No.6384はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 尾道中華そば。凄麺シリーズは大所帯であり、ヤマダイのWebサイトを見ると現時点で31種類を擁し、その中でのご当地シリーズだけでも20種類がある。時々品目の入れ替えもあるので正直なところ今まで自分が何を食べてきて何が未試食かをハッキリと把握しきれていない。
なので今回この尾道中華そばと遭遇した際も「あれ~、これ食べたっけなあ?」と迷ってしまったよ。調べてみたら発売は2018年6月、結構最近出た製品なんだ。以前から日清食品の麺ニッポンで尾道ラーメンがあったから、それとゴチャ混ぜになっていたみたい。
i-ramen.netにおける凄麺の試食はこれが49種目。これだけあると何を食べたか判らなくなってもしょうがないよなあ。凄麺の前身となる生粋麺も十種類近く食べているし。
で、凄麺の凄いところは2001年10月以降18年に渡って安定して高いレベルを保ってきて、少なくとも自分が食べた中では殆どハズレ品が無いところ(ちなみに2005年5月のNo.3121、凄麺大人の焼そばだけは★2.0だった)。単発で突出した凄い製品を出すよりも大変なことだと思う。
食べてみて、麺もスープも具もみんなしっかりしていて高レベル。少なくとも凄麺に期待する品質感が達成されている。麺は太めでしっかり、輪郭はクッキリで重量感がある。スープは濁り感の少ない濃い茶色で醤油が主張する。背脂が浮いている以外は意外にスッキリ。チャーシューとメンマはみずみずしくリアルな食感。
だけど、各要素の融合という点でちょっと凄麺らしくないようにも感じてしまった。麺汁具の一体感が弱く、それぞれを五点満点の四点だとすると、4+4+4=10ぐらいになっちゃったような。とくに麺とスープの相性かなあ?★は3.0点だし決してハズレ品ではないのだが、長い間培ってきた信頼から来る期待感にはちょっと達していないように感じた。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 903088 013428 |
会社名 | ヤマダイ |
製品名 | ニュータッチ凄麺 尾道中華そば |
謳い文句 | 瀬戸内の港町で愛されてきた素朴な味 |
調理方法 | 熱湯5分 |
質量 | Net115/麺62g |
熱量 | 329kcal (1377kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.7+2.1g(食塩相当量1.8+5.3g) |
付属品 | 液体スープ、レトルト具(味付豚肉・メンマ)、かやく(ねぎ) |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 太めの角断面で輪郭は明確、重量感がある、自己主張が強いがスープとの相性は今一 |
汁・ソース | 濁りの少ない濃い茶色、醤油の香りが強い、背脂の割に意外とスッキリ、刺激は弱い |
具・その他 | 肉とメンマはリアルな食感、各要素の質感は十分高いが凄麺としては一体感に欠ける |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2019/01/06 |
賞味期限 | 2019/01/30 |
入手方法 | 2018/08/25 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 181 JPY |