No.6559 Insta Cup (Italy) Fettuccine Carbonara

No.6559はイタリアのLiodry Foods、Insta Cup Fettuccine Carbonara。パスタの一種、フェットチーネ。イタリアの即席麺は過去Star社の製品を何度か試食しているが、実はこれポーランドの味の素が製造したもの。殆ど同じ製品がスペインのGallina Blanca社からも出ており、Star社が主体的に開発したとは思えない。それに対し今回のInsta Cupはイタリア製であることを高らかに謳っている。

Insta Cupシリーズにはパスタ以外にも姉妹品としてカップご飯、クスクス、キヌアといったバリエーションがあり、日本のカップ麺とはかなり異なる価値観の下で企画されているように思われる。

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No.6558 金牌干溜 (China) 重慶小面 麻辣汤面

No.6558は中国の重庆辣有引力餐饮管理、 金牌干溜 重慶小面 麻辣汤面。英語表記は社名がChongqing Hot with Gravity Catering Management、製品名がKings Noodle Chongqing Xiao Mianとなる。オーストラリアの中華系スーパーで入手したもので、価格は6.79AUD、購入時換算でなんと516円の高額即席麺である(一人前)。

重慶は中国内陸部の人口3000万人を超える「市」であり、ここで生まれた辛い麺料理が重慶小面である。今回の試食直後に「重慶マニア」という本の案内が来て、私の好奇心のツボをくすぐられてしまったよ。食べる前に読みたかったな。

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No.6557 Indomie (Egypt) Beef Flavour (Cup)

No.6557はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Beef Flavour (Cup)。えっ?Indomieってインドネシア産じゃあないの?と思われた方も多いだろうが、Indomieは主にイスラム圏のあちこちでライセンス生産されるWorld Wideの即席麺ブランドなのだ。そしてこの品が私にとって初のアフリカ製即席麺の試食となる。嬉しい!

▲エジプトのスーパーにて

アラビア文字は右から左に記述するので、使用するソフトウエアが対応していないとうまく表示できない。動画編集で使っているAdobe Premire Elementsも非対応なのでタイトル文字を一文字毎にコピペして逆方向に並び替える作業を強いられてしまったよ。

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No.6556 永南食品 (Hong Kong) 公仔碗麵 五香肉丁味

No.6556は香港の永南食品、公仔碗麵 五香肉丁味。英語表記はWinner Foods、Doll Bowl Noodle Spiced Pork Cubes Flavourとなる。永南食品は日清食品グループ傘下にあり、香港の日清食品よりも安価なレンジを受け持つ。中国大陸側には珠海金海岸永南食品という子会社がある。

香港のデモは理工大が陥落して一旦沈静化したが、この先どうなるかは不透明。香港の街は即席麺探しでいろいろ歩いたのでどうしても動静が気になってしまう。今の対決姿勢のままデモが先鋭化すると参加者にとって生命の危機や不本意な扱いを一生強いられる可能性があるので、無責任に頑張れとは言えないのがもどかしい。

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No.6555 楽 (France) Tanoshi Japon Saveur Légumes et Sauce Soja

No.6555はフランスのDistriborg、 楽 Tanoshi Japon Saveur Légumes et Sauce Soja。野菜醤油味で製造はベトナム。

ここ最近フランス市場向け製品を試食紹介する機会が多いので、即席麺で頻出するフランス語を少しは読めるようになってきた。フランスで突然スーパーの即席麺売場に放り込まれたとしても、鶏・牛・海老・野菜ぐらいの区別は付けられる。とはいっても発音や記述は全く判らないままだ。このブログやYouTube動画を作る際に、éèêěëēęのような補助記号の付いた文字を出すのにも毎回悩んでいる。(フランス語だけじゃないけれど)

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