No.7539はイオン、トップバリュ ベストプライス 醤油ラーメン。製造は日清食品で税抜価格は単品で68円、五個パックが298円。同じイオンのPB品で前回紹介したオールタイムヌードルの袋しょうゆラーメン(単品45円、五個パック208円)の上級商品という位置付け。
▲トップバリュ 醤油ラーメン(2019年)
製造は同じく日清食品で、単品が税抜40円
実は五年前にもトップバリュの醤油ラーメンを試食紹介しているのだが、今回はベストプライスというサブブランドが付き外観もJANコードも大きく変わっているので再度の試食を行った。まあオールタイムヌードルと比較する意図もあったし。しかし五年前のトップバリュは税抜価格が40円と、現在のオールタイムヌードルよりも安かったんだなあ。
食べてみて、前回のオールタイムヌードルの素朴さやレトロ感と比べ、麺もスープも明らかに近代的になっている。懐古趣味を売りとする製品ではない。調味油の貢献もあり、質感は半歩程度は勝っていると感じた。
しかし、どちらが好きかと問われたら、少し考え込んでしまうだろう。そして迷った末に懐かしさ加点※でオールタイムヌードルへ軍配を上げることになる。今回のトップバリュ ベストプライスはより汎用的かつ普遍的な内容なのだが、その分代わりとなる製品も多く、これでなければ!という要素が価格しかない。
※「懐かしさ加点」は現在60歳以上の人に有効
なお、五年前に食べたトップバリュ醤油ラーメンとは印象がほぼ一致しており、この間に値段以外の大きな変更はなかった模様。
麺は2.5mmの扁平断面で、表面は滑らか。ふっくら、もちもちしている舌触りで、粘りと弾力感がある。ただ、綺麗すぎるというか、引っ掛かる部分がなく手応えに欠ける。重量感は弱めでコシも弱く、歯応えを楽しむものではない。
スープは濁りがある茶色で、麺とは逆に引っ掛かる部分がある。軽いニンニク臭を伴う調味油の存在が大きく、深みと潤いを与え、味の空間を拡げてる。ポークベースのうま味は潤沢で、香辛料にも隙がないが、尖った要素は無い。強い味だが、辛い刺激はない。
全体的にやや単調さを感じるので、具や薬味をいろいろ入れたい。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 549414 433999 (5p:433937) |
会社名 | イオン |
製品名 | トップバリュ ベストプライス 醤油ラーメン (製造は日清食品) |
謳い文句 | 鶏油風味の特製オイル付き もちっと太麺 ポークのうまみに白こしょうやにんにくをきかせた醤油ベースのスープ |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | 内容量96g/麺85g |
熱量 | 421kcal(1,763kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.7+5.1g) |
付属品 | 粉末スープ、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 2.5mmの扁平断面で表面は滑らか、ふっくらした舌触り、整いすぎて手応えに欠ける |
汁・ソース | 濁り茶色、調味油が深みと潤いを与える、豚の旨味が強く隙がない、鋭い要素はない |
具・その他 | やや単調さも感じるので具や薬味を入れたい、オールタイムよりは近代的だが類型的 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2024/06/17 |
賞味期限 | 2024/12/03 |
入手方法 | 2024/05/20 グルメシティ |
税込購入価格 | 73 JPY |