No.7472 Indomie (Indonesia) Takoyaki Ramen たこ焼きラーメン

No.7472はインドネシアのIndofood、Indomie Premium Collection Fried Noodles Takoyaki、たこ焼き和風ラーメン。ラーメンと言っても実際は麺を湯切してソースを絡める汁なし麺。

▲日清食品 タコヤキラーメン(1985年)
ダンプ松本のTVCFも話題になったが、
正直言ってあまり良いものだとは思わなかった
同時発売の姉妹品にトキタマラーメンがある

たこ焼きラーメンで思い出すのは日清食品が1985年7月に発売した「タコヤキラーメン」。汁ありのカップ麺で、小さくてしなびたタコヤキが三つ入っていた。

Indomieの和風ラーメンシリーズは2023年3月の発売であり、当初袋の上部に書かれた縦書き日本語の解説文がいわゆる「ヘンな日本語」で話題となった。だが今回入手した品ではまともな文章に改訂されていて、少々ガッカリ。

食べてみて、日本のソース焼そばをうまく模しているなあと思った。ゆでて湯切りをする製品なので正確には焼そばではないが、それはカップ焼そばも同じこと。少なくとも日本人が食べてこれはソース焼そばだ、と認識できるレベルには十分に達している。麺もドッシリした存在感があり好印象。

但しタコの匂いは検知できなかったのでTakoyakiという製品名には若干の違和感がある。一応青のり、削り節、マヨネーズは付いているんだけどね(紅生姜は無し)。ムスリム圏の製品なので豚由来原材料は不使用だが、鰹のうま味が出ていてうま味に不足はない。

インドネシアの汁なし麺なのに、ミーゴレンの影響を全く感じさせないのは意外である。この和風ラーメンシリーズに対する本気度を感じるな。


麺は直径3mmの丸断面で、ふくよかな舌触り。付属のマヨネーズで表面がコーティングされることもあり輪郭はやや曖昧。小麦粉がみっちり詰まっている印象で重量感が高い。硬めで、海外製即席麺としては珍しく粘りとコシがある。ただ歯応えは少し鈍い。焼そばとしては量が少なめ。

ソースは甘めで、タコヤキといってもタコの匂いはせず、ズバリ日本のソース焼そばといって良い。インドネシアは土地柄ポーク味が使えないが和風の削り節が効果的で、うま味は必要十分。但しマヨネーズに酸味がなく、紅生姜も付いておらず、唐辛子系や胡椒の刺激もないので何だかシャキッとしない。大らかな印象の焼そばである。

ふりかけの青のりは効果的。ただ全体的に単調なので、キャベツや肉を追加したくなる。

国名 インドネシア
ジャンル 袋汁なし麺
EANコード 0 89686 04012 8 (UPC)
会社名 Indofood
製品名 Indomie Premium Collection Fried Noodles Takoyaki
謳い文句 和風ラーメン 厳選された食材を使用し、和の味を生かした本場の味を楽しめます。太くてコシのある麺のおいしさはあなたの舌を満足させ、新しい食体験をお届けします。
調理方法 ゆで3分お湯切り
質量 内容量91g
熱量 406kcal (1700kJ)
Na 1.000g
付属品 液体ソース、マヨネーズ、ふりかけ(青のり)
ノンフライ麺 ×
湯切り
Φ3mmの丸断面、ふくよかで重量感大、海外製品に珍しくコシがある、歯応えは鈍め
汁・ソース 甘いソース味、ほぼ日本の焼そば、和風味だがタコの匂いはせず、マヨは酸味がない
具・その他 青のりと削り節が効果的、キャベツと肉を入れたい、たこ焼きではなくソース焼そば
総合評価 ★★☆2.5
試食日 2024/03/12
賞味期限 2024/04/23
入手方法 2023/11/01 RJ Mart (Taiwan)
税込購入価格 16 TWD (≒74 JPY)

「No.7472 Indomie (Indonesia) Takoyaki Ramen たこ焼きラーメン」への1件のフィードバック

  1. かつての松田食品(現おやつカンパニー)「たこやきそば」を思い出しました。チープながらなかなかの味だったとの記憶。復活しないかなあ。

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