No.6391 八郎めん 長尾中華そば あっこく麺(醤油味)

No.6391は製造が八郎めん、長尾中華そば あっこく麺(醤油味)。販売は青森県土産販売によるもので、八郎めんは秋田の会社。「あっこく」とは店舗の長尾中華そばにある「あっさり」味と「こく煮干し」味のスープを合わせていいとこ取りをしたもの。津軽煮干がふんだんに使われているらしい。

パッケージは紺色の地に白の筆文字。シンプルだが力強く、店頭で並んでいるのを見掛けた際に「おっ!?」と目を奪うぐらいのインパクトがある。中身もこの外観のイメージと同様だと良いのだが。

そういえば最近日本ではもうあまり見なくなった光を透過してしまう袋だなあ。大抵の製品は素材が遮光性のあるアルミ蒸着フィルムになってしまったのに。まあ今回の製品は道の駅とか高速のSAなど販路が限られていて、店舗の軒先で太陽光を浴びせられながら放置されることは無いという前提で材料選定をしているのかな。

食べてみて、なかなか良い。今まで八郎めんの麺は少し水っぽさというか小麦粉濃度が薄いような感じを持っていたけれど、今回の品はあまりそのような印象は無くて引き締まった感じが出ている。見た目は変わらないんだけどね。菊水や藤原製麺の領域にかなり近づいたように思う。

スープはかなり自己主張をするが、きちんと調教されており破綻は無い。煮干しの香りが強いけれどエグ味や嫌味は無いし、良い意味での乾燥臭さがある。煮干しだけでなく畜肉系の旨みが下支えしているように感じられ、豚骨かな?と思ったのだけど原材料名にはガラスープ・チキンエキスとしか書かれていない。まあこの鶏のうま味があってこそ煮干しの良いところだけを引き出しているのだろう。力感も十分にあり、素で食べても物足りなさは感じない。微妙な力関係のバランスをうまく取っていると思うし迷いも無い。その意味ではパッケージの印象と中身の味は割と近いと感じた。

国名 日本
ジャンル 袋ラーメン
EANコード 4 964868 111482
会社名 八郎めん(製造者)、青森県土産販売(販売者)
製品名 長尾中華そば あっこく麺(醤油味)
謳い文句 青森 津軽ラーメン 特製無類 津軽煮干
調理方法 ゆで5分
質量 Net125/麺80g
熱量 376kcal (1574kJ)
Na(麺具+汁) 〜g(食塩相当量8.0g)
付属品 液体スープ
ノンフライ麺
汁なし麺 ×
中太で重量感がある、同社としては水っぽさが無く締まった歯応え、香りはあと一歩
汁・ソース 煮干しの旨味が強いが雑味はなく良くまとまっている、いい意味での乾燥臭さがある
具・その他 畜肉系の味が下支えしており力感も十分ある、強い味だが破綻せずバランスしている
総合評価 ★★★☆3.5
試食日 2019/01/14
賞味期限 2019/02/22
入手方法 2018/10/23 南相馬SAセデッセかしま
税込購入価格 298 JPY