージに通天閣の白黒写真が使われており、同系の製品なのだろう。
フィリピンの即席麺には豚の皮を油でカリカリになるまで揚げたトッピングが付いているものがあり、今回の「かす」もこれに通じる感覚なのだろうと思う。
食べてみて、売りとなる具は油かすというよりも揚げ玉うどんという印象を受けた。小さな「かす」を核として小麦粉の衣を付け揚げたもので、食感としてはほぼ揚げ玉である。ただ単なる揚げ玉にはないホルモン系の匂いが感じられ、本製品ならではの個性になっている。但し決して強い匂いではなく、内臓という食材が苦手な人でもほぼ大丈夫な程度。このおかげで懐に入り込むような親しみやすさを感じた。
正直いうとややジャンキーさを感じる素材であるが、しっとりとして質感の高い液体スープととろろ昆布が粗っぽい部分を補って体裁を整えている印象。甘めで昆布ダシが強く醤油濃度は薄い。麺は印象が薄いけれど、スープと油かすが不思議な均衡を保っている製品。あとこの製品はノンフライの凄麺では絶対に成立しない味だろうと思う。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | カップうどん |
| EANコード | 4 903088 017020 |
| 会社名 | ヤマダイ |
| 製品名 | ニュータッチ 大阪かすうどん |
| 謳い文句 | かす」入り揚げ玉! 国内産とろろ昆布使用 「かす(油かす)」とは、牛の腸をじっくりと油で揚げたものです |
| 調理方法 | 熱湯5分 |
| 質量 | 内容量100g/麺70g |
| 熱量 | 377kcal(1,583kJ) |
| Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量2.3+3.3g) |
| 付属品 | 液体スープ、かやく(かす入り揚げ玉・かまぼこ・とろろ昆布・ねぎ) |
| ノンフライ麺 | × |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 麺は幅5mmで薄い扁平角断面です。輪郭は鈍めで、密度も高くない感じですが、ふっくらして優しい舌触りです。生のうどんに近付こうとする意図は全く感じられませんが、軽すぎず、脆くもなく、カップうどんらしい気軽さを備えた麺です。 |
| 汁・ソース | スープは透明感がある淡い色で、甘く軽い香ばしさが漂います。液体スープらしく滑らかで尖った部分がなく、安っぽさは感じません。醤油濃度は薄く、甘めで、昆布の香りが強いです。油かすの入った揚げ玉のせいか、一歩踏み込んだ人懐っこさを感じます。 |
| 具・その他 | その揚げ玉は衣が大部分で、油かすはごく僅かですが、製品全体の方向性を決定付けます。カップうどんの具は油揚げや天ぷらなどの立派さを競うものが多い中、この製品は癖の強さで勝負するのが面白いです。 |
| 総合評価 | ★★☆2.5 |
| 試食日 | 2025/06/27 |
| 賞味期限 | 2025/09/24 |
| 入手方法 | 2025/04/04 クリエイトSD |
| 税込購入価格 | 107 JPY |




