No.7490はインドネシアのPT Surya Pratista Hutama Suprama Sidoarjo、BestWok Mi Goreng Black Pepper Seafood Flavour。長い社名だなあ。ウチが初めて紹介するブランドで、インドネシア国内でどれほどの存在感があるのは不明。行かなきゃ判らない。台湾での購入品。
四月の頭にYouTubeのチャンネル登録者(多分インドネシア人)から丁度「BestWokのミーゴレン、オリジナル味をレビューして下さい」という書込みを頂いており、今回の品は黒胡椒海鮮味なので完全一致ではないものの、一応要望に応えることが出来た。よかった。
食べてみて、黒胡椒海鮮味ということであり、IndomieやSedaap等インドネシアの即席ミーゴレンの標準的な味からは少し外れているが、それなりにうまくまとまっていると思った。多分日本人にも受け入れられる味だと思う。
インドネシアのミーゴレンらしくない点は甘い醤油だれのケチャップマニスや唐辛子の辛さを含むサンバルソース、香ばしいフライドオニオンの存在感が殆どあるいは全く無いことで、代りに海老っぽい香ばしさと黒胡椒の刺激がある。
なので前述のYouTuber登録者がレビューして欲しいと要求したオリジナル味ならばもっと一般的なミーゴレンの味がするのかもしれない。ああ、やっぱインドネシアへ行って他の味も買ってこなけりゃならないな。
麺は幅2mmの角断面で、輪郭はやや曖昧で、ボリューム感に乏しい。少し硬めでモッサリした舌触りで、粘りもあるので歯応えは鈍め。インドネシアのミーゴレンで定番のインドゥミーやスダップと比べて、重さを感じる麺である。
ソースは海鮮の匂いがする。エビやイカを炒めたあとの油をそのまま使って麺を炒めたような印象。唐辛子ではなく黒胡椒の軽い刺激がある。うま味は強い。ミーゴレンでよくある甘い醤油だれの味は殆どせず、サッパリしているが、少し酸味も欲しいと思った。
具無しでも物足りなさは感じないが、せっかく海鮮の香りがするのでエビを入れたいところだ。ミーゴレンで定番のフライドオニオンは付いていない。
国名 | インドネシア |
ジャンル | 袋ミーゴレン |
EANコード | 8 991688 891030 |
会社名 | PT Surya Pratista Hutama Suprama Sidoarjo |
製品名 | BestWok Mi Goreng Black Pepper Seafood Flavour / Rasa Seafood Lada Hitam |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで3分お湯切り |
質量 | 内容量80g |
熱量 | 400kcal (1,236kJ) |
Na | 0.970g |
付属品 | 粉末ソース、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 要 |
麺 | 2mmの角断面、輪郭はやや曖昧で量感に乏しい、鈍めの歯応え、他社より重たい食感 |
汁・ソース | 海老を炒めた油で麺を炒めたような匂い、黒胡椒の刺激、甘ダレや唐辛子の刺激は無 |
具・その他 | フライドオニオンも付属せず、一般的なミーゴレンとは様子が違うが、まとまりは良 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2024/04/06 |
賞味期限 | 2024/05/10 |
入手方法 | 2023/11/01 RJ Mart (Taiwan) |
税込購入価格 | 12 TWD (≒56 JPY) |