No.7361はアサヒ食品工業、毛がにの風味ラーメン みそ味。北海道は紋別郡湧別町の会社。道東だね。会社情報を検索したら、同名の会社が愛知県と兵庫県にもあるようで、更に朝日やあさひや旭を含めたり、工業抜きを含むと全国に類似名称の会社が散らばっていることが判明した。上湧別の道の駅で購入したのだが、この至近距離に会社があるらしい。Googleで場所を確認すると、随分こじんまりとした建物だねえ。
同社は生麺も造っているが、乾麺に関しては毛がに風味とたらばがに風味のそれぞれにみそ/しお/しょうゆ味がある。全部買って帰りたい気持ちはあったが、荷物が膨大になるので我慢した。
▲透明地への印刷。その裏にあるスープの小袋は光沢の銀色で
文字が反射して二重に見え、記載内容がとても読み難い。
食べてみて、良くも悪くも予想より毛がにの匂いが控えめ。私は香料をわざとらしくプンプン振りまくような食品は苦手なので、この節度ある設定は嫌じゃない。反面これがオホーツクの毛がに味かぁ!という有難味に欠ける側面もあり、本音を言うともう少し毛がにの存在が分かり易い方がいいかな?とも思う。
説明書きには何も存在が語られていないのが不思議だが調味油が付いていて、ここに毛がにの匂いが封じ込められている。麺にも毛がにエキスが練り込まれているそうだが、食べてすぐに分かる程の強さではない。だが同系統の香りが付いているせいか、麺とスープの馴染みが妙に良いなあと感じた。
麺は太さ2.5mmで、角は丸められており、穏やかな舌触り。ベトつかずに麺同士が独立している印象。でもコシは今一つで、ゆで時間は指定の6分では少し長いように感じた。麺に混ぜ込んだ毛がにのエキスの匂いは明確には判らなかったが、カニ味のスープとの馴染みが良いと思った。
スープは少しザラついた感覚があるが、意外に味噌濃度は高くない印象を受け、味噌と醤油の中間程度の味に感じた。蟹の香りは主に調味油に閉じ込められているようだが、あまり強くはない。その分しつこさやわざとらしさもない。僅かにピリッとくる唐辛子の刺激がある。塩分は結構強く感じられるので、適度に野菜を入れたいところだ。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 971340 004231 |
会社名 | アサヒ食品工業 |
製品名 | 毛がにの風味ラーメン みそ味 |
謳い文句 | 毛がにエキス入麺 カニ特製スープ付 北海道を代表する海鮮の幸、毛がに。本場札幌ラーメンとの出会いが新しい味を産んだ。 |
調理方法 | ゆで6分分離調理 |
質量 | Net131/麺90g |
熱量 | 450kcal (1884kJ) |
Na | ~g(食塩相当量6.4g) |
付属品 | 液体スープ、調味油 |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 要 |
麺 | 幅2.5mmで角は穏やか、ベトつかず麺の分離が明確、コシは弱め、ゆで時間短めが良 |
汁・ソース | ザラつき感有、味噌濃度は高くない、調味油に控えめな毛がにの香り、僅かにピリ辛 |
具・その他 | 蟹エキス入麺とスープの馴染みが良、派手な匂いがしないのは長所でも短所でもある |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2023/09/26 |
賞味期限 | 2023/11/22 |
入手方法 | 2023/07/03 道の駅おんねゆ温泉 |
税込購入価格 | 370 JPY |