No.7376は東洋水産、マルちゃん 屋台十八番 旨辛。北海道限定品。この製品は北海道へ行く際の買い物リストに挙げていたため、渡道してすぐに五個パック品を購入した。しかしその後に単品売りの現場に何度も出くわし、買うのが早かったかなと後悔。まあ後で購入しようとして、その後二度と出会うことがなかったパターンも数多くあるので、基本は一期一会の運頼みなのだが。
▲マルちゃん 屋台十八番 担担麺(2016年)
よく似た外観だなあ
今回の品は発売が2019年8月であり、それ以前の北海道限定屋台十八番には担担麺(担々ではない)、塩担担麵という製品があった。特に担担麵は黒基調のパッケージが今回の品にソックリで、こいつの後継機種として位置付けられているのかな?と密かに睨んでいる。
食べてみて、唐辛子の心地よい辛さ(激辛ではない)とニンニク臭、椎茸主体のうま味、薄めの味噌で構成されるユニークな味である、と同時に従来製品の担担麵を和風味に仕立て直したような印象を持った。
どちらも決して濃厚という感じではなくアッサリした味で、これをちょい辛の刺激で包んだようなところが共通する。前述の通り外観も似たようなものであり、まさに後続の製品と呼ぶのが相応しい。そしてこれが北海道民の好む味やデザインを具現化したものなのだろう。
麺は幅2.5mmの角断面で、黄色がかっている。ふくよかな舌触りで、存在感が大きい。穏やかな印象で、歯応えや食感で突出する点はないが、普及価格帯の揚げ麺として、これといった不満は感じなかった。
スープは尖った印象の辛さと鋭いニンニクの匂いが強く出ている。でもうま味も潤沢に出ており、痩せた感じはしない。原材料の中に味噌と椎茸エキスが含まれており、これらが強い刺激を緩和して、麺と同様のふくよかな味にしているのだと思う。
少しうまみが強すぎ、単調で一本調子に感じられるので、いろいろな肉や野菜を入れたくなる。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 901990 513531 (5p:513548) |
会社名 | 東洋水産 |
製品名 | マルちゃん 屋台十八番 旨辛 (北海道限定) |
謳い文句 | 北海道工場からお届けします |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net93/麺80g |
熱量 | 432kcal (1809kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量2.2+3.5g) |
付属品 | 粉末スープ、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 黄色がかった2.5mmの角断面、ふくよかな舌触りで穏やかな食感、凡庸だが不満なし |
汁・ソース | 尖った辛さとニンニク臭、薄い味噌と椎茸の旨味、アッサリだが痩せた感じはしない |
具・その他 | 旨味が強すぎ単調なので具を入れたい、昔あった担担麺味を和風に仕立て直した感じ |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2023/10/13 |
賞味期限 | 2023/11/28 |
入手方法 | 2023/07/01 フクハラ |
税込購入価格 | 462 JPY / 5p |