No.7369は北海道観光物産興社、北海道限定 蟹味噌らーめん。札幌の会社で、製造は同じ札幌の森住製麺。
前回紹介した小六のかにみそラーメンはカニの甲羅に入っているかにみそを使った品だったが、今回はどうだろうか?双方とも袋には毛がにの姿があしらわれているのが共通するが、製品名の表記が蟹味噌と漢字であることが異なる。
今回の品を買ったときは心に余裕があったので裏面の原材料名を確認したところ、かにみその表記は無く、スープにカニエキスが含まれるに留まる。単なるカニ味の味噌ラーメンだね。また麺へカニ成分を練り込むことはしていない様子。色々なカニの味噌ラーメンを食べ続けてきて、注意すべき点が分かってきたぞ。
食べてみて、麺もスープも存在感が強い。これはいい点と悪い点の双方を含んでおり、ちょっと構えて食べることを強いられるように感じた。毛がにの存在は出しゃばらず、陰で製品を支えている感じ。「蟹」だけに期待をして食べるとちょっと肩すかしを食らった気分になるかもしれない。
なお今回の品は本来湯切りをせずゆで汁でスープを溶くよう指示があるものを、麺を湯切りして別途熱湯でスープを溶いてしまった。直近で食べたカニ味噌ラーメンがみんな湯切りする作り方だったので、惰性でやっちゃったよ。
言い訳臭いが麺をゆでていてゆで汁の汚れ(澱粉の溶出など)が比較的少なかったので、どちらで作っても味には大差が無かっただろうと推測する。
麺は幅3mmの扁平角断面で、厚みも十分にある。板状の生地を短冊状に切り出したたような、水平垂直がハッキリ出ている感じの舌触り。重量感があり、硬めでしなやかさに欠けるので、ゆで時間は長めの方がいいかもしれない。蟹エキスは入っていないが、自己主張の強い麺である。
スープは味噌のザラツキ感があり、塩分が強く甘さは控えめの、険しい印象で押しの強い味噌味。毛がにの香りはわざとらしさがなく控えめで、むしろポークのうま味の方が強く感じられる。香りの手数は多いが、脂っ気は少なく、辛い刺激はない。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 936372 006547 |
会社名 | 北海道観光物産興社 |
製品名 | 北海道限定 蟹味噌らーめん (製造は森住製麺) |
謳い文句 | カニの旨味が溶け込んだ濃厚なコクの味噌味スープ |
調理方法 | ゆで4.5〜5分 |
質量 | Net120/麺70g |
熱量 | 376.4kcal (1576kJ) |
Na | ~g(食塩相当量8.0g) |
付属品 | 液体スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 幅3mmの扁平、縦横輪郭が明快、重量感がある、やや硬めなのでゆで時間長めを推奨 |
汁・ソース | 味噌のザラつき、塩分が強く険しい印象、毛ガニの香りは程々で豚の旨味の方が強い |
具・その他 | 辛い刺激無し、カニ濃度低め、麺もスープも存在感が強いというか人との距離が近い |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2023/10/06 |
賞味期限 | 2023/11/23 |
入手方法 | 2023/07/11 道の駅サラブレッド新冠 |
税込購入価格 | 248 JPY |